ここ なっちゃん の 新しい やつ。 企業に殺される時代の終焉 ~コロナウイルスから始まる新しい時代をどう生きるか~ これは革命だ!

ここなっちゃんがのっとられる!?【後編】 ケーちゃんたちがいなくなった...

ここ なっちゃん の 新しい やつ

突発的です。 成り代わりものになります。 タイトルは今剣ちゃんですが、女体化ではありません。 中にクッションページがあります。 そこに注意書きありますが、 一つでも引っかかったら読まないことをお勧めします。 こんなに反応があるとは思ってなくて部屋の隅で震えています… たくさんの続きが欲しいとの声があったので皆様のご期待に添える話になるかはわかりませんが、続き書きました! 続きを書くにあたり、1の最後の残っている刀剣の数を変更しました。 追記ーーーーーーーーーー 2016年01月05日付の[小説] 女子に人気ランキング 56 位に入りました! 01月06日付の[小説] デイリーランキング 18 位、 女子に人気ランキング 25 位に入りました! たくさんの反応ありがとうございます!!• こんにちは こちらは成りかわりです ・今剣の成りかわり ・中身は女です ・ブラック本丸が出てきます ・殺すシーンはありませんが殺した表現が出てきます ・刀剣たちがほとんど出てきていません ・とうらぶやってる割に口調がわかりません ・今剣要素が少ないです ・短いです 以上で、1つでもアウトなものや、引っかかるものがある場合はブラウザバックでお願いします。 読んでからの苦情はご遠慮ください ここが最後の砦です。 よろしいですか? [newpage] ありきたりだけど、今の感情を一言でゆうなら 「驚いたなぁ」である。 さっきまで私はなにをしていただろうか。 いや、何しててもこんな日本家屋みたいなとこにはいないって。 そう これは 目が覚めたら 右には妖精 左にも妖精 後ろには炉 一旦落ち着こう。 何しててもここに来た覚えはないが一旦整理するために行動を見返そう。 そしてお家に帰り一旦冷凍庫に入れてこたつ入れて、着替えて、さぁ!!!食べよう!!!と瞬きをしたら次の瞬間桜色 そして見えたのは妖精さん。 妖精さんに見覚えがある、これは今大ブームのとうらぶに出てくる炉の妖精さんではないか。 さっきから見ないようにしてたけど私の格好今剣じゃね?え?夢だよね? その割には妖精さんが裾引いてきてるし感覚ある… そろそろ現実見るしかない…私は切り替えが早いのだ。 「ようせいさんですか?ここは ほんまるですか?」 さすが今剣、ひらがなだ 妖精さん、一生懸命なにか伝えようとしてる。 いまいち伝わらなかったが、多分 「ここはぶらっくほんまるというやつですか…」 妖精さんめっちゃこくこくうなづく、ちょいちょい引っ張って隠れよう隠れようという。 うん、見ないようにしてたけどなんか床に血が結構付いてるもんね!!!!ハハハ!! これからどうしとうかなぁとぼーっとしていたら何かの気配がした 人ではない。 そしてなにか懐かしい感覚の気配。 これは刀剣男士のけはいだろうか。 そのうちの一つの気配がすこし他のと違う、そして近づいてきている。 ふむ、これは審神者の気配じゃない、というか審神者の気配を感じられないのだがこれはどうしたもんかと考えている内に鍛刀部屋が開かれた 「みかづき…?」 「おぉ?今剣か、久しいな。 」 入ってきたのは三日月宗近。 それも返り血が大量にというオプション付き。 完全に殺した直後です!!!!ありがとうございません!! だよね!思った!だって短刀の時間短いもんね。 資材入れてからきっと20分以内に殺されたね! やったのは三日月だ! 「今剣よ、現れた直後で悪いがこの本丸に審神者はおらんのだ。 」 ですよねー、それだけ血浴びてるもんね。 だが、審神者は自業自得だ。 神の怒りに触れたのだ。 ここの刀がどんな扱いを受けてきたかは知らないが、だとしても受けてきた扱いは神様にしていいものではないだろう。 怒りに触れて当然なのだ。 神様はとても慈悲深くとても優しく、愛情深く、そしてひどく残酷なのだ。 そんなことよりこれからどうするかだ。 多分ここのこんのすけは壊されているのだろう、出なければこんのすけを助けて政府に通報するだろう それをせずに殺した、審神者が死んだのはきっと政府に伝わるだろう。 そして政府の人間がきて新しい審神者が来るのだろう、さて悩むものだ が、先に三日月だ ここは直球勝負であるのみ!そもそも考えるの好きくない!我は遊び倒したいタイプである! いざ尋常に勝負!!! 「さにわを ころしたんですか?」 「うむ、みなもう駄目だったのだ。 憎しみ、恨み、堕ちてしまいそうになってしまってな…我らはもう疲れた。 」 「なれば、すこしねむりますか?みな、みかづきいがいは かたなにもどっているのでしょう?けはいが ひとではないのですから。 」 神様は疲れているのだ。 人間に。 これ以上恨むのも憎むのも嫌なのだろう。 なんてこった突然のシリアス。 シリアス苦手だからとりあえず寝なよ。 寝てお休みしときなよ。 寝て嫌なこと忘れて起きたら飯食ってまた寝なよ。 [newpage] 「ねむるとな?」 「みかづきたちはつかれているのです。 ぼくはまだうまれたばかりなので さにわをしりません。 みかづきたちがねているあいだ ぼくがみなをまもります。 」 「ぼくらとうけんをきちんとみて、さいはいをふるい、りふじんがないようなさにわを ぼくがえらびましょう。 せいふは あらたなさにわをおくってくるはずです。 ぼくがあいてします。 みかづきたちはねむっていなさい」 「…あぶなくは…ないか?今剣1人ぞ?なにかあればどうなる。 また折れるか?許さん。 折れることは決して」 おっと?私は確かに練度1だが人間のときは武道全般やってたぞ?我つよいぞ? しかし心配だというならなんかあったらお前ら叩きおこすよ?うん、死にたくないしな!!! 「ぼくがおれるようなじょうきょうになったのなら あぶないとおもったなら すぐにみかづきをおこしましょう。 ぼくのあしに にんげんがおいつけるとは おもいませんから。 だからとにかくねむりなさい。 」 「……あい、わかった」 おっしゃー!!!ねたな?!寝たよね?! いやぁ、こんなシリアスな展開だめだね!ノーシリアス!シリアルにして食べよう!! ここからどうしようか。 とりあえず掃除でもするか。 「ようせいさん、いまからこのほんまるをそうじします。 おてつだい おねがいできますか?」 サムズアップする妖精さん半端なく可愛い!!妖精さん今まであんまりきちんとみてなくてごめんな!!こんなに!可愛かったなんて!!! 心の中で絶叫しながらまずは掃除用具の場所を探そう。 …あるよね?あるよね?掃除用具位あるよね? 「ようせいさんはそうじようぐがどこにあるかわかりますか?」 すると妖精さんは裾をひっぱりぐいぐい行こうとする。 おっす!こっちっすね!わかりました先輩!!! えぇ、えぇ、ありましたよ掃除用具。 これはあれだね、1度も使われてないね。 袋ついたまま埃かぶってるもん。 今剣ちゃん驚いた。 驚いてても進まないから掃除を始めたが 「おわらない…おわらない!!!なんてことですか!なんですか!このきたなさ!あるけばなにかがあしにつきます!べたべたします!いしゅうがします!!ぞうきんでこすってもなかなかおちません!ガッデム!!!!……あ、いまかたかなはつおん できました…」 おわらないー、終わらない。 妖精さんたちが手伝ってくれているが終わらない。 もう夜になったが終わったのはふた部屋とその前の廊下だ、なんて汚さ、発狂する 「しかたありません、とりあえずきょうはここまでにしましょう。 ようせいさんたちもありがとうございました。 さいごに みなをきれいにしたへやに うつしましょうか。 」 点々と落ちてるのよ、刀が。 もうみんな、汚ない、これ手入れじゃないと落ちないのかなー。 ここまでして心が痛まないだなんて同じ人間だったのかとも思うよね!! そんなこんなしてる間に、刀を集めて刀派や、縁がある刀ごとに並べた。 ここでオタク知識が役に立ちましたな!!!残ってるのは6振りみたいだ。 よく生き残ったな、大変だったんだろうなあ。 とりあえず今日ははもう眠い。 今剣はつかれたよ、ココアください。 「みな、おやすみなさい…」 「おやすみ、今剣」 どこからか声が聞こえた気がした。 続かない [newpage] 読んでいただきありがとうございました! 突発的な成り代わりでした。 今剣は本気出したら漢字で話せると思うんですよ。 一番年寄りですし… エア次回予告 あんなに汚れていた床はピカピカに、部屋の埃、汚れもきれいに落ちているではありませんか。 これが匠の技です。 「げきてきびふぉーあふたー」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 思わず言った 「まじかよ」 と。

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【鬼滅】占い師が占星術で呼吸の属性を求めてみる。

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きっと…。 みんなが思ってるような、俺ではないのだ。 色が違って。 姿形が違って。 中身まで別物で。 ならばせめてと、一振りの刀として役割を全うできればなんて、思っていたけど。 それも、できそうになくて。 「…ごめん、な」 黒い太刀。 [newpage] 上を見ると、薄青色の空を背景に、はらりはらりと舞い落ちてくる、黄や、赤や、橙。 秋の装いの庭は見事な紅葉で彩られていて、掃き掃除していて目に楽しい。 そう言えば、落ち葉が集まったら焼き芋だーなんて誰かが言っていたけど、本当かな。 地面に落ちたとはいえ、燃やしてしまうのは何だか忍びないなあ、と考えながら、お庭を掃き掃き。 内番というお仕事も割り振られていない今日は、自称お手伝いの日なのである。 といっても俺の場合365日オールホリデイという世の学生や社会人の皆様に申し訳なくなるような見事なニートっぷりなので、このくらいしないと居心地が悪いというか何というかごにょごにょ。 実際問題、このお庭の掃き掃除も必要なのか甚だ疑問ではあるのだけど。 景色も季節も審神者さんの霊力というスーパーパワーであれやこれやできるそうなので、お庭の掃除なんて拍手ひとつでどうとでもなったりするのでは…なーんて思ったりするけども、まあ気分だ、気分。 まさに秋晴れ、という表現がぴったりな今日は、日陰に入るとちょっと肌寒くて、ついつい日当たりがいい場所を選んで動いてしまう。 そうして竹箒を手にさかさかと移動している内に、普段ならあまり訪れない敷地の端っこの方まで来ていた。 なんていうかここまでくると、庭と森とが融合し始めているというか、なんというか…。 お屋敷のお庭とは違って、生えている樹も苔生してたりして、野性味溢れる感じがする。 たくさんの樹の中にいると日陰とはまた違ったひんやり感がして、ちょっと気持ちいい。 これがマイナスイオンてやつの力なのだろうか。 浴び放題である。 せっかくだしちょっとだけ探索しちゃおうかなーと、箒片手にぷらぷらしていると。 どこからともなく聴こえてきた、音。 人の声…っぽいんだけど、なんだろう。 歌、でもないし、なんだこれ…?と、音の発生源を探してうろうろしていたらば。 なんだか神社みたいな造りの、厳かな雰囲気漂う建物がででーんと大自然の中に現れたではありませんか!な、なんだこれ!すげー!RPGなら絶対入る前にセーブしときたいやつー!フルボイスのイベント発生しそうなやつー! そろりそろりと近付いてみると、開け放たれている扉から、ちらりと見えた緑の姿。 あ、そっか。 ここ、祈祷場ってところだ!前に鶴丸さんに聞いたことあるー! こんなとこにあったんだー。 すごい。 目に見えるかのような神聖な雰囲気。 ここにいるだけでHP自動回復していきそうな勢いで空気が綺麗です。 すごいすごーい、と箒を握りしめたままwktkしてた訳だけど、ここへきてはっと気付いた。 も、もしやこれは、例のアレについて尋ねる絶好の機会なのでは…?! 一応刀持ち歩いててよかった。 地味に重いなーとか思っててごめんね!と、いそいそ祈祷場に近付いたは、いいものの…。 ……まあ、入れないデスヨネー。 明らかに祈祷の真っ最中でいらっしゃるし…。 そもそも俺、ここに入ってもいいものなのか…関係者以外立ち入り禁止なのでは…? てか足踏み入れた途端、聖水かけられたゾンビみたいにダメージくらったりしないかな? と、様々な疑問と不安と愛しさと切なさと心強さとが折り重なりまして。 結局、石切丸さんのお仕事が終わるのを待つことにしてみました。 ここら辺ならいても大丈夫かなーと、階段に座ってみる。 腰に佩いてた刀を抜いて抱きかかえると、丁度腕の置き場にもなって何だか落ち着くー。 しかも周囲はマイナスイオンに溢れ、BGMは石切丸さんの良いお声、とくれば。 まあ、アレデスヨネー。 眠くなっちゃうのは仕方ないっていうか、なんていうか。 結論:いつの間にか寝落ちしてました。 「…る、竜胆丸」 「はぇ?」 「こんなところで眠っていては風邪を引くよ」 「へ?」 ぽきゃ、と見上げた先には、なぜか石切丸さんの困り顔。 ……ん?んん??? 「ほぎゃあー?!」 「え?」 「すすすすすみませんごめんなさいねてました!!」 「う、うん。 寝てたね。 大丈夫かい?」 「大丈夫です!元気です!」 「そう。 なら良かった」 ほわ、と笑った石切丸さんが、頭をぽんぽんしてくれる。 はわわ、なんだか勿体ない…! 「それで、どうしてここに?」 不思議そう首を傾げた石切丸さんの言葉に、はっと我に返る。 そうだった、そうだった。 「ええとー、あの、あの、石切丸さんに、相談…したいことが、あって…」 「私に?」 言ってしまってから、はたと口を閉じる。 これって、言ってもいいこと、なんだっけ…? 「竜胆丸?」 「あの…」 「うん?」 「あの…、……相談、のこと」 「うん」 「みんなに秘密に、してもらえます、か…?」 「きみがそうしてほしいなら、そうしよう」 「鶴兄にも?」 「ああ」 「あるじさま、にも?」 「いいよ」 にこりと笑った石切丸さんの笑顔に、ちょっとだけ心が軽くなる。 「立ち話もなんだね。 おいで」 「お、おじゃまします…」 石切丸さんの後に続いて、おっかなびっくり祈祷場の中に入る。 ちなみにノーダメでいけた。 よかった、俺ゾンビじゃない。 子供のころ神社にお参りに行ってわしゃわしゃしてもらった時のこと思い出すなーなんて考えながらついて行くと、部屋の奥にちっちゃい休憩スペースみたいなところがあった。 「適当に座って」 「はい」 畳の上に腰を下ろすと、石切丸さんがお茶を淹れてくれた。 温かい~美味しい~。 「お茶請けがなくてごめんね」 「い、いえ全然!ていうか、手ぶらで来てごめんなさい」 「いいんだよ、そんなこと気にしなくて」 石切丸さんのほわほわした雰囲気に、ちょっとずつ緊張も解れていく。 お茶うまうま~。 ……はッ!いかん、お茶啜りながら和んでる場合じゃない! 「あの…石切丸さん」 「うん?」 「その、相談、なんですけど」 「うん」 うおおー!頑張れ、俺!やれるぞ、俺!! 「えと、あの…、おれ、の、刀、なんですけど」 「うん」 「ちょっと、見てもらいたい、というか…」 なんというかごにょごにょ…。 あああー大した症状もないのに病院受診しちゃったみたいな気分だようおうおう! 「刀?」 「はい…」 俺の言葉が予想外のものだったのか、石切丸さんがぱちくりと目を瞬かせる。 「主の手入れの後、一応私も検めさせてもらって、問題ないと思っていたんだけど」 「へ?」 あ、そうなんだ。 もう点検済みだったのか。 え、んじゃどうしよ。 俺のこの不定愁訴…。 「何か見落としていたかな」 「え、う、じゃ、あの、いいです!おれの勘違い、かも、しれないし…」 そうであったならどれほど嬉しいか…と思いながらも、取り出しかけた刀を引っ込め…、ようと、したのだけど。 「まあまあまあ。 もう一度見せてくれるかな」 「い、いえ、お気遣いなく…!」 「そう言わず。 ちょっとだけ」 「だ、大丈夫です!なんでもないです!」 「何もなくてきみがここまで来るわけないだろう?」 「うぐぐ…」 えーんえーん、なんか何言っても引き下がってくれる気配がしないようおうおう!ついでに刀もびくともしないよう! まあ一方的に押しかけてきたのこっちだし、今更何もせず帰るって訳にもいかないのかもしれないけども! 大太刀の!握力が!えげつないです!! 「じゃ、じゃあ…」 ちょっとだけ…と、結局石切丸さんに刀を渡してみました。 引っ張り合っこしてた手が地味に痛い…。 「失礼するよ」 そう言って、すらりと石切丸さんが刀を抜いた。 ぎらり、と光る鋼の色に、やっぱりぞわりと背筋が粟立った。 「…ふむ。 特におかしな点はなさそうだけど…、…竜胆丸?」 「ぅひゃい?!」 「どうしたのかな」 「あの、その…」 「うん」 「おれ、それ、が、こわくて」 「怖い?」 首を傾げながらも、もう一度刀身を一瞥してから、石切丸さんが刀を鞘に納めてくれる。 ちょっとだけ安心。 「怖いというのは、この刀が?」 「ぅ、はい…」 「ふむ…」 「他の人の刀だと、大丈夫みたいなんですけど…」 「でも、さっきまで佩刀していたよね?」 「鞘に入ってると大丈夫、で」 「抜くと怖い?」 「はい…」 しょぼぼぼん、と肩を落とす俺の前で、石切丸さんが真面目な顔をして刀を眺めている。 「…竜胆丸」 「はい」 「この刀、私が預かってもいいかい?」 「へ?」 「少し調べてみよう。 それでも原因が分からなければ、きみに了解を得てから主に相談しようと思うけど、それでもいいかな?」 審神者さんに言うってことは、その時点で俺解雇されちゃうかもだけど…。 でも原因が分からないんじゃ、そうなっても仕方ないもんね…。 「よろしく、お願いします」 手をついて頭を下げた俺を、ぽんぽんと石切丸さんが撫でてくれる。 「あまり心配しないで、気楽にね」 「…はい」 「ああ、あと」 「はい?」 それじゃこれで、とお暇しようとした俺を、石切丸さんが呼び止めた。 「ずっと気になっていたんだけど、それ」 「それ?」 って、どれ?? 石切丸さんが俺の顔の辺りを指差してくる。 何かあるのかと背後を振り返るけど、当然壁しかないわけで…。 「そうじゃなくて」 くすくすと笑って、手を伸ばした石切丸さんが髪に触れた。 「これ」 そう言って差し出されたのは、一輪の花。 「花…?」 「やっぱり、気付いてなかったんだね」 どうやらずっと俺の髪に差してあったらしい。 い、いつから…? 「誰かの悪戯か、それとも贈り物かな?」 え、誰の。 森のリスとか小鳥とか?なにそれめっちゃ見たいんですけど。 石切丸さんから受け取った花を翳してみる。 種も仕掛けもないそれは、本当に野に咲いているものを摘み取っただけのようで。 俺でも名前を知ってる、その花は。 「菫…」 [newpage] それからというもの。 いつ石切丸さんからの呼び出しがあるかと、おっかなびっくりしつつ日常を送っていたのですが。 それとは別で変わったことが、ひとつ。 「あ、またある…」 お部屋の障子を開けたところに、ぽつりと置いてある、花。 あれからというもの、たまにこうしてお花が置いてあることがある。 粟田口の誰かかな?と思って聞いてみたんだけど、みんな違うと言っていたし。 本気で誰だろう。 どこのリスさんだ…。 もふもふしてあげるから出てきてほしい…。 「竜胆丸さん、どうしたんですか?」 「前田くん」 「ああ、今日のは桔梗ですね」 前にこのことで尋ねたことがあるからか、俺が花を持って立ち尽くしているのを見て、すぐに事態を理解してくれたようだった。 「もう随分溜まってきたんじゃないですか?」 「うん」 前田くんの言う通り、色とりどりの小さな花たちが小振りの一輪挿しに満開になっていた。 ちなみに花瓶は歌仙さんが貸してくれました。 明らかに野草って感じなんだけど、不思議なことに最初の菫も、まだ元気に咲いてくれてんだよね…。 「最初のは、そろそろ枯れちゃうかなあ?」 「…どうでしょう。 まだ大丈夫だとは思いますけど…」 花瓶に差してある花をじ、と見ながら、前田くんがそう話す。 す、すごい。 お花見ただけで残りの寿命も分かるの?お花屋さんかな?それとも俺には備わってない未知の神様パワー? 「でも、枯れるのが心配なら、竜胆丸さん」 「うん」 「一緒に作りませんか?」 「なにを?」 はて?と首を傾げるけれど、にこにこと笑う前田くんの笑顔にゴリ押しされて、あれよあれよという間に粟田口部屋へ…。 そんでもって、「ちょっと待っててくださいね!」という弾ける笑顔に頷いて、待つことしばし。 次に戻ってきた前田くんは、両手に新聞紙と紙の束、それに乱ちゃんや秋田くん、五虎退くんを連れていた。 「え、な、なにごと?」 「えっへへ、ボクたちも参加させてもらおうかなって思って!」 「う、うん。 なにに?」 首を傾げるばかりの俺に、にこにこにこにこと微笑む短刀のみんな。 どうしよう。 可愛いが過ぎる。 「竜胆丸さん!」 「はい?!」 「押し花、つくろ!」 「おしばな」 お、おお~、なるほどー。 そういうことね。 納得、納得。 「あれって、自分で作れるんだ」 「作業工程もそんなにありませんよ」 「前にボクたちも作ったことあるんだ!」 「上手に、できました」 思ったより簡単にできるらしく、選ぶ花の向き不向きや、出来上がった後のことなんかを話している間に、今日できる作業は終わっていた。 続きはまた今度、ということで、道具を片付けた後はお茶とか飲みながらまったりしていると、遠征や出陣から戻ってきた粟田口の子たちで、すぐに部屋は賑やかになった。 楽しそうに笑う声や、喧嘩一歩手前のようなじゃれ合い、ばたばたと走り回る足音に、それを諫める声を聴いていると、なんとなく懐かしい気持ちになる。 なんだっけ?と考えて、ふと思い付く、単語。 今の自分には、それがひどく羨ましく、眩しく感じた。 自分が何処へ行っても、何者であっても、変わらないもの。 揺るぎないもの。 それがあればどれだけ心強いだろう、と考えて。 胸の奥でぱちりと爆ぜた、言葉。 その眼差しを思い出しながら、ああそうか、と合点がいった。 あの人の中に、俺と同じものが流れているのだと、知ってしまったから。 だから勘違いしてしまったのだ。 まるで雛の刷り込みのように。 あの人が、自分にとっての、家族のようなものなのではないか、なんて。 「なんだそれ…。 すげー、迷惑…」 だと、思うのに。 それを否定するのは。 否定、してくれるのは。 困った時には呼んでいいと言ってくれた、あの人の、言葉。 粟田口部屋を出て、自室に戻る。 戻る、というからには、ここが自分のいるべき場所で。 でも本当に、ここに居てもいいのだろうか。 大して役にも立たず。 それどころか邪魔にしかならないのなら。 何処か遠くへ行きたい。 溶けるように消えてなくなりたい。 汚いと嫌われる前に。 いらないと捨てられる前に。 じくじくと痛む鳩尾を抑えながら、ふらふらと歩いていると。 ふと差し掛かった、部屋の、前。 聞き違えるはずもないそれは、鶴丸さんの、声。 聞かない方がいいと分かっているのに、縫い付けられたように、足が動かない。 「そんなこと言っても、仕方がないでしょう」 それに応じる、光忠さんと。 「最初からそうだっただろう」 伽羅ちゃんの、声。 「そうだが。 それにしたって、」 相槌を打って続けられる言葉を聞いていられなくて、踵を返した。 何が、どうなんだろう。 でも、いい意味なはずはない。 だって、だって、だって。 うんざりしたような声だった。 嫌気がさしてるみたいだった。 おなかがいたい。 耳鳴りがする。 どうしよう。 頑張るとか、嫌われたくないとか、もうそんな次元の話では、ないんだ。 もう既に、そうなんだ。 ごうごうと耳の奥で潮騒のような音がする。 両耳を塞ぐと聴こえるそれは、命の動く音らしい。 真っ暗な空から雨粒が降り注ぐ。 もう冷たいとも感じない。 はやく。 はやく。 何も感じなくなればいい。 痛いのも、冷たいのも、苦しいのも、全部ぜんぶ。 そうしてこの海鳴りが、潮が引くように消えればいい。 蹲って。 耳を塞いで。 そんなことをぼんやりと考えていると。 不意に雨が止んだ。 視線の先に、砂利を踏みしめる足。 のそりと顔を上げてみれば、隻眼の月。 俺に傘を差し掛けて、その身は雨に打たれていた。 「…かぜ、ひくよ」 自分でもひどいなと思うような掠れた声で呟けば、困ったように月が綻ぶ。 「それは、こっちの台詞なんだけどな。 呼んでって、言ったでしょう?」 そう言って、抱き締められる。 その腕の暖かさに、涙が零れそうになった。

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#13 黒い鶴丸になったら新しい扉を開け放ってしまったかもしれない 13

ここ なっちゃん の 新しい やつ

ブレイクの兆しを見せ始めたのは間違いなくブレンドSです 2017年放送。 ブレンドSには鬼頭明里さんの仲良し御三家である、和氣あず未さん、春野杏さんが出演しておりアイドルユニット活動で歌をだしたりしていました。 それ以後この3名でつるんでディズニーランドにいったりして相乗効果がありましたが、特に和氣あず未さんと仲良くなったことで一躍注目をあびました。 もう1つ、2017にリステ(スマホゲー)に出演し、別のアイドルユニット活動を始めた事も注目の1つでした。 更に2018年ウマ娘プリティーダービーで和氣あず未さんがセンター、鬼頭明里さんもメイン級のキャラを演じユニット活動を始めた事で人気が定着したと思います。 以後メイン級のアニメ作品をガンガンとりまくって今に至る感じです。 鬼滅の刃は花江夏樹さんを有名にしましたが、禰豆子はセリフがないのでそんなに大きく寄与しているわけではありません。 というか鬼滅の刃に出る頃には既に人気になっていました。 鬼滅は第二波、第三波でしょう。 2016年頃にアイドルプロジェクトであるRe:ステージ(通称:リステ) のKiRaReとしてメインで参加されています。 代表作としてもこの作品(都合上アニメ版)の名前が挙がる程です。 また、その頃に少しずつヒロイン級の役があり、 2017年に『よう実』の堀北、『ブレンド・S』の日向夏帆の2作品で 多くの人は名前を知った事と思います。 なので、知名度としてはこの年が一つのターニングポイントですかね。 主役張るって大きな要因ですし、作品自体の人気や注目度も高いです。 その後もヒロイン級の役で知名度を高め、 『鬼滅』も始まる2019年に様々な出来事が動き始めた、という感じです。 >>ここまで人気になった というのが一般の人にも知れ渡るようになったというレベルであれば、 間違いなく『鬼滅』ですが、深夜アニメを多く見る人からしたら やはり前記2作品の影響が強いでしょう。

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