リュウ ソウ ジャー オト。 カナロのリュウソウジャー・オト・婚活が話題

『騎士竜戦隊リュウソウジャー』、ワイズルーによる挿入歌配信スタート キャラソンアルバムの発売も

リュウ ソウ ジャー オト

騎士竜戦隊リュウソウジャー第43話「ドルイドンの母」のネタバレ クレオンが見つけたワイズルーの心臓カード! クレオンはワイズルー亡きあと、 途方に暮れていました。 すると、地面に落ちているワイズルーの心臓カードをみつけます。 サデンがクレオンを呼び止めると、 クレオンは心臓カードをとっさに隠し、 立ち去りました。 サデンはプリシャスのもとへ行きます。 プリシャスはドルイドンの母(エラス)の前で弟が産まれる瞬間を待ち構えていました。 エラスによるドルイドン誕生 ガンジョージ! エラスがリュウソウカリバーによるキズを受け、 そのキズが癒えてきており、 復活をしようとしています。 そして、エラスから飛び出した卵から ガンジョージという幹部が誕生しました。 これからエラスからプリシャスの弟が どんどん生み出され、 プリシャスのチームができあがっていくようです。 喜ぶプリシャス。 プリシャスはガンジョージを連れて街へ向かいます。 人間達の悲鳴の味を味わせようとするのでした。 バンバは一人、 剣で訓練をしています。 剣をクルクル回したり 後ろ手に持ち替えたりして 華麗な剣裁きをしています。 そして、若き日の想い出、マスターブラックのことを考えていました。 少年の頃のバンバ。 その検裁きは、大ぶりで無駄な動きがあります。 あーあ、剣が泣いてるな にこやかに近づいてくるのはマスターブラックです。 ~オープニング~ プリシャス、サデン、ガンジョージは街に出現し、 ガンジョージの胸から発射されるマシンガンによって 破壊し始めました。 人々の悲鳴を聞いたガンジョージは カイ・・・カン・・・ と喜びを感じ力が湧いてきているようでした。 さらに攻撃をしようとするガンジョージをサデンが止めます。 サデンはプリシャスに これ以上はやっかいなものたちが現れると制止したのでした。 その言葉のとおり、 リュウソウジャーたちが駆けつけます。 宇宙から送りこまれたと思ったリュウソウジャーでしたが、 プリシャスから、エラス様から生まれたと聞き、 一瞬たじろぎます。 エラスという言葉に、 バンバは聞き覚えがあるようです。 プリシャスはエラス様が復活した今、 地球は自分たちのものだと告げ、 ガンジョージに実戦訓練開始だと指示します。 ガンジョージがマシンガンを放つと リュウソウジャーたちはかわしながら変身します。 マックスリュウソウレッドとノブレスゴールドにチェンジし、 チームワークでサデンとガンジョージに攻撃を与えます。 しかし、それをみていたプリシャスが一撃を放つと、 リュウソウジャー達はまともにくらい、 倒れてしまいます。 プリシャスの攻撃にはまだ余裕があり、 リュウソウジャーより勝っているようです。 そこでガンジョージは巨大化。 キシリュウオウジェットで応戦しますが、 プリシャスの存在に気づいたプテラ-ドンは リュウソウ合体を強制解除して逃げてしまいます。 プテラードンを封印したのはプリシャスだったのです。 他の騎士竜を召喚させると、 プレシャスはそんなにたくさん相手にできないよと 立ち去るのでした。 ういの部屋に戻ると、 ピーたんはオトの腕の中で震えおびえていました。 バンバとマスターブラックとの記憶 リュウソウジャーたちは ドルイドンの母、エラスは何者なのか話し合っています。 バンバはエラスについて聞いたことがあると語り、 メルトにコタエソウルをかけるよう頼みます。 マスターブラックがエラスについて語っており、 そのときのことを思い出せばなにかわかるかもしれないと考えたのでした。 バンバの記憶が甦えります。 少年バンバはマスターブラックに訓練を受けています。 ただチカラにたよってぶん回すな。 剣に伝わるチカラを意識しろ そのチカラを活かすんだ。 今日は訓練は終わりだと告げるマスターブラックに対し、 バンバは早くマスターブラックのように強くなりたいと練習を続けたそうです。 マスターブラックは強くなってどうする? 強くなったあと、どう活かす?と尋ねます。 考え込むバンバ。 マスターブラックはバンバ少年の頭をポンポンと叩いて、 微笑んで立ち去ります。 またある日、マスターブラックは バンバにリュウソウケンとリュウソウブラックを託します。 まだ自分には・・・と躊躇するバンバ青年ですが、 マスターブラックは必要なソウルがそなわっているといいます。 自分のそばにいる大切なモノを知り、 それを守るために強くなったと教えてもらいます。 トワのことですか?とバンバは聞きますが、 マスターブラックは話し続けます。 リュウソウグリーンはトワに授ける。 ナダではないことに驚くバンバ。 マスターブラックはいいます。 トワには光がある。 俺にもお前にももっていない光だ。 あいつ(トワ)を守り抜け それがお前の使命だ 最高のマスターだったと語るバンバ。 しかし、ある日のこと マスターブラックはバンバに剣先を向け、 リュウソウルを渡せ、と厳しい表情で告げます。 バンバにみんなを守れとマスターブラックがいったのに、 このときのマスターブラックは お前はなにも守れないと言い放ちます。 トワはどこだ? しかし、バンバはトワを眠らせたといいます。 あんたのこんな姿を・・・ マスターブラックは、 お前は甘い!!! と剣を振りかざし、 バンバのリュウソウケンを弾き飛ばします。 マスターブラックから腹部に膝蹴りをされたあと、 倒れるバンバ。 気を失う直前にマスターブラックが話した言葉が、 エラスを守らなければ・・・ でした。 一部始終を聞いたリュウソウジャーたちは驚きを隠せません。 トワは信じられない様子で、 なぜこれまで言わなかった!とバンバを責めます。 バンバは行ってもしょうが無いだろとつっぱねますが、 トワもそういうことじゃないだろ!と強く反発します。 ピーたんも マスターブラックはドルイドン側じゃん!といいます。 思わずバンバは部屋を出て行きます。 トワも後を追いかけます。 久々、セトー登場 入れ替わりにういパパが登場。 エラスってなーに? その言葉をきっかけに ういパパが眠り、 セトーが現れます。 セトーはエラスについて知っており、 大いなる存在だと語ります。 かつてリュウソウ族の先祖は リュウソウカリバーによってエラスを眠らせました。 しかし、そのリュウソウカリバーは抜いてしまいました。 リュウソウカリバーを抜けと指示したセトーを リュウソウジャーたちが責めます。 セトーはエラスが リュウソウカリバーのチカラを吸収し始めたと語ります。 リュウソウカリバーを抜かなければ、 エラスを止める事ができなくなってしまう状態だったのです。 それだけのチカラを持っているエラス。 エラスを倒さない限り、闘いは終わらないということを告げていました。 ではどうすればよいか、 セトーも考えを巡らせているようです。 コウはしばらく考え、 闘いは終わらせる、と つよい眼差しで決意したようです。 広場で訓練をするリュウソウジャー。 (バンバとトワは除く) アスナはコウがリュウソウカリバーでエラスをしとめるように作戦を練ります。 そこへオトがやってきました。 争いが嫌で海に逃げたんだから どこか遠くに逃げたって・・・ そう心配そうに主張しました。 コウは「遠く」という言葉を聞いて 闘いが終わったら旅しようかと提案します。 アスナはゴーカートで勝負しようと続けます。 勝ったらお菓子一年分! じゃあ、そのお菓子を愛する人のプレゼントにしよう! あと、温泉! どんどん楽しい未来がふくらんでいきます。 オトはメルトに抱きつき、 あたしは、お兄ちゃんやメルトくんのほうが大事。 メルトくんはあたしのこと大事じゃ無いんですか? と、メルトをみつめます。 メルトは返事をすぐにはしませんでした。 その夜、バンバは後ろを歩くトワに ついてくるな!と言います しかしトワは 勘違いしないで。 同じ方向に歩いているだけだから。 と、バンバを追い抜かして歩いて行きます。 今度はバンバがトワに歩み寄り、 一緒に歩いて行きます。 エラスとの闘いへ・・・しかしオトが人質に 翌朝、トワとバンバもリュウソウジャーに合流し、 エラスへの最終決戦へ向かいます。 エラスはリュウソウカリバーのあった神殿の下にいるはずだとメルトは考えます。 エラスは心臓のようにゆっくりと光が点滅しています ガンジョージは、クレオンを標的に マシンガン攻撃していますw エラスの光が乱れると、 プリシャスはリュウソウジャーの到着を察知しました。 サデンは今度こそ私が・・・と リュウソウジャーのもとへ向かいます。 サデンとガンジョージはリュウソウジャーを待ち構えていました。 ドルイドンの攻撃によって炎に包まれた中、 リュウソウジャーが変身します。 一人一人、名乗ります。 その後ろで木に隠れてオトが様子をみにきていました。 リュウソウジャーの華麗な連携に ガンジョージは「負けたくない・・・」と逃げていきます。 リュウソウジャーも後を追います。 オトも続こうとしますが、 その背後にサデンが・・・ ガンジョージが「おれ、つよい、はず」とプリシャスの元へ戻ってきました。 するとエラスがもう1体のガンジョージを生み出しています。 プリシャスはガンジョージでチームを増やしていこうとしているのか? サデンもオトを連れてプリシャスのもとへ帰ってきました。 これでリュウソウジャーも手出しできません。 プリシャスはサデンに信頼しているよ、と告げますが、 その手にはサデンの心臓カードが握られていました。 サデンもまた心臓を人質に取られていたのです。 そして、リュウソウジャーたちは プリシャスとエラスのいるアジトへ入っていくのでした。 つづく 第44話「試されたキズナ」のあらすじ エラスの元へ向かうリュウソウジャーの前に、サデンが立ちはだかる。 オト(田牧そら)を人質にとり、リュウソウカリバーを渡せというサデン。 メルト(綱啓永)の決断により、 コウ(一ノ瀬颯)はリュウソウカリバーをサデンに渡し…。 リュウソウジャーはさらに奥へと進むが、街にプリシャスが率いる新たなドルイドン・ヤバソードとガンジョージが出現。 エラスは カナロ(兵頭功海)たちに任せ、コウと アスナ(尾碕真花)は2人でヤバソードとガンジョージに立ち向かう。 tv-asahi. そしてさらにヤバソードというドルイドンが登場します。 また増えたw どんどん増えて、 ドラえもんのバイバインみたくなっちゃうのかしら? それよりもなによりもですね。 私のとっては、ワイズルー様の心臓カードがみつかったことが 今回大きな収穫でしたよ。 最後までお読みいただきありがとうございます!.

次の

カナロのリュウソウジャー・オト・婚活が話題

リュウ ソウ ジャー オト

「お兄ちゃん、今日はどこ行くの?」 「フリーの女性が集まる、街コンというものがあるらしくてな、行ってくる」 「じゃあ、ライバルの男の人も多いんじゃない?」 「案ずるな、オト。 兄ちゃんは出来る男だ。 …そういうお前はどこへ行くんだ」 ふと見れば、髪を念入りに梳かして、オトはめかしこんでいる。 」 「この前、ういさんが教えてくれたんだ」 楽しそうなオトを他所に、カナロの妄想の中では1匹のハリネズミを二人で寄り添って抱いているメルトとオトが微笑み合っている。 そんな妄想を振り払って、カナロはオトに向かった。 「いい加減にしろ、子供のくせに」 「子供じゃないよ!もう123歳だってば!」 「俺の半分程度の背丈のくせに、子供だろ」 「半分て事はないし、メルト君の肩くらいまでなら届くもん!」 「せめてアスナと並んでから言え。 子供のくせにデートなんてまだまだ早い!! 」 「いつまでも結婚出来ない大人のお兄ちゃんに言われたくない!」 そう言うと、オトはカナロを突き飛ばして走りだしてしまった。 「オト!! 「でも集中出来たらなんか変わったの?」 クレープを頬張るアスナの辛辣な一言にカナロが目をカッと開いてアスナを見る。 「うん?」 しかしアスナには効果がない。 「それにしても、つまりじゃあ、メルトとオトちゃん、デート中って事?」 「ハリネズミカフェで?」 「言うなー!! 」 カナロが頭を抱え込む。 「今朝のメルトはまぁ、確かに…」 「挙動不審だった」 ウンウン、と頷きながら幼なじみ二人が言うのだから、そうなのだろう。 「バレたら面倒だと思ってたのかな」 「それはアスナが前にデートかと思ったのに、とか言って追いかけたからでしょ?」 「ああ、カナロの道場跡継ぎ事件の時ね」 「うるさい、あれはもう忘れろ!」 それはカナロが結婚式の事を考えていて、最も大切な事を聞き損なっていた為に起きた事件だった。 いつまでもうだうだ言いつづけるカナロを見送り、二人は買い出しを済ませて家路へつく。 その途中でメルトに出くわした。 「ハリネズミ、どうだった?」 「な!? どうしてそれを…」 「私とコウに、メルトの事で知らない事なんてないんだよーだ」 実際はなんて事はない、カナロに聞いただけなのだが、アスナがいたずらにそう言った。 「電車の乗り換えを調べた時か…?それとも駅からカフェまでの道を確認した履歴か…!? 」 しかしバレた原因を考えるメルトのひとりごとが思っていた以上にリアルだった為、流石のアスナもそれ以上言うのを止めた。 [newpage] 「ういさん、どう思います?」 「うーん…私は一人っ子だからなぁ。 でも、オトちゃんが心配なカナロの気持ちも少し分かるかなぁ」 「オトはもう123歳の立派なレディだぜ?」 中から話し声が聞こえると、コウ達は入り口で立ち止まる。 「誰だろ、お客さん?」 「いや、この声は…」 扉を開けると、紅茶とクッキーでお茶会を繰り広げる、オトとういとピーたんの姿があった。 「おかえり」 「メルト君!」 「やっぱりオトちゃん…いつの間にどうして」 「俺が送れば渋滞も何もないんだぜ」 したり顔でピーたんが言う。 なるほど、一度帰って、ピーたんと飛び出してきたらしい。 「カナロと喧嘩しちゃったんだって」 「喧嘩じゃありません。 お兄ちゃんが勝手に拗ねてるだけです」 そのオトの様子からするにコウとアスナが先程見送ったカナロは、あの険悪な雰囲気のままに上機嫌で帰ってきたオトに突っかかったのだろう。 気分を台無しにされたオトはそのままピーたんを駆って龍井家に来たのだ。 「取り敢えず、買い出しもしてきて貰った事だし夕飯の準備をします」 ういが宣言して、買ってきた食材を捌き始めた。 海では見かけない食材にオトの興味も掴んだらしい。 「オトちゃん、今日はもう泊まっていきなよ」 「いいんですか」 「勿論!」 ういとアスナの誘いに嬉しそうなオトの様子を見て、コウはそっとメルトに耳打ちした。 「カナロには連絡しておくね」 本当に仲間の事になると敏いな、とメルトはありがたく、コウの申し出を受けて頷いた。 [newpage] 夕飯を終えて、ほっと一息つきながら、ホットミルクを手にベランダに出た。 寒いけれど、澄み切った冬の空はいつもより星が多く見える。 「海の中でも、夜空みたいに綺麗なものがあって、マリンスノーって言うんです」 「本でしか知らないけど、それは見てみたい」 「私もメルト君と一緒に見たいです。 それに陸に降る雪も!」 オトの無邪気な笑顔にメルトは自然に微笑む。 「海の事はお兄ちゃんがたくさん教えてくれました。 なのに、陸の事からは私を遠ざけてばっかり…」 オトは夜空を見上げて息をつく。 「本当は初めて陸に上がるの、すっごく怖かったんです」 その告白に、驚きつつも、その気持ちがすぐに分かった。 メルトだって村を出るのが怖くなかったといえば嘘になる。 マイナソーの討伐だけならまだしも、拠点を人間の街に移すなんて考えてもみなかった。 コウとアスナがいたから出来たと言っても良い。 それをオトは、一人で未知の世界に踏み出した。 「でも、勇気をだして飛び出したら、そこはキラキラでワクワクで、ドキドキして…ドルイドンやマイナソーや怖い人だって勿論いるけど、それ以上に、私はここにいるんだー!って感動して。 全てが新鮮で、メルト君にも会えたし... 」 眩しいくらいに真っ直ぐで無邪気なオトの様子に、時々、本当に敵わないと思う。 絶対にこの娘の泣き顔なんて見たくないし、辛い思いもさせたくない。 「陸に上がってよかった、って思ってくれるのは陸で育った一人として嬉しいよ」 メルトの穏やかな声にオトが微笑む。 「でもそれは、結果論だろ。 しなければならないと定めた掟を享受して向き合う心でもある。 同時に、未来の子孫を作ってくれますか、と言った最短で、最速で、まっすぐなオトの言葉を思い出して、メルトは少しだけひやりとする。 「海のリュウソウ族は、陸には戻れないのか?」 長い歴史の中で、鼓膜が3重になったり、水との関わりが深くなったり、独自の進化を遂げている海のリュウソウ族だが、元は同じ民族だ。 再び一つになる事は出来ないのだろうかとずっと考えていた。 今はまだ、すぐには受け入れられなくても、少しずつ、歩み寄れないのか。 「皆さんが優しい人達だという事は、お兄ちゃんも私も分かっています。 モサレックスも、大昔に陸に残ったリュウソウ族と今のリュウソウ族は違うって、もう知っています。 でも…」 オトはそこで言い淀んだ。 この先を続けて良いものか迷っている。 いつだって全てを守ろうとしていたコウ達。 命を数えて多数を救おうとしていたバンバ達。 戦いだけでなく一族の存続をかけて独りで戦っていたカナロ。 リュウソウジャーとして、平和を守る使命を背負いながらも全く違う道理でそれを果たそうとしていた。 オトは深く息をつき、メルトにまっすぐ向き合った。 「…海のリュウソウ族はもう本当に僅かです。 …だから会った事もない誰かを守る為に戦うのが当たり前な皆さんが、時々眩しいです」 それは、戦いが嫌で海に出た者達の末裔らしい言葉だ。 海にはリュウソウ族と比べて寿命も短く体も弱い人間がいない。 守るべき存在が、その概念が陸のリュウソウ族とは違うのだ。 それを口にするのに、どれだけの勇気がいるだろう。 「…モサレックスやお兄ちゃんばかりが戦うなんて。 私にも出来る事はある筈です」 その真っ直ぐ過ぎる好意を戸惑いつつも拒み切れないのは、この言葉を紡げるその優しさと強さを何よりオト自身から感じるからだ。 「なのにお兄ちゃん、すぐに私の事を子供扱いしてあれはダメだ、これはするなって。 私だってリュウソウ族だし、もう123歳だし、ちゃんと考えてるのに」 カナロの心配は痛いほど分かる。 出来る事ならずっと大切に海にしまっておきたかったのだろう。 しかしそれ故にオトのあんな楽しそうな笑顔を初めて見た、と言った時の切なくも苦しそうなカナロを思い出す。 兄弟のいないメルトだが、それでもこの兄妹が結局、お互いを大事に思いながらすれ違っているだけだという事は分かる。 分かっていないのは、むしろ当人達の方かも知れない。 「ねぇ、オトちゃん」 メルトは一つの提案をする。 使命の為に手段を選ばないのは彼か、彼女か。 [newpage] 「これは一体…?」 「メルト君のわからず屋!」 「オトちゃんこそ、どうして分からないんだ!? 」 緊急事態だと呼び出されたカナロが目にしたのは、言い争う叡智の騎士と妹だった。 メルトに何かされたのか、オト? オトが何かしたのか、メルト? どちらの言葉を選んでも片方を一方的に悪と捉えてしまいそうで、カナロは言葉を出せずにいた。 「何があったんだ?」 結局、カナロはコウに助けを求めた。 「未来の子孫を作ってくれますか、ってオトちゃんの言葉覚えてる?」 忘れるわけがない。 近年稀に聞く、衝撃的な言葉だった。 カナロはコクコクと頷く。 「それ、子孫を作るなら歳も近いしトワにしたらどうか、って話」 「なん、だと…!」 「トワも悪くないと思うよ。 もれなくバンバがついてくるけど」 アスナがそういう横で、ういも頷く。 「トワはメルトより柔軟性もあるし、バンバも厳しいけど面倒見すっごくいいもんね」 「で、子孫繁栄が使命なら、自分に固執しないでトワも良いんじゃない、って話をメルトがしたらオトちゃんが怒った」 コウの総括したこの状況にどういう感情を持てば良いのかさえ分からない。 「そもそもはカナロが、オトちゃんとメルトに反対なら、ってのが発端なんだけどね」 ひょいっと放り込まれたういの言葉にカナロは更に驚愕する。 「カナロか。 ちょうどいい。 話がある」 「ずるい、メルト君。 お兄ちゃんは関係ないでしょ」 「あるに決まってるだろう、海のリュウソウ族の話だ」 「私とメルト君の話でもあります」 「それを反対されているんだ。 使命を果たすなら他の道も模索すべきだ」 「……っ!」 メルトの言葉にオトは悔しそうに唇を噛む。 自分に分が悪いと分かっているのに認めたくない時の妹の仕草だ。 「カナロ。 お前が結婚して子供を授かっても、その兄弟同士が結婚出来るわけではないのは分かるだろう」 「当たり前だ。 しかしオトにはまだ早い」 「だがトワならオトちゃんと歳も近いし、今の戦いが落ち着いたら一度、数十年ほど長期で修行にでも出て戻ればちょうど良いと思わないか」 淡々とそういうメルトにカナロは目を剥く。 オトにはまだ早い、と言い続けていたそれを解決してしまう話だ。 「いや、しかしトワにその気があるかどうか…」 「オトちゃん、トワに聞いてみよう」 「…分かりました。 使命の為なら」 メルトを睨むように見上げて、オトが認めた。 それを受けてトワを呼びだそうというのか、メルトがリュウソウフォンに声をかけようとする。 それと同時に顔を伏せたオトの肩が震えたのを見た。 [newpage] 「待てっ!! 」 咄嗟にカナロはメルトの腕を掴んでそれを阻む。 何をするんだ、と訴える視線をカナロに向ける。 「お前自身はどう思ってる!? 」 「何が」 「オトだ!二人でお茶したり出掛けたりしてて、なんとも思わないのか!? 」 「…使命の為だろ」 「使命を言い訳にするのか」 顔を反らせて、カナロからは陰ったメルトの表情は見えない。 「リュウソウ族にとっての使命の重さは俺も理解している」 重く低い声で、メルトが絞りだすように言った。 その様子にカナロがメルトの胸ぐらを掴んだ。 「じゃあ使命がなかったらトワを勧める理由はないよな。 だったらどうする」 「…そもそも使命がなければ、オトちゃんにあんな事は言われてない」 「使命だけでオトがお前と会ってると思ってるのか?お前の話をするオトがどれだけ可愛いか知っているか?悔しいくらい楽しそうで嬉しそうなんだぞ!」 「……」 「以前、鏡の前で笑顔とお前の名を練習していた。 話にお前が出てくるだけで嬉しそうで、皆でいても気付けばお前の隣りにいて、美味そうな物を見ればお前と食べたいと言い出すんだぞ!? 俺が一緒にいるのに!! 」 「………」 ずっと黙って見守っていたコウ達だが、そろそろ異変に気づいた。 頬杖をついていた顔を上げ、声をかけるべきか迷い始め、互いに目配せをして誰が声を掛けるか身振りと目線で揉める。 「あー、カナロ?」 結局、恐る恐るコウが言う。 「お前だってカフェでオトが作った特製ドリンク当たり前に受け取るし、髪飾り贈ったり、満更でもなさそうだったろ。 うちの妹じゃ不服か!? 」 「そんな訳ないだろ!」 顔を上げたメルトは真っ赤だった。 その顔を見て、カナロは逆に一気に熱が冷める。 [newpage] 「カナロ、オトちゃんももう限界だよ」 「ん?」 見れば、オトはオトで、真っ赤になって俯いている。 「え…?」 「お兄ちゃんのバカ!そんな事、メルト君に言わなくたっていいじゃない!! 」 オトは真っ赤な顔に涙目でポカポカとカナロを叩く。 「ど、どういう事だ…!? 」 オトを受け止めながら、カナロはまだ赤くなって視線を彷徨わせるメルトを見る。 「カナロが何でも子供だからダメって言うから、どうして何がダメで、カナロが本当はどう思っているのか聞き出そうと…」 「どう思うって…」 なかなか赤面状態から抜け出せない二人では埒が明かないと、カナロはコウ達を見る。 「えっと、カナロがオトちゃんに色々禁止するのは、心配からだと思ってたんだけど」 「戦いの時とかカナロだってメルトの事を頼りにしてるし、本当に反対なのかな?って事で、一芝居打ったんだよね」 アスナの言葉にオトが頷く。 「オトちゃんが普段、どんなにメルトの事好きなのか代わりに伝えてくれてたし、心配っていうかむしろ応援してるふうに見えた」 コウの言葉に、カナロは自分が先ほどメルトに言った事を思い返す。 「俺は敵に塩を送るような真似を…」 「敵って事はないと思うけど。 複雑な兄心だねぇ…」 ういも生暖かい笑顔をカナロに向ける。 「結局、オトをメルトに取られるのが嫌なだけなんだろ。 しつこい兄ちゃんは嫌われるぜぃ」 ピーたんの言葉にショックを受けて、カナロはオトを見下ろす。 「その心配はない」 フォローしたのはメルトだった。 漸く、不意打ちの赤面事案から立ち直ったようだ。 「オトちゃんの願いはモサレックスやお前と穏やかにずっと一緒にいる事だからな」 「オト…ずっと俺と一緒に... ?」 海のリュウソウ族の子孫繁栄の使命は、誰より長寿の騎士竜、モサレックスを独りにしない為だ。 だからこそオトにとってそれは、果たさねばならない使命であり、果たしたい願いだ。 幸せになれなければ意味はない。 だから使命に縛られてメルトを好きと言っているわけではない。 カナロの心配は、それを慮っての事かと思ったが、どうやら違うらしい。 カナロは、オトがちゃんとメルトを好きだという事をしっかりと見ていた。 「お兄ちゃん、私とメルト君の事を反対なわけじゃないんだね」 「それは…」 「良かった」 ニッコリ笑って嬉しそうなオトにカナロは渦巻く感情をどう処理したものかと辺りを見回すが、助け舟は何処からも出ない。 「良くはないぞ!それとこれとは話が別だ。 俺はまだ認めてない!! 」 結局、大事な妹を取られたくない気持ちに折り合いがつくのはもう少し先になりそうだ。 「所でさっき言ってた、メルトと一緒に食べたいと思った美味しいものって何だったの?」 ずっと聞きたくてウズウズしていたアスナが興味津々で聞く。 「ふわふわのしぼりたてモンブランです」 「ああ、先週の。 美味しかったね」 「はい!」 「いつの間に…。 俺は聞いてないぞ!! 」 「なんでいちいち全部、お兄ちゃんに報告しなきゃいけないの」 「子供が行き先伝えて出かけるのは当然だ」 「だからもう123歳だってば!」 結局、いつもの兄妹ケンカが繰り返される。 それがただの兄妹のじゃれあいである事は誰の目にも明らかで、それぞれが見守る暖かいつながりがそこにあった。

次の

リュウソウジャーオトちゃん役の田牧そらがかわいい!学校や両親を調査!

リュウ ソウ ジャー オト

1998年生まれ、千葉県出身。 第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、芸能界入り。 朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』(2020年7月10~12日、東京・紀伊國屋ホール)にケン役として出演。 撮影:大門徹 従来のスーパー戦隊シリーズでは、テレビが最終回を迎えた直後に「ファイナルライブツアー」と称して全国各地をめぐるアクションショーが開催されることになっていたが、今年(2020年)は新型コロナウイルス感染拡大防止にともなう政府の緊急事態宣言を受けて、全公演が中止となってしまった。 一年間にわたって参加したドラマ作りへの思い、CD化が決定したFLTについて聞いた。 いっぱいありますが、一番はお芝居が楽しくなったというところです。 本当にやっていて楽しくて。 クランクインしたばかりのころは、必死にもがいてばかりいたような気がします。 始まる前は「メインキャストとして引っ張っていかなきゃ! 」という思いだったんでが、いざ始まってみると、特に最初の数か月はもがくことしかできていない状態でした。 終盤は引っ張るまではいかなくとも、メインキャストの一人として、作品を作る一員として全力を注ぐため、役に向き合うためにかける時間も変わりました。 一年経ってやっとかよ! って感じですけど、アドリブも入れられるようになったし、メルトを演じることがすごく楽しかったですね。 メルトを演じるにあたって、全体を通して芝居の組み立てを意識していた部分はありましたか? 僕は戦隊のブルーの戦士は"クール"という印象を持っていて、メルトは冷静であればいいんだなと最初のうちは思っていたんです。 実際にいただいたキャラクター像も、努力家で知識があって、初見のものには弱いけど、復習するから二度目は強いという勉強熱心なキャラであると。 でも、イジられるようになりだしてからは、自分自身もお芝居をしているのが楽しくなりました。 第32話「憎悪の雨が止む時」では、ジャックオーランタンマイナソーの七色の雨に打たれたオトちゃんに「笑顔が嘘くさいんだよ! 」と責められるシーンもあり、めちゃくちゃはまりましたよね。 あれひどいですよね笑。 最初に台本を読んだとき驚きました。 脚本家さんひどいなって笑。 そこもメルトのキャラクターのおもしろいところです。 からかっているんですよね。 そういう扱いに対して流そうとするけど、我慢できなくなるという。 全体を通して、バンバだったら女性との関係性が多く描かれていますよね。 メルトはそれがオトちゃんやティラミーゴ、幼なじみなんです。 一年を通していろんな人との関係性が広がったことでキャラクターの幅が出たんじゃないかと思います。 そうなんですよ! 僕からしてもメルトはモテないだろうなって思います。 まじめすぎるし、おもしろくないし……でもオトちゃんが好きでいてくれていますから、うれしいですね! 舞台挨拶でもオトちゃんをめぐり、二人の掛け合いが起きることもありましたね。 そういうところが演技でも出ていたのがよかったのかもしれませんね。 その前に「まだまだダメだな」と感じたのが劇場版のときでした。 劇場版はレッドがいなくなって、レッドの役をブルーが担って、みんなを引っ張らなきゃいけないという台本だったんです。 でも作品を見ると全然引っ張れていなくて、むしろピンク・ブラック・グリーンに引っ張ってもらっていた。 やっぱりそれはマネージャーさんにも言われたので、「ダメだな」と思っていたんです。 だからこそ、第44話「試されたキズナ」ではコウとアスナがいなくなるので、そこでは「劇場版みたいに引っ張ってもらってちゃいけない。 俺が引っ張っていかないと! 」という気持ちで臨みました。 そうなんです、たくましい! キャラクター的にブルーとピンクの2ショットであることが多いんですけど、やっぱり持ってかれちゃうんですよね。 ピンクの真花がいいお芝居をするんです。 ナダ役の長田さんと飲みに行ったんですけれど、そこでいっぱいお芝居のアドバイスをいただいて、そこから僕自身も気が引き締まって意識が変わって、プロデューサーさんやマネージャーさんからも「変わったね」と言われることが増えました。 あらためて、引っ張っていくメルトの姿も見ていただけたらうれしいですね。 32・33話は、パイロットも担当してくださった上堀内佳寿也監督の組でした。 上堀内監督の組は、こうした感情を表現しなければならない回が多い気がします。 監督は内容的にもそうなんですけど、現場でも役者を一番大事にしてくれるんです。 物語では、ナダが死んで、最後にみんなでムービーを見て泣くというシーンがありました。 そこでは僕ら一人一人の表情を捉えるためにカメラが5台くらい用意されていて、しかもその日はあえてナダ役の長田さんとできるだけ会わないように調整してくれていました。 泣くシーンに入る前に気持ちを作る時間も数分でなく数十分もいただいて、役に入りやすい環境でしたね。 そうしてお芝居を大事にしてくれるので、こちらもそれに応えないとという思いで取り組んでいます。 ですから、撮影が終わると「やり切ったな~」と充実感、達成感も大きかったですね。 最初のほうから仲良かったですね。 ただ、仲がいいゆえに悪い意味で仕事の面で欠けてしまっていたところもありました。 でも後半はみんな仕事とプライベートで意識を変えて、スイッチのオンとオフをしっかりやっているなという感じがあります。 実は、終盤の組の撮影の時に食事会をしたんです。 そこで「残りちょっとだし、頑張ろうぜ」ってみんなで話し合ったのがきっかけになって、みんなお芝居も集中して頑張れたように思います。 トワと一緒に変な衣装で踊る第42話「決戦のステージ」では、たくさんのエキストラの方たちが参加してくださいました。 その日、撮影が終わって感謝の気持ちをツイートしたんですけれど、それに対して「いつも笑顔が印象的な綱くんだけど、撮影のときはしっかり役に向き合って、現場でのたたずまいもしっかりしていて、頑張っているなと思いました。 これからも頑張ってください」というリプをいただいたんです。 300人参加してくださった方のなかで、僕を見てくださっている方もいるんだなって。 そういう人が作品を見てくださるわけですから、満足していただける作品を作らなきゃなって思いました。 しかし『リュウソウジャー』最終回の"その後"の物語といえるアクションショーの"音声"が「おはなしCD」という形でリリースされるのは、リュウソウジャーファンのみなさんにとってうれしいニュースではないかと思います。 CD発売決定を受け、綱さんから改めてファンのみなさんにひとこと、メッセージをいただけますでしょうか。 CDの発売、本当にうれしいです。 これが実現したのは、確実に皆さんのFLTに関する声がお偉い方々の元へ届いたからだと思います。 ありがとうございます。 皆様も同じ気持ちかと思いますが、正直FLTがなくなったのはショックでした。 本来であれば、FLTで皆さんと共に「騎士竜戦隊リュウソウジャー」としてまたお会いできたのにという気持ちが大きかったです。 しかし、今回このような形ではありますが、皆さんにお届けできるのはうれしい限りです。 改めて、1年間の応援、本当に本当にありがとうございました。 離れていてもソウルはひとつです。 そして何事も油断は禁物です。 手洗いうがいしっかり。 そして、必ずまた会いましょう。 ドラマCD『「騎士竜戦隊リュウソウジャー ファイナルライブツアー」おはなしCDスペシャルセット』は東映ヒーローネットにて予約受付中で、7月12日23:59予約受付終了(数量限定のため、早期に終了の可能性あり)。 会場で販売される予定だった公演パンフレットに加え、ショーの台本、そして「ファイナルライブショー」の音源を収録したおはなしCDの3点セットとなっている。 (C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映.

次の