うつ病の人にかける言葉。 うつ病患者に3つの言ってはいけない言葉

うつの知人にどんな言葉をかければいい?

うつ病の人にかける言葉

【お話を伺った方】精神科医 五十嵐良雄さん 虎ノ門リワーク研究所所長。 精神科医・医学博士。 医療法人社団雄仁会理事長。 メディカルケア大手町院長。 日本デイケア学会副理事長、日本産業精神保健学会理事、日本外来臨床精神医学会理事、日本社会精神医学会理事、東京大学大学院非常勤講師。 1976年、北海道大学医学部卒業。 埼玉医科大学助手、秩父中央病院長などを経て2003年、メディカルケア虎ノ門開設。 2008年、うつ病リワーク研究会発足、代表世話人に就任。 2018年、一般社団法人日本うつ病リワーク協会理事長に就任。 中には、元気のない同僚に対して親切心から『頑張って』『元気を出して』などと励ましの言葉を掛ける人もいるかもしれませんが、実際にその人がうつ病だった場合、もう既にこの憂鬱な気分をどうにかしようともがいているところでしょう。 そこで、自分の状況を理解していない人から励ましの言葉を掛けられたところで、余計に追いつめられたような気持ちになってしまう人も多いものです」 うつ病状態にある人は、基本的に常に憂鬱な気分を抱え、心身の不調を感じているもの。 「元気がないことや仕事が手についていないことについて、あれこれ言われることを気持ち良く思う人はいないはず」と五十嵐さん。 「職場の同僚に対して『この人、うつ病かな』という疑惑を感じ、その人を今以上に追いつめたくないと思うなら、自分本位な励ましの言葉を掛ける必要はありません。 ただ、うつ病の人の中には、『悩みを誰かに聞いてほしい』と思っている人も多い。 仕事のことでコミュニケーションを取る際には、「『自分はあなたを心配している』ということをまず伝えてから本題に入ってほしい」と五十嵐さん。 人は、うつ病になると、仕事の作業効率が落ちたりミスが増えたりするものなのですが、経験の無い人にはなかなかこの状況は理解できないもの。 以前までは出来ていたことが出来なくなっているということは本人にも自覚があるはずなので、そこで、『最近、仕事でミスが多いよね?』と結果から指摘したり、『もっとちゃんと仕事してよ』と責めてしまうと、相手を余計に追いつめてしまう結果に。 絶対にNGなのは、一見頼りがいのある一言 これをふまえ、五十嵐さんが「これは絶対に言ってはダメ!」と念を押すのは、「悩みがあるなら私がどうにかしてあげるよ」というような言葉を掛けること。 一見頼りがいのある言葉だが、そこには大きな落とし穴が……。 うつ病の人のつらさや不調は医学的に治療すべきものであり、同僚レベルでどうこうできるものではないんです。 もしも、自分の身近な同僚が「うつ病っぽいな」と思って迷いを感じたら、「自分だけで抱え込まないこと」「自分の意見を押し付けないこと」、この二つに注意して接するように心掛けよう。 取材・文/上野真理子 正社員で長く働きたい女性のための転職サイト「女の転職type」 東京・横浜など首都圏を中心に女性に人気のある正社員求人情報を多数掲載中。 女性が仕事探しをする際に重視する「残業の有無」や「産育休活用例の有無」などの情報を求人ごとに紹介。 また、希望の職種や勤務地からの検索ができるだけでなく、登録情報にマッチしたオススメの求人情報や転職イベント情報などを女の転職type編集部よりご案内しています。 その他、面接対策や履歴書の書き方、実際に企業で働く社員から職場の評判を集めた「うちの会社のほんとのところ」など、転職・就職活動に役立つ情報も満載!さらに、2016年より「リトルミイ」がサイトキャラクターとして新登場!どんな仕事が自分に向いているのか、自分の経験はどんな仕事に活かせるのかが分かる「いい仕事ミイつけよう診断 職業・適職診断テスト 」など長く働きたい女性の転職を応援します。 転職するなら「女の転職type」をぜひご活用ください。

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うつ病の人への正しい接し方と、間違った接し方

うつ病の人にかける言葉

気持ちが落ち込んでいたり、イライラしていると、何気ない言葉で傷つくこともあります。 うつ病でタブーとなる言葉とは、具体的にどんな言葉だと思いますか? 気持ちが落ち込んでいたり、イライラしている時は相手のちょっとした言葉にカチンとくることもあるかと思います。 例えば「あなた何してるの?」「まだなの?」といった言葉に思わずムッとする事もあるかもしれませんが、多くの場合、その気持ちは引きずらないでしょう。 しかし、うつ病で気持ちが落ち込んでいる人は相手の言葉に過敏になっている事が少なくありません。 場合によっては、相手を思いやって言った言葉が逆に相手を追い込んでしまう事もあります。 ではいったい、どんな言葉が相手を傷つけてしまうのでしょうか? うつの人に言ってはいけないタブーの言葉と、その理由について解説します。 <目次>• うつ病の人に言ってはいけない言葉1:うつを軽視する言葉 うつになると、自分の大切な人に愛情を求める一方、相手から拒絶されないか不安な気持ちもあります。 相手の言葉をネガティブに受け止めやすいのも、うつ病的な思考パターンです。 うつを軽く見るような発言は相手の病状に無頓着あるいは無責任な発言になり、「自分の事を全然分かっていない!」といった気持ちに相手をさせやすいものです。 以下のような言葉は軽い気持ちで言わないようにしましょう。 誰でも時には気分が落ち込むもの• たいした問題ではない• 世の中にはあなたよりもっと困っている人がいるのよ• いったいどうしちゃったの?• カラオケにでも行かない? 落ち込んだ時はそれが一番! うつ病の人にかけてはいけない言葉2:感情的な言葉 うつ病になると欲求のレベルが低下しがちです。 せっかく美味しい物を作ってあげても食べてくれない、あるいは夜、誘ってみてもあっさり拒絶されてしまう。 また、何をするにも億劫になり、場合によっては怠けているだけのように見えてしまうかもしれません。 さらに、うつの人は自責の念が強く、自信を失っていることが多いので、以下のような感情的な言葉は抑えましょう。 せっかくあなたの為に作ってあげたのに……• いい加減にして!• 私を困らせたいだけなの?• 役立たず• あっちへ行って• だらだらしていないで、何かしたら? また、うつになると、不安やイライラが強くなりがちです。 場合によっては壁に物を投げつけてしまう、あるいは、ふとしたことから感情を爆発させてしまうかもしれません。 その時は共に冷静さを失わないよう、相手と直に向き合うのは避け、相手の感情が落ち着くまで、そっとしておきたいものです。 うつ病の人にかけてはいけない言葉3:励ましの言葉 うつになると、頑張りたくても頑張れなくなることも、うつ病の辛さの一つです。 意外な事に、うつ病では励ましの言葉もよくありません。 脳内が病的になった結果、頑張りたくても頑張れなくなってしまうのが、うつ病なのです。 頑張れないことに悩んでいる相手に励ましの言葉をかければ、かえって相手を追い詰めてしまう可能性があります。 以下のような言葉には十分ご注意ください。 頑張って!• たまには笑顔を見せて• 元気を出して うつ病の相手への接し方・かけるべき言葉・傷つけない付き合い方 まず、相手の話を十分に聞くということをしっかり考えて頂きたいです。 うつになると気持ちが不安定になり、自分の周りのいろいろなことをネガティブに感じやすくなります。 相手がたとえグチをこぼすだけであっても、話すことによって相手の心の緊張が軽減する事は、聞く側はしっかり認識しておきたいです。 そして、相手が話している間は、なるべく口を挟まないなど、相手が話しやすいように持っていきましょう。 かけるべき言葉を知りたい方が多いと思いますが、相手を励ましたいときは、言葉よりむしろ、相手の背中をさするなどスキンシップが良いと思います。 以上のような事を家族やパートナーの方が注意していても、時には何気ない言葉で相手が傷ついてしまうかもしれません。 また、病気の経過にも個人差があり、場合によっては2歩前進して1歩後退的な時期もあるかもしれません。 でも治療を続けていくうちに多くの場合、症状は改善していきます。 あせりは禁物です。 気長に相手を見守っていける態勢を家族やパートナーの方はご考慮ください。 なお、うつ病になってしまった時は、自殺のリスクがあることは決して忘れないでください。 もし自殺をほのめかすようなことがあれば、それは緊急事態とご留意ください。 決して軽く考えず、相手の様子に十分注意を払い、すぐに主治医に報告するか、精神科(神経科)を受診するなど、迅速なる対処をお願いします。 【関連記事】•

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うつ病の人がかけて欲しい言葉とは何でしょうか?

うつ病の人にかける言葉

Q うつの知人にかける言葉は? 知人が会社に入ってからうつになってしまいました。 よく「頑張れ!」と言ってはいけないと聞きますが、周りの人はどういう言葉をかけてあげれば良いのでしょうか?(20代・男・会社員) A 大切なことは「傾聴」と「共感」です 知人の方、うつになってしまったとは、とても辛いですね。 その状態が精神医学的に「うつ」と言えるかどうかは詳しくお話をうかがってみないと分かりませんが、現状で僕が間違いなく言えることは、知人の方は辛い思いをしているということです。 「うつ」の人に「頑張れ!」と言ってはいけないのは何故だと思われますか。 それは、エネルギーが枯渇して、頑張れる余力がないほど弱っているからです。 頑張ろうとしても頑張れない人に「頑張れ!」という声をかけると、「ど、どうしても頑張れない。 期待に応えられなくて本当にごめん……」と自分を責めてしまう自責感や、ゆううつな辛さに拍車がかかってしまう恐れがあります。 では、どのような言葉をかけてあげれば良いのか。 それは本当にケースバイケースで、マニュアル的な正解はありません。 「頑張れ!」が良い例ですが、こちらがよかれと思ってしたアドバイスが的外れだと、無効どころか、重荷になってさらに辛い思いをさせてしまいかねないわけです。 だとしたら何も出来ることはないのかと言うと、そうではありません。 辛そうな人に対して、まずしっかりとすべき関わり方は、アドバイスではなく、「傾聴」と「共感」です。 人というのは、自分以外はみんな他者ですが、特に弱っている時は、他者は他者でも「理解してくれている他者」からのアドバイスでないと、なかなか受け入れられないのです。 ですのでまずは、「どうしたの?」とか「良かったら話聞こうか」など、プレッシャーにならない程度に、どうして辛くなってしまったか聞いてみてください。 もし話す気力がなさそうであれば無理強いする必要はありません。 でも、もし何かしらお話してくれるようでしたら、相槌を打ちながらそれを聞いてみてください。 それで、辛そうだなと感じたら「辛そうで大変なんだね」など、それを言葉にしてみてください。 言葉をかけてあげるというよりも、聞いてあげるというお話になってしまいましたが、大切なことだと思います。 相談者さまも無理しすぎずに試してみて下さい。

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