脳 梗塞 治療 期間。 脳梗塞のリハビリ期間・治療のステップと知っておきたい5つの知識

脳梗塞の治療薬の種類と特徴

脳 梗塞 治療 期間

スポンサーリンク 脳は、頭だけでなく全身の活動にかかわってくる大事な臓器です。 その分多くの栄養分が使われるので、脳には隅々の細胞にまで栄養分をしっかりと届けるための毛細血管が多く存在しています。 血管が細く、しかもその数が多いのですから、血栓ができたり血液がドロドロとした状態になったりすると、 詰まりが生じることがあります。 その詰まりによって、 細胞が栄養分を受け取ることができずに弱っていくことが、脳梗塞の原因となっています。 脳梗塞になると、脳の機能が低下することで、意識や感情を保つことが困難になったり、手足を動かしにくくなったりします。 しかも詰まりを放置しておくことで、こういった症状はどんどん悪化していくことになります。 そのため脳梗塞を発症した場合には、速やかに治療を受けることが必要となります。 脳梗塞の治療は、多くの場合は 点滴によっておこなわれます。 詰まりの原因は、血液中のたんぱく質や脂質にあるので、点滴ではそれらを分解する薬が使われます。 点滴を続けることで、徐々に血液は流れやすくなり、細胞への栄養供給がスムーズにおこなわれるようになるのです。 スポンサーリンク 治療期間は、脳梗塞の度合いと、患者の年齢によって異なってきます。 比較的軽度の脳梗塞の場合、若く体力のある人なら、治療期間は 1週間程度となります。 しかし軽度でも、高齢で血管が萎縮している人の場合、治療期間が 1ヶ月ほどになることもあります。 また、脳梗塞がある程度進行している場合には、若い人でも治療期間は 1〜2ヶ月になります。 高齢者の場合は治療期間がさらに長くなり、中には 半年以上点滴を続けているという人もいるのです。 また、脳梗塞ではしばしば、血管の破裂によって出血が生じることがあります。 このような場合は、点滴ではなく、まずは出血を起こしている部分を塞ぐための 手術がおこなわれます。 そして手術が終わってから、点滴による治療が開始されるのです。 点滴によって血液が流れやすくなれば、再度の破裂が防がれやすくなるからです。 手術をおこなった場合は、その分だけ治療期間は 1ヶ月ほど長くなります。 また、人によっては5〜6ヶ月という長期間の リハビリが必要となることもあります。 リハビリによって、以前と同じように生活できるようになる可能性が高くなるのです。 スポンサーリンク 脳梗塞のリスクを考えるなら生命保険を検討.

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脳梗塞の治療

脳 梗塞 治療 期間

多くの脳梗塞発症した患者さんのご家族は、「 脳梗塞は突然発症するのですね?」と驚かれます。 脳梗塞は、脳の血管が詰まることで、手足が動かなくなったり、喋りにくくなったり、意識レベルが低下するといった症状を起こします。 ある日突然、身内の方は、 驚き・心配・不安に直面することになるのです。 今後どうなるのか? いつまで今の病院にいられるのか? リハビリでどこまで回復するのか? といった不安にさいなまれます。 これからの流れが予想できれば、多少でも不安が和らぐものです。 今回の記事では、主に 「脳梗塞のリハビリ」を「期間の観点」から説明します。 具体的には、 発症から急性期病院・回復期病院・自宅で行われる脳梗塞のリハビリについてご紹介します。 少しでも皆様の不安が和らげば幸いです。 1.「脳梗塞」最近の特徴とは 脳梗塞の原因は、高血圧、糖尿病、高脂血症といった生活習慣病です。 最近では、昔のように脳梗塞で当然亡くなる方は減っています。 それは、健康診断等で生活習慣病対策が行き届いているからです。 そのため、ガンや心臓疾患にくらべ脳梗塞に対する関心も減っているようです。 しかし、 頻度は決して減っていません。 最近の傾向をご紹介します。 最近ではガン、心臓疾患についで3位になっています。 そのため、脳梗塞になる方も減ったと思われがちですが、 現在でも年間で約80万人近い方が脳梗塞を発症しています。 1-2.後遺症は残ることが多い 脳梗塞が発症すると、 20%の方がお亡くなりになり、後遺症がなく退院できる方は20%と報告されています。 残りの60%は軽重はあるのですが、何らかの 後遺症が残ります。 1-3.若年者が増えている 超高齢化社会が進む中で、脳梗塞が発症する年齢は高齢化しています。 しかし、気になることは 50歳未満の若年で発症する方が増えていることです。 私の外来でも、50歳未満の患者さんが増えてきた印象があります。 英国のインペリアルカレッジ・ロンドンのデータでは、 2030年には、若年層の患者数が2倍になると予想されています。 そのため、ますます脳梗塞のリハビリは重要となるのです。 2.リハビリを開始するのはいつから? 脳梗塞が起こった場合、地域の基幹病院に緊急入院することから始まります。 入院後は、症状に応じて血の流れを良くする薬や血栓を溶かす治療を行います。 それらの処置が行われ、血圧や脈などが安定してきたらリハビリが始まります。 しかし、現在は 出来るだけ早急にリハビリを開始します。 なぜなら身体は動かさないと日に日に筋力は落ち、関節が固くなって動かなくなるからです。 早いケースだと、 入院翌日からリハビリを始めることもあり、概ね1週間以内には開始します。 仮に意識がなくても関節を動かしたり、筋肉を刺激させるリハビリを開始します。 3.いつまでリハビリを行う? この章では急性期と回復期のリハビリについて説明します。 発症直後で特に注意が必要な時期が急性期、容態が安定してより積極的なアプローチがとれるようになる状態を回復期と言います。 3-1.急性期リハビリは1ヶ月が目安 脳梗塞のリハビリは、病院での急性期リハビリ から開始されます。 急性期においては、身体の機能そのものの回復が重視されますので、内容は 無理のない、負担の軽い程度のリハビリを中心に行います。 急性期リハビリの 一番の目標は、関節の拘縮や筋力低下といった「廃用症候群」の防止・軽減にあります。 発症前の状態まで回復させることではありません。 そのため 1か月前後で急性期病院から、回復期病院に転院することになります。 昔は、急性期病院で3か月ほど治療からリハビリを行っていました。 そのため、患者さんやご家族とも深いつながりができたものです。 私が25年前に勤務医をしていた急性期病院の患者さんが、現在まで通院いただいていることもあるほどです。 3-2.回復期病院に入院できるのは発症2ヶ月目まで 設備の整った急性期病院での入院継続を希望される方が多いのですが、 長期にリハビリを継続するためには注意が必要です。 急性期病院から回復期リハビリ病院を利用する場合、制度上「発症から入院までの期間」「入院できる期間」それぞれに期限が設けられています。 脳梗塞と診断された場合、 回復期リハビリ病院に入院できるのは「発症から2ヶ月(60日)以内」の方のみです。 つまり、 急性期病院での入院が2か月を超えると、回復期リハビリ病院への転院はできなくなります。 その結果、 退院して自宅でリハビリをしなくてはならなくなるのです。 そのため、 急性期病院に入院して、1〜2週間で次の回復期リハビリ病院を探す必要があるのです。 さらに、無事に回復期リハビリ病院に入院できてもいつまでもリハビリを続けられるものでははありません。 脳梗塞を中心とした 脳血管障害に対する病院でのリハビリは、脳血管障害では150日、 高次脳機能障害を伴った重篤な脳血管障害では180日と制限があります。 昔を知っているものからすると、寂しい話ですが医療費抑制のためにはやむを得ないのかもしれません。 4.回復期病院でのリハビリとは ここからは回復期以後のリハビリについてご説明します。 回復期リハビリ病院では入院施設で、1日最大3時間リハビリに励むことになります。 ここでは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による専門的なリハビリはもちろん、朝起きてから寝るまでの入院生活すべてをリハビリと捉えます。 特に退院後の介護負担を考えると、 患者さんの食事とトイレの自立支援はポイントとなります。 急性期病院と比べて 日常生活動作(ADL:Activities of Daily Living)訓練を中心に実施されます。 厳しいようですが、 医学的に6か月が限界であるのです。 そのため、 身体障害者手帳も発症6か月経ってから申請が可能です。 現在の 医療保険制度で、6か月以降の医療保険でのリハビリを認めていないことも、この理屈によるものなのです。 やはり半年たって動かなければ動きません。 しかし、 リハビリを続けることで、動かない右半身を引きずりながら動くだけの強靭な左半身の力、バランス、コツをつかむことができます。 結果として、10mの移動に1分かかっていたものが、15秒で移動できるようになるのです。 理屈で行けば動かない手足は動きませんが、 リハビリの継続で、日常生活動作は改善し維持することができるのです。 つまり、リハビリは一生続けることが有効なのです。 作業療法では生活の質を上げるための訓練も行います 5.退院後のリハビリ。 患者さんが放った「杖をください…」の真意とは 以前、テレビ番組で脳梗塞により片麻痺が残った患者さんが、 退院後リハビリを続けたくても続けられないことを問題視していました。 その時の言葉が、『杖をください』です。 脳梗塞を専門としてるものからすれば、衝撃的な言葉でした。 通常、回復期リハビリ病院を退院した後は、維持期リハビリと言われる老人施設、介護施設でのリハビリの継続を薦められます。 国としては、6か月経ったあとは、医療保険でなく介護保険を使ってくださいという理屈です。 残念ながら、そのような施設では本格的なリハビリはあまり受けられません。 しかし、 全国では志をもった医療従事者が積極的に介護保険の枠の中で、リハビリを提供しています。 日帰りでリハビリテーションを提供するサービスです。 利用者が自立した生活を送ることを目的として、「運動器機能の向上」「栄養改善」「口腔機能の向上」などを行います。 しかし、開設できるのが、老人保健施設・病院・診療所などに限定されるため、競争原理が働かず、ほとんどどリハビリが提供されていない施設もあります。 どんなリハビリが提供されているか、 施設だけでなくケアマネにも確認することをお勧めします。 リハビリは全く提供されません。 しかし、 リハビリに特化したデイサービスもできています。 当院でも提供している パワーリハビリは、機械を使ったリハビリです。 パワーリハビリテーション学会が設立され、全国のデイサービス、老健等に広がっています。 リハビリに特化した施設も介護保険の補助のもと利用することができます リハビリ特化型デイサービスについては、以下の記事にて詳しく解説しています。 興味のある方は参考になさってください。 退院後は、日々の生活での一挙一動がリハビリに繋がります。 立ったり座ったり、あるいは階段を登ったり降りたり、食事に風呂にトイレに、ありとあらゆる行動がリハビリとなります。 訪問リハビリでは患者さんの生活環境に合わせたリハビリを行います。 以上が、退院後の維持療法のリハビリです。 これらは地域によって差があります。 各地域で問合せされることをお勧めします。 6.再発予防策とは 確かに、リハビリは大事です。 しかし、脳梗塞は再発させないことも大事です。 高血圧、糖尿病、高脂血症のコントロールが重要です。 今まで以上に真剣に取り組みましょう。 絶対、禁煙です。 脳梗塞を発症しても、禁煙できないような患者さんに対しては、医療従事者も情熱を注ぐことはできません。 飲酒については、脳梗塞においては、日本酒1日1合もしくはビール350ml程度の方が、飲酒されない方より発症率が低いというデータがあります。 だからと言って、無理して飲む必要はありません。 脳出血に関しては、一滴も飲まないほうが発症率は下がります。 ならばどうすれば良いか? 日本酒1日1合もしくはビール350ml程度の飲酒であれば、個々の嗜好に合わせてください。 もちろん、それ以上の飲酒は控えましょう。 ならば、何が原因でしょうか。 多くの方が、かなりハードな仕事をこなされており ストレスも一因と思われます。 病気を機に、 仕事より身体を優先とした生活をするようにしましょう。 7.まとめ• 脳梗塞になったら、できるだけ病院でのリハビリが継続できるように、急性期の入院は2か月以内として、回復期病院に移り、医療保険で認められる最大限の期間、リハビリを行いましょう。 退院後は、ケアマネや介護事業所のホームページから、本当にリハビリをやっているデイケア、リハビリ特化型デイサービス、訪問リハビリを探しましょう。 実生活では、再発予防にも気を配りながらリハビリに取り組みましょう。

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脳梗塞のリハビリ期間と押さえておきたい治療のステップ

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脳梗塞を発症した直後の治療は、梗塞の進行を食い止め、血流が滞って機能低下を起こしてしまった細胞をどれだけ再生させられるか、がポイント。 そのため発生直後の急性期は、血管を詰らせている血栓を溶かすための薬剤が投与されます。 こうして早い段階で血流を再開させ、脳のダメージを最小限でとどめることが急性期の治療の目的となるのです。 梗塞の進行を食い止めて急性期がひと段落つくと、今度は再び梗塞が起こらないようにする再発予防が治療のテーマとして変わってきます。 抗血小板薬などを用いて血液を固まりにくくし、血栓を作らないようにする治療が行われるわけです。 このように、脳梗塞の治療は急性期とその後の再発予防とに分けられ、時期によって使われる薬剤の内容なども異なってきます。 発症からの時間や脳の状態を見ながら、医師が治療法と使用する薬剤を適宜選択して行われるのです。 急性期の治療に使用される薬剤 脳梗塞の発症直後に行われる治療として代表的なものは、「tPA(組織プラスミノーゲンアクチベーター)」と呼ばれるもので、血栓を溶かして血流を再開させるための薬剤を投与するものです。 発症から3時間以内と極めて早期にのみ適用となる方法ですが、血管の詰りを溶かす薬剤としてはかなり高い効果が期待できるそうです。 このtPAは、2005年から保険適用された新しい治療法で、早い段階では高い治療効果を上げていますが、発症から時間が経った場合は血管がもろくなっていることもあり、薬剤の投与によって脳出血を起こす可能性もあります。 医師の慎重な判断が必要となる治療法です。 そのほか、病変が1. 5㎝を超す大きなアテローム血栓性脳梗塞が発症した場合、発症から48時間以内に抗凝固剤を投与することがあるそう。 さらに、発症から5日以内に、血小板の血液凝固機能を抑える抗血小板療法が行なわれることもあります。 再発予防や慢性期に使用される薬剤 急性期が過ぎて慢性期に入ると、血栓を作らせない再発予防の薬剤が投与されます。 例えば、アテローム血栓性脳梗塞やラクナ梗塞の場合、アスピリンなど血小板の働きを抑える薬剤で血栓予防を行います。 アスピリンは、鎮痛剤として一般的に用いられていますが、鎮痛目的で処方されるものとは使用量や薬のタイプが異なりますので、自己判断で用いることはせず、医師の診断に基づいて服用する必要があります。 ほかにも、不整脈などの心疾患が原因で起こる脳梗塞には、心臓で血液が固まらないようにするワーファリンなどの抗凝固薬が用いられる場合もあるそうです。 心原性塞栓症に使用される薬剤 心原性塞栓症とは、心臓疾患を原因として心臓の内部に血液が凝固して血栓ができ、血管を通って脳にまで運ばれることで起こる脳梗塞です。 心原性塞栓症を発症した場合、再発防止のために血液の凝固を抑制して血栓ができにくくする抗凝固薬が用いられます。 抗凝固薬には以下のような種類があります。 ・ワルファリン ワルファリンは、ビタミンKのはたらきを抑制することで、ビタミンKに依存する血液凝固因子を間接的に抑制する薬です。 日本で長く使用されてきた薬であるため十分な実績があり、薬価が安く、飲み忘れにおけるリスクも比較的低いなどのメリットがあります。 ただし、食事内容や体質によって薬効に影響が出るため、最低でも月に1回は血液検査を行って効果測定を行う必要があります。 ・NOAC 抗凝固薬のうちワルファリン以外の新しい薬をNOACと総称します。 NOACは、薬価が高い、飲み忘れリスクが高いという短所はあるものの、ワルファリンと同等かそれ以上の効果が確認されており、また血液検査を必要としないため管理が容易で使いやすいといった数々の長所がある薬です。 以下にNOACの4剤(ダビガトラン、リバーロキサバン、アピキサバン、エドキサバン)をご紹介します。 ・ダビガトラン ダビガトランは、血液凝固因子トロンビンを直接抑制する作用を持つ薬です。 ワルファリンよりも再発防止効果が高いため、他に考慮すべき事由のない場合は優先的に用いられるケースが多くなっています。 一方で、薬剤の形状が大きい点、また胃腸障害・腎機能障害と相性の悪い点などのデメリットがあるため、嚥下障害が見られる患者さんや腎機能障害のある患者さんには不適です。 ・リバーロキサバン リバーロキサバンは、活性化凝固第X因子のはたらきを阻害することによって血液凝固を抑制する薬です。 1日に1回の服用で良いため、服薬の管理が容易です。 腎機能および消化管への負担度も低く、ダビガトランが適用できない患者さんでも使用することができます。 ・アピキサバン アピキサバンは、リバーロキサバン同様に血液凝固因子のはたらきを直接阻害して血液の凝固を抑える薬です。 アピキサバンは、腎機能の低下により他の薬剤が使用できない症例でも適用できるため、高齢・低体重の患者さんに向いています。 ・エドキサバン エドキサバンは、直接血液凝固因子に作用して血液の凝固を抑制するNOACの一種です。 ワルファリンと同等の有効性・安全性が確認されており、出血のリスクが低く使いやすい薬です。 一方で、腎機能に問題のある患者さんには使用できないため注意が必要です。 アテローム血栓性脳梗塞・ラクナ梗塞に使用される薬剤 アテローム血管性脳梗塞およびラクナ梗塞とは、動脈硬化によって脳の血管にダメージが蓄積し、ダメージを修復しようとして血小板が血管内で塊を作ることで血栓を生じ、脳梗塞を起こす症状のことを言います。 これらの非心原性脳梗塞を発症した場合、再発予防として血小板のはたらきを抑制する抗血小板薬を服用します。 抗血小板薬には以下のような種類があります。 ・アスピリン アスピリンは鎮痛解熱剤として広く用いられる薬ですが、血小板の凝集を抑える作用があることでも知られています。 価格が安い上、低用量でも有効であるため使いやすく、特に懸念事項のない場合はまず検討される標準的な薬です。 ただし、他の薬剤よりも出血の副作用が出やすく、胃痛、胃潰瘍や十二指腸潰瘍など消化管への影響がある他、ラクナ梗塞を発症した患者さんでは脳出血リスクが高くなりますので注意が必要です。 ・シロスタゾール シロスタゾールは、血小板の凝集を抑制する効果のほか、動脈硬化を抑える効果、血行改善などの効果も期待できる薬です。 アスピリンが適用できないラクナ梗塞の症例でも安全に使用でき、脳卒中の再発予防効果がアスピリンよりも優れていることがわかっています。 一方で、頭痛、動悸、頻脈といった副作用を生じる場合があります。 ・クロピドグレル クロピドグレルは、アスピリンよりも優れた血小板凝集抑制作用を持つ薬です。 有効性と安全性が高く、副作用も比較的少ないため、高齢、高血圧、糖尿病、喫煙者、心疾患・末梢動脈疾患、脳卒中の既往歴のあるケースなど、他の薬剤の服用が適さない高リスクの例で積極的に使用されます。 脳梗塞の内科的治療上の注意 脳梗塞の内科的治療は、外科的治療に比べると患者さんの肉体的負担が軽い反面、ときに脳内出血や消化器官障害など重い副作用を招く恐れがあります。 そのため、脳梗塞の投薬治療を受ける際には、正しい服薬と定期的な診察・検査によって血液の状態を正しくコントロールすることが求められます。 ・抗凝固薬の場合 ワルファリンにおいては、食事の内容によって薬の効果が影響されます。 納豆・青汁などの禁忌食材、緑黄色野菜の大量摂取は避け、医師の指示をよく守って生活することが大切です。 また、飲み忘れや飲み過ぎにもよく注意しなくてはなりません。 抗凝固薬は症状に応じて投薬量が随時変更されるため、毎日投薬量が変えられる場合もあります。 誤った量の薬を飲んでしまった、1日以上飲み忘れてしまった、という場合には自己判断で処理せず、必ず主治医の指示を仰いでください。 ・抗血小板薬の場合 抗血小板薬は、食物や体質によって効果に影響を受けることがほぼないため、抗凝固薬ほどの服薬上の制約はありません。 ただし、自己判断での服薬中断や飲み忘れは危険です。 また、アスピリンを処方されている場合、頭痛鎮痛剤として市販されているアスピリンを代用的に服用することはできません。 薬が不足したら必ず医師の診察のもと処方を受けてください。 ・飲み合わせについて 抗凝固薬、抗血小板薬共に、他の薬剤との飲み合わせが薬剤の効果に影響して何らかの副作用につながることがあります。 他の医療機関を受診して薬剤の処方を受ける場合には、必ず前もって脳梗塞の内科的治療を受けていることを自己申告してください。

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