凛として。 「凛とした」の意味や由来とは?使い方の例と類語・対義語も解説

凛として時雨

凛として

作詞家の故阿久悠氏が、体調のすぐれない中「くらしの手帳」に寄稿した詩の9編を中心とした内容の本です。 どの詩も、誰にでもわかりやすい言葉で、日本人の失われた姿(老若男女を問わず)への問いかけが、包容力のあるあたたかな節で綴られていて、心に響きました。 「友達のような親子」「友達のような先生」「友達のような夫婦」といった道を歩んでしまった、日本人の失敗に触れた章では、改めて今の日本が抱える根深い問題を考えさせられます。 また、「排除されること」を怖れて、他人と同じものを持っていない(同じ考えをしない)と、いじめられるという強迫観念が流行を作るという一節も、非常に含蓄がありました。 かつての日本人は、教養も学歴も富もなかったけれど、毅然として凛とした美しい国民だったという事に気付かされる良書だと思います。 凛とした女の子、とあるけれど女の子、というよりは 女性、それも35歳、いや40歳以上の女性に向けたような本だと 私は勝手に解釈しました。 掲載されていたのは「暮しの手帖」です。 こちらも以前は古めかしい感じでしたが、 編集長が松浦さん(カウブックスの)になってずいぶん 軽やかな感じになりました。 女の子、に限らず、昭和テイスト(いい意味で)の どしっとした日本人の男性、女性へ向けた 詩のような散文集プラス写真、といった感じです。 美しい写真とどきっとさせるコトバが印象的な本ですが、 内容の割りに少し高いかな、という印象です。 60代以上の方(父母の世代)へのプレゼントに喜ばれるのでは、と 思いました(文字も大きいし)。 題名からは「こんな女の子におなんなさい」というような内容だろうと思った。 ところが違った。 50代の私に懐かしさを感じさせる「日本人らしい人」たちがそこにいた。 阿久さんが「暮らしの手帖」に連載していて未完で終わってしまったシリーズ、 「日本人らしい人」というタイトルの詩が9篇。 阿久さんが日本人に言い残していったことが集められている。 「凛とした女の子におなりなさい」はそのうちの1篇である。 どの詩も心地よいリズムで、音として心の中に響いてくる。 押しつけがましさは微塵もない。 それはきっと阿久さんが優しい人だったからなんだろう。 古き良き「日本人らしい人」がいたことを知っている年代の方々にオススメの一冊です。

次の

【凛と】の例文集・使い方辞典

凛として

TK from 凛として時雨がデジタルシングル「melt(with suis from ヨルシカ)」を発表する。 タイトル通り、ヨルシカのボーカリストであるsuis(スイ)をゲストに迎えた一曲で、今年発表された2枚のアルバム『だから僕は音楽を辞めた』と『エルマ』がともにロングセールスを記録しつつも、詳細なプロフィールは公表せず、謎めいた存在であるだけに、TKとのコラボレーションは大きな話題を呼んでいる。 しかも、「melt」はTKの楽曲では初めて打ち込み主体の仕上がりになっていて、その意味でも、かなりのチャレンジだったはず。 そこで、TKとsuisに加え、凛として時雨を学生の時によく聴いていたというヨルシカのブレーン・n-buna(ナブナ)も交えて、楽曲制作の裏側やsuisの魅力、創作に対する姿勢について語り合ってもらった。 TK:自分たちの音楽をよく聴いてくれてるのはもうちょっと上の世代のイメージで、n-bunaくん世代が聴いてくれてるっていうのはあんまりわかってなかったので、びっくりしてます。 n-buna:僕の周りには凛として時雨が好きな友達がすごく多くて、高校生くらいのときによく聴いてた僕ら世代が、音楽をやり始めて、今やっと世に出てきたのかなって。 特に、僕の周りにいるギターキッズは時雨好きが多くて、「類は友を呼ぶ」みたいな感じだったんだと思います。 TK:「ボカロ」っていうジャンルで括っていいのかはわからないけど、そういう音楽を聴いているイメージで、僕らみたいな……荒くれたロックっていうか(笑)、そういうのを聴いてる感じはあんまりしなかったんですよね。 ヨルシカに対して、僕はまず透明感があるのがいいと思って。 あと、こういうジャンルって、隙間を埋めていく方向で構築する音楽が多い印象だったけど、ヨルシカは一曲の中の音のバランスがすごく上手く取れてるなって。 空間を大事にするのって、すごく難しいんですよ。 埋めてしまった方が、アレンジとしてはやりやすい。 でも、ヨルシカはバランスが独特というか、類稀な感じがあるなって。 n-buna:嬉しい……ありがとうございます。 suis:(n-bunaを見ながら)あまり見ない感じの喜び方を……堪え切れてないよ(笑)。 suisさんの歌声は僕の中で、悪い意味ではなく、青さがあって、でもその中に淀みとか影が共存してる感じがした。 ヨルシカの楽曲全体の感触としては、透明感があって、光と同時に影の部分も感じて、それは歌詞もそうですけど、ボーカルにも表れている気がして。 これが実際彼女の持っているものなのか、n-bunaくんが付け足したものなのか、飛び込んでみないとわからない部分もあったけど、僕の楽曲にこの声が入ってきたときに、「ちょっと思ってたのと違うな」って思ったとしても、それがいい方向に行けばいいなって。 これまで誰か女性ボーカルを入れるときは、自分がずっと聴いてきた方にお願いしてたんですけど、今回は逆に、「今この人とやったらどうなるんだろう?」っていう、瞬発的なコラボレーションというか。 楽曲自体も、「アルバムに向けて」とか「シングルのタイアップで」とかじゃなくて、「ツアーに向けて、ライブでやる曲を作ってみようかな」っていう、ある種一番ピュアな曲作りで、楽曲ができていく中、自分も予測できないものにチャレンジしたくなってきて。 なので、僕自身レコーディング当日までどんな人が来るかもわからない状態だったんです。 マネージャーさんからお話を聞いて、「どうして私なんでしょう?」って、聞き返したくらい。 n-buna:その頃ヨルシカの予定もちょこちょこ入ってたので、会う度に、「TKさんのことがこんなに好きなのに、何で僕じゃなくてsuisさんなの?」ってずっと言ってて(笑)。 suis:怖かったです(笑)。 だから、最初は正直「自分でいいのかな?」って思って。 歌い手としての歴も浅いですし、不安もあって、レコーディングスタジオにお邪魔したときも、最初の1時間は、借りてきた猫みたいだったなって(笑)。 n-buna:でも、できた音源を聴いたら、すごくいいものになっているなと思いました。 完全にTKさんと調和してて、「suisさん、こういう歌い方もできるんだ」って。 彼女はめちゃめちゃ器用な人だから、雰囲気とか歌い方を飲み込んで、寄せに行くことができるタイプで、ただのTKさんの歌真似じゃなく、コーラスのごとく調和してて、よかったなって。 suis:「器用」ってよく言ってくれるんですけど……私はただ歌っただけです。 n-buna:suisさんは楽曲に引っ張られるタイプだと思います。 TK:「この楽曲はこうだから、喉のこの部分を使おう、鼻を通そう」みたいな、そういうテクニックではなくて、ホントに自然に吸い寄せられてる感じはしました。 最初にレコーディングで歌を聴いたら、「(ヨルシカのときと)全然違うじゃん」って思って(笑)。 それは悪い意味ではなく、その曲の持ってる言葉や音の質感に彼女が自然とアジャストしてくれた感じがあって、最初から声色としてバッチリでした。 n-buna:ヨルシカの楽曲作りでも同じような感覚で、彼女は役に入って歌ってくれるタイプで、僕が今作りたい音楽も、登場人物がいる、物語的な音楽だからこそ、めちゃくちゃ助けられてるんですよね。 僕は「才能」っていう言葉は嫌いなので、悔しいですけど、でもこれは才能、センスなんだろうなって。 TK:ヨルシカのボーカルレコーディングにn-bunaくんは立ち会わないんですよね? n-buna:今は完全に任せてます。 初期は立ち会ってたんですけど、のびのびと、自由にやらせるには、その方がいいかなって。 自分の意志が介在しない方が、どう転ぶかわらないから、後から聴いて、意外性のある音源になってるのが楽しいっていうのもあって。 そういう意味でも、器用というか、ちゃんと「この曲にはどういう歌がいいのか」を、客観的にわかってくれてるのかなと思います。 TK:suisさんは「n-bunaくんが欲しいのはこういう声かな?」とか思ったりするんですか? suis:私は好きに歌ってるだけで、「いいよ」って言ってもらってるので、子供が遊びで歌ってるみたいな感じです(笑)。 もちろん、私だけじゃなくて、ディレクターさんやエンジニアさんと一緒にレコーディングをするので、私がわからなくても、2人がn-bunaくんの欲しいものをわかってるときもあって。 n-buna:2人とも1st(『夏草が邪魔をする』)からずっとお願いしてる方で、その人たちに軽くイメージを伝えつつ、レコーディングに臨んでもらってるので、上手くコミュニケーションを取ってやってくれてるなって思います。 TK:僕で言ったら、345のレコーディングを自分がいないところでお願いするってことですが、僕にはそういう考え方はほぼないですね。 それは不安だからで、「自分がディレクションしなきゃ」って思っちゃうけど、立ち会わずに、それで何が生まれるか楽しみって思えるのは、凄く羨ましいです。 n-buna:僕は自分が音楽を楽しむためだけにやっているので、最初はちょっと不安でしたけど、信頼があるからこそ、できることかなって。 センスがないと思う人だったら、絶対任せないですけど、suisさん、ディレクターさん、エンジニアさん、3人ともセンスがあると思うから、今は完全に任せています。 TK from 凛として時雨 Digital Single「melt with suis from ヨルシカ 」 Music Video TK:今回のコラボレーションは、周りに人がたくさんいて、ガチガチにやっちゃうとよくないと思ったので、マネージャーとかには頭だけいてもらって、あとは2人でやりとりをしながら作っていって。 suis:本当に助かりました。 TK:すごく刺激をもらいましたよ。 長くやられている方とご一緒するのももちろん刺激的ですけど、suisさんは今まさに立ち上がろうとしているボーカリストの、天性のものが生まれる瞬間を見ているような感じがあって。 自分自身、こういう声が出るって思ってないまま歌ってる感じがしたから、今後もいろんな人とコラボをすることで、ヨルシカとしての表現の幅も広がる。 そういう可能性を秘めたボーカリストだなって。 suis:ありがとうございます。 自分は音源を出している数も他の方と比べて少ないですし、まだ実績も出してない。 そんな未知数の私を大事な作品に使おうと思ってくれたのはすごいなって……。 自分は今回、鉄砲玉だったと思うんです(笑)。 自分でも何をしでかすかわからないし、どんな力が出るかわからない。 TK:鉄砲玉にもいろいろあると思うんですけど(笑)、どれを選ぶかは、瞬間のセンスというか。 ヨルシカのことはちょっと前にマネージャーから聞いたんですけど、たまたまうちのインディーズのときの担当が今ヨルシカを担当していて、そういう偶然があったりすると、「もしかしたら呼ばれてるかも?」って思う瞬間があるし、お誘いできるところまで行くかは、結構自分の中で見定めてて。 どうなるかわからないとは思いつつ、実はちょっとした確信が自分の中ではありました。

次の

TK from 凛として時雨×ヨルシカ特別鼎談 3人が語り合う、音楽や創作に向き合う姿勢

凛として

「凛とした」の意味と使い方 「凛とした」の意味は「ひきしまっていて威厳がある」 「凛とした」の意味は「 ひきしまっていて威厳がある」「 きりっとしていて頼もしい」です。 同じ漢字「凛」を使った言葉に「凛々しい(りりしい)」がありますが、意味は同じです。 容姿や態度などに対して使います。 シャキッとしていて聡明で、程よく緊張感が漂うような張り詰めた人や見た目、態度、振る舞いを指します。 「張り詰めている」と聞くとネガティブな印象を受ける人もいるかもしれませんが、「凛とした」はポジティブな意味で使います。 「空気感が張り詰めるほどしっかりしていて勇(いさま)ましい」という意味合いです。 主な言い回しは、 ・凛とした女性 ・凛とした人 ・凛とした美しさ ・凛とした対応 ・凛とした態度 ・凛とした立ち振舞 ・凛とした立ち姿 ・凛とした花 ・凛とした表情 ・凛とした顔 ・凛とした雰囲気 ・凛とした佇まい ・凛とした風景 ・凛とした強さ となります。 よく使う「凛とした女性」とは、「洗練されたしっかりとしている女性」のことを言います。 具体的には、 ・しっかりとした芯をもっている ・賢そうな雰囲気がある ・佇まいがシャキっとしている ・自分の意見をハッキリ言える ・美しい 美人 などの条件を兼ね備えた女性といえます。 「凛としてるよね」と言われた場合、意味的には「頼もしい」なのでポジティブな意味ですが、話者によっては ・「はりつめた」=「人として冷たい」 ・「頼もしい」=「性格が男っぽい」 などのネガティブな意味合いで使っている可能性もありますので注意です。。。 それでは「凛とした」を使った例文を紹介していきます。 例文 ・篠原涼子さんのような凛とした女性に憧れます。 ・凛とした人になるには、ある程度プライドを持つことが大切であると言えるでしょう。 ・彼女には凛とした美しさがあり、まさに職場の高嶺の花的存在でした。 ・思わぬトラブルでしたが彼の凛とした対応に思わず見惚れてしまいました。 ・不安を隠し凛とした態度を貫きとおしていたということが考えられます。 ・できるだけ彼の前では凛とした立ち振舞をしようを少し無理をしていた部分もあります。 ・写真に写る彼の凛とした立ち姿が好きすぎるので大量に焼き増ししました。 ・最後まで凛とした表情歌っていた姿を一生忘れることはないでしょう。 ・彼の凛とした顔を見れば、生活に余裕があることは一目瞭然です。 ・ピアノを弾く彼女からは凛とした雰囲気が出ていて、ドキっとしました。 ・小学校を卒業し、制服を着たときの凛とした佇まいに成長を感じた。 ・凛とした風景と、空気、すべてに奮い立たせられ、明日からも頑張ろうと思えました。 ・30代の目標は、中々難しいですが、凛とした強さのある女性になるということです。 「凛とした」を声・音に対して使うと「よく響く」 「凛とした」は、「容姿や態度」に対して使用すると上述しましたが、「声・音」に対しても使用するうことができます。 「凛とした声」は「威厳のある声」という意味合いで解釈するのが普通です。 しかし、「声・音」に対して「凛とした」という表現を使用する場合は、「 声や音がよく響く様子」を言い表す場合もあります。 よって、「凛とした声」は「よく響き渡る声」という意味の場合もあります。 例文 ・彼は今回の会議で初めて凛とした声で自分の主張をはっきりと言った。 ・開演と同時に凛とした音が鳴り響き、観客の視線が一気に舞台へと集まった。 「凛とした」には「寒気の厳しい」という意味も 「凛とした」には、「 寒気の厳しい」という意味もあります。 ただ「寒い」と表現するよりも「凛とした」と表現するほうが、寒さに顔をしかめるような、寒さにこたえているような厳しさを伝えることができます。 小説など読み手に情景を想像させたいような場面で使用されることが多い表現です。 例文 ・北海道に降り立った瞬間、凛とした寒さを感じ、さすがだなと思いました。 ・朝、外に出てみると眠気も一瞬で覚めるほど、外の空気は凛としていました。 「凛」を含む四字熟語は「威風凛然」「威風凛凛」「勇気凛凛」 「凛」を含む四字熟語には、 ・威風凛然(いふうりんぜん) ・威風凛凛(いふうりんりん) ・勇気凛凛(ゆうきりんりん) があります。 座右の銘としても人気です。 意味はどれも「威厳があってりりしい」となります。 「凛とした美しさ」が花言葉の「カラー」 ちなみに「凛とした美しさ」を花言葉にもつ花は「カラー」です。 「凛とした」の語源 形容動詞「凛たり」の連用形「凛と」+「する」の連用形「し」+助動詞「た」 「凛とした」という言葉を分解すると、形容動詞「凛たり」の連用形「凛と」+「する」の連用形「し」+状態を表す助動詞「た」です。 したがって「凛とした」を副詞「凛と」に過去形「した」が組み合わさったと捉えるのは誤りです。 「する」の連用形「し」に状態を表す助動詞「た」が組み合わさったとするのが正しい解釈です。 意味をなしているのは「凛」という漢字です。 「凛」の原義は「身震いするほど寒い」です。 つまり上記で紹介した3つ目の意味が「凛とした」の基本義ということになります。 そこから転じて「寒気が漂うほどきりっとしている」という意味が生まれました。 副詞「凛と」の形でも使う 形容動詞「凛たり」の連用形である「凛と」は、「凛とした」の形で使うことが多いですが、 ・凛として ・凛とする というように、単体でも副詞として使うことがあります。 例えば、「凛と張った涼しい目をした少女」「凛と張り詰めた冬の空気」などと使います。 例文 ・凛と張った涼しい目をした少女が話しかけてきた。 ・凛と張り詰めた冬の空気で僕らの緊張感は一層高まった。 古語「りんと」には「きちんと」の意味も 古語「りんと」には「きちんと」という「計量が正確であるさま」を指す意味もありました。 その場合の正しい漢字は「厘と」です。 「厘」は、小さい数量を表す段位や、紙幣の単位で使用されますが、読み方が同じであったことから「凛と」でもこの意味で使うことがありました。 例文 ・彼はいかなるときも厘と計算をするので信用されていた。 ・彼女はいつでも厘としていて周りから一目置かれる存在でした。 漢字「凛」と「凜」の違いはない 漢字表記する場合の「凛」と「凜」の違いはありません。 「凛」と「凜」は、非常に良く似ていますが、「稟」の下半分が「禾」であり、「凛」という漢字のつくりは「禀」であるということがわかります。 「凛」と「凜」もまったく同じ意味の言葉として使用され、違いと言えば「凛」は旧字で「凜」は正字であるということでしょう。 「正字」とは、1716年に中国で完成した「康煕字典」という漢字辞典に乗っている字体です。 「凜」が本体の正しい漢字表記であり、「凜」を書きやすいように変化させた字体が「凜」になります。 どちらで表記しても意味は同じなので、どちらを使っても間違いではありませんし、どちらをどのように使うという定義もありません。 ちなみに、人の名前に使用されるのは「凛」のほうが多いです。 「凛とした」の類語 潔い 「潔い」は、「 いさぎよい」と読みます。 「潔い」の意味は、 ・卑怯さや未練がましさのないすがすがしい様子 ・態度がさっぱりしている様子 です。 「凜とした」と同じように「潔い人」といった使われ方をしますが、「潔い人」は、さっぱりとしていて未練がましくないような人、決断力があって、優柔不断さや後ろめたさなどを感じさせない人を指します。 例文 ・私は優柔不断なので、彼女のどんなことでも潔く決断できるところを尊敬しています。 ・潔く振られる決心がついたので、今夜彼と直接会って話してこようと思います。 凛然たる 「凛然」は、「りんぜん」と読みます。 「凛然」は、 ・寒さの厳しい様子 ・凛々しく勇ましい様子 を言いあらわす言葉です。 「〜たる」は、文語の断定の助動詞「たり」の連体形です。 「〜であるところの」という意味や、物事を協調して説明する場合に使用されます。 例文 ・前回の会議で凛然たる態度でしっかりと意見をいっていた姿が印象的でした。 ・彼女には凛然たる美しさがあるなとまだ彼女が幼い頃からそう感じていました。 きりりとした 「きりりとした」は、外見などが緊張してキリっとしているような、しっかりとした印象を言い表す場合に使用される言葉です。 ・きりりとした顔 ・きりりとした目つき ・きりりとした眉 というように「キリっ」としていること表現するのに「きりりとした」という表現を使うことが多いです。 例文 ・よく覚えていませんが、スラっとしていてきりりをした顔つきだったと思います。 ・制服を着た瞬間きりりとした顔つきになったので、急にたくましくなったように感じました。 精悍な 「精悍な」の意味は「 鋭い顔つき」「 力強い様子」です。 例えば、「精悍な顔つき」は、「目鼻立ちがシャープで引き締まっている凛々しい顔立ち」を指します。 このように、たくましさや頼もしい印象を受けるような様子を言い表す言葉が「精悍」です。 例文 ・女性とは思えない精悍な体つきに同性と言えど思わず見惚れてしまいました。 ・身なりや顔つきなどとにかく精悍な印象をうけた青年で実年齢の若さに驚いてしまった。 「凛とした」の対義語 おどおどしている 「おどおどしている」は、「 なかなか決心することができず、物事を行うことができない様子」です。 優柔不断だったり、決断する勇気がなく、挙動不審になってしまっている様子を「おどおどする」と良い表すことができます。 「凛とした」という表現は、ぴしっとした威厳のある様子を言い表す言葉なので、挙動不審のような威厳のない様子を言い表す「おどおどしている」という表現は、対義語であると言えるでしょう。 例文 ・彼のおどおどしている様子を見ていると、とてもじゃないけど安心することができない。 ・妙におどおどしていたので、絶対何か裏があるなと確信しました。 ビクビクする 「ビクビクする」は、「 何かに恐れてためらったり、落ち着かない様子」を言い表す言葉です。 「凛とした」という表現は、何にも恐れを感じずピシっとしている様子を言い表す言葉なので、何かに怯えていたり落ち着かなくなってしまっている様子を表現する「ビクビクする」は、対義語であると言えるでしょう。 例文 ・部長に怒られるのが怖くて何をするにもビクビクしていました。 ・彼女のビクビクしている様子を見ていると、自分に自信がないということが伺える。 締まりがない 「締りがない」は、「 表情や態度がたるんでいる様子・緊張感のない様子」です。 「凛とした」という表現は、「ピシとした締りのある表情や態度」「威厳を感じる様子」なので、「締りのない」は対義語になります。 例文 ・締りがない彼女の表情を見ていると、ついついイラっとしてしまいます。 ・あまりにも締りのない顔つきをしてたので、女癖が悪いんじゃないかとついつい疑ってしまいました。 たじろぐ 「たじろぐ」は、「 相手に威圧されてひるんだり、しりごみする様子」です。 例えば、何かを意見したときに周りから反対の声が出て、びびって「やっぱり今のナシ・・・」となかったことにしてしまったりすることを、「たじろぐ」と言います。 「凛とした」と表現されるような人は、きちんと芯があって間違っていないと思えば簡単に人に意見を合わせたり折れることがないので、「たじろぐ」は対義語であると言えるでしょう。 例文 ・彼女の威圧的な態度に一気にたじろいでしまい情けない姿を見せてしまった。 ・思いがけない質問にたじろぎ、思わず目を泳がせてしまった。 怖気づく 「怖気づく」は、「 恐ろしという感情を抱いて怯むこと」です。 例えば、「大きな声に怖気づいた」は「大きな声に驚いて恐怖心を抱いた」というようなニュアンスになります。 「怖がる」「びびる」といった意味合いで使用される言葉です。 例文 ・あれだけ大きな態度をとっていても、実は怖気づいていたようで以後悪態をつくことはなくなった。 ・警察に通報すると言われて怖気づいて逃げて行く姿はダサすぎました。 「凛とした」の英語 「dignified」が「凛とした」に最も意味が近い 「凛とした」に最もニュアンスが近い英語表情は「 dignified」です。 「dignified」の「威厳のある」と和訳されることが多いです。 「dignified」とは、「自制されており、真面目で、落ちているがゆえに尊敬に値する」という意味です。 まさに「凛とした」という日本語の英訳にピッタリな単語ですよね。 「 maintain a dignified silence about... 」の形で「... について威厳を持って沈黙を守り続ける」という意味で使われることがあります。 「dignified」の類語には「 majestic」があります。 「majestic」は「dignified」より強意的で「荘厳な」という日本語に近く、日常会話でもあまり使用されません。 彼女は凛とした声で私の耳元で何かを囁いた。 「 commanding」「 imperious」は意味合いが違うので注意 「dignified」の類語として「commanding」「imperious」などが紹介されることがありますが、これらは「凛とした」というニュアンスとはかなりかけ離れているので注意です。 「commanding」も「威厳のある」という和訳があてらることがあるのですが、「command」の元の意味は「命令する」なので、「commanding」は「威圧的な」という意味も含みます。 また「imperious」は「威厳」というより「傲慢」「横柄」という意味合いなのでだいぶ「凛とした」とは違います。

次の