ダブル バインド と は。 ダブルバインドは立派なパワハラ!特徴と対抗策を語る

ダブルバインド(二重拘束)とは?意味や方法

ダブル バインド と は

誰でも統合失調症になりえる グレゴリー・ベイトソンというアメリカの偉大な人文学、精神医学の研究者がいる。 ベイトソンは「ダブルバインド」いう概念を生み出したということで有名で、人はダブルバインドの状態が続けば誰でも統合失調症、または統合失調症のような症状になるとベイトソンは言う。 統合失調症を解説するには非常に多くの時間がかかるのでなんかを参照してほしい。 非常に多くの症状が説明されており、実は自分も統合失調症なんじゃないかなんて思わされる。 うつ病など精神障害全般に言えることだが、病名が増えすぎて、同じような症状だらけで、大した知識のない僕たち一般人が軽々しく「あなたうつ病かもよ」「お前躁うつ病じゃね?」「俺統合失調症かも」と判断するのはどうかと思うので、その辺は各々程よく都合よく解釈してほしい。 どうも知識をつけるとそれを披露したいのか、何でもかんでも当てはめようとする人がいるので注意してほしい。 今回も「いやーあなたはもしかしたらダブルバインド状態で統合失調症かもしれないですよー」とか「あなたの周りに統合失調症みたいな人いますよ」なんてことを言いたいわけではないということをわかっていただきたい。 しかし、 思いのほか身近にダブルバインド状態が潜んでいてい、統合失調症予備軍がいる、もしくは自分がそうである可能性があるということを理解してもらえると思う。 さらに 自分が無意識に無自覚にダブルバインド状態を作り出し、悪意なく身の回りの人を統合失調症に追い込んでいる可能性があるということも理解しもらえるだろう。 ダブルバインドの知識を知っておくことで、自分や周りの人の予防をできるかもしれないし、人との接し方も良い方向に変わっていくだろうという思いがあり今回文字にしてみる。 統合失調症と言うとすごい大げさだなと思う人もいるかもしれないが、決して軽視してはいけないことだと思うので難しいと思う箇所もあるかもしれないが、例えは理解できると思うので最後まで読んで欲しい。 ダブルバインド状態とは ダブルバインドを説明するにはバートランド・ラッセルの論理階型理論が用いられるわけだが、ダブルバインドを説明するにあたり、これを簡単に解説してくれた方がいたのでそれを引用する。 「論理」にはレベルがあり、それは便宜的に3つの段階に分けられ 1. 言語レベルの論理(形式論理) 2. 「場(コンテクスト)」の論理 3. 関係性の論理 の3つとする。 この3つの階型理論にまたがって、何らかの禁止命令が設定されていることをダブルバインドという。 とは言っても全然簡単ではなさそうなので、もう一段簡単に説明してくれたものを引用する。 ダブルバインドとは「メッセージ」 上の引用で言う1 と「場」と「関係性」が3すくみになってフリーズした状態を意味している。 単なる板挟み状態ではない。 これではまだまだ「???」という感じだと思うのでどんな状態なのか具体例をあげていこう。 簡単に言うと 言葉と場の雰囲気があっていないということだ。 例えば、顔を引きつらせながら強い口調で「お前のことを世界一愛しているよ」といった矛盾だ。 彼女が彼氏に「飲み会行ってきてもいいよ」と言葉で言いながらも不機嫌になる。 親が子どもに「好きにしていいよ」と言葉で自由を与えておきながらも意に反することをしたら不機嫌になる。 竹中直人の笑いながら怒る。 のような矛盾が挙げられる。 しかし、これだけだと内容によってはふざけていたり冗談の要素があるかもしれないし、ダブルバインドとは言えないわけだ。 第2段階の禁止 ダブルバインドという文字通り2段階目の禁止がある。 それは、 そこにある「関係性」から逃れることができないということだ。 気軽に破棄できない関係として会社、親子関係、師弟関係、そして恋愛関係なんかもダブルバインド状態ができやすい。 会社での空気なんかは当たり前のようにこの状況があるんではないだろうか。 「自分のペースでいいよ」「無理はしなくていいからね」など優しい言葉を言いながらも、会社という場はノルマや目標が存在し、次々に仕事が振られる。 仕事を辞めたくても辞めると生活が・・・となり関係性から逃れることができない。 予備校なんかでも似た状況があるらしく、「偏差値が全てじゃない、行きたい学校へ行ければいいんだ」と言いつつ、場の空気は「合格!」、成績の順位のは貼り付けられ、自分のお金で通っているわけでもなく、親の期待などもあり簡単には抜け出せない。 例に挙げた会社や予備校だけではなく恋愛(夫婦)関係や親子関係においても大なり小なり数多くこのような状況があるだろう。 このような2段階の禁止が設定されている状態をベイトソンはダブルバインドと言いダブルバインド状態が続くと人は統合失調症や予備軍のようなそれに近い症状になるという。 今自分が統合失調症ではないにしろ、病みそうな生きずらい状況である場合は思い返してみれば似たような状態の人も多いんじゃないだろうか? そうではない人も少し想像してもらえばわかると思うとが、 ダブルバインドとは非常に苦しい状態なのだ。 ベイトソンのダブルバインドは結果であり簡単に原因とは言えないという意見もある。 そんな中「神経症生成実験」が行われた。 文字通り通り神経症を生成する実験。 犬を神経症にするという心苦しい内容なので、見たい人だけ見ていただきたい。 「かつて実験心理学で「神経症生成実験」というのが行われたことがあります。 イヌに2枚の図形を見せます。 片方は円、もう一方は楕円。 この両者が識別で きるとエサを与える。 できないと電気ショック。 イヌは次第に間違わずに両者を識別するようになります。 そうしたら問題の難度をアップする。 今度は若干潰した円と前より丸っぽい楕円を見せるわけです。 そしてどんどんこれを続けていく。 とうとう誰の目にも区別がつかないような2枚の図形がスクリーンに映し出されることになります。 もちろん実験者にも区別できないわけで、「より円に近いもの」を勝手に決めて、エサを与えたり電気ショックを与えたりするほかありません。 イヌはそれでもがんばります。 がんばって挫折し、がんばって挫折し、そうしているうちに、突然破壊的な行動に出るようになります。 実験器具に体当たりするもの、エサを拒否するもの、実験者の命令に逆らうもの、噛みつこうとするもの、その出方はイヌによってまちまちです。 なかにはこん睡状態に陥ってしまう者もいたそうです。 主人と実験室に入った時点で、イヌはがんばって問題を解くことが主人の望むことであり、ひいては自分の生存の安定につながるのだということを無意識のうちにも思い込んでいるその思いは、実験の最初の段階では確証され補強されていく。 ところがいつのまにか、がんばるだけアホという状況にはまりこんでいた。 だがそれに気づかないイヌはなおもがんばり、「罰」を受け続けていく。 そんななかで、それまで安定していたはずの主人との関係が脅かされてくる。 本当にショックなのは関係破綻の脅威なのです。 主人のしぐさも、彼の白衣も、実験器具の存在も、「識別せよ」という命令を発しているのに、状況全体が発しているのは、識別しようとしても無駄だというメッセージ。 主人は「私にしたがえば大事にしてやろう」という支配と用語のメッセージを発しながら、同時に「おまえは私にしたがうことはできない」と言っている。 これが、ベイトソンが「ダブルバインド」と呼んだ状況です。 」 (知の論理) 勇気を出して逃げよう ダブルバインドはどのような状況が引き起こすかは、何となくわかっていただけたかと思うが、自分が誰かをその状況に追い込んでいないかを考えるのは必要であろう。 「いやいや社会なんてそんなもので、その人が打たれ弱いだけだよ」なんて言いたくもなるかもしれないが、矛盾していることには変わりない。 そんな状態が続けば、 人を信用出来なくなり、自信もなくなり、疑心暗鬼から言葉の裏や表情が気になり、精神が疲弊していくだろう。 僕は幸運にも、逃れられない関係性が少ないタイプで、親子関係なんかも家出という形で逃げたし、仕事が嫌だったり人が合わなかったらすぐ辞めるタイプだ。 よく言えば逃げ上手だ。 しかし、誰もが僕のように簡単に逃げることができないのはよくわかる。 でも、 自分の人生を真面目に考えるのであれば、ダブルバインド状態の中で人生を過ごすのは賢明ではないはずだ。 誰だって病んだ状態で人生を続けるなんて嫌だろう。 なのであれば、勇気を振り絞ってその関係性から抜け出してみるのもありではないだろうか。 また、自分がダブルバインド状態を作り出しているのであれば、それに気づけたことが大きな一歩だ。 相手を思いやる気持ちを持てればそんな状態を作らないはずだ。 僕なりの思いやりを考えた記事が参考になればと思う。 また自分がそんな環境にいないか? いるのであれば、軽視せず回避できる方法を考えてみよう。

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ダブルバインド(二重拘束)とは?意味や方法

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肯定的ダブルバインドとは どちらを選んでも正解という選択肢を提示し、こちらの意図する方向へと誘導する話法を肯定的ダブルバインドと言います。 肯定的ダブルバインドの具体的な説明 どちらを選んでも、こちらの意図としては正解になる問いかけをして、自然と誘導していく話法を肯定的ダブルバインドといいます。 よくある構文例が「XXだがXXですか?」という問いかけです。 つまり、さおだけ屋が潰れないことを認めた(肯定した)ということになります。 応用して「あなたは僕をどれぐらい好きですか?」と問うたとしたら、あなたは僕を好きな事が前提で、どれぐらい好きなのかを考えますよね? 好きである事は認めた事になります。 前提を受け容れ、問いかけに対しても受け容れる。 これが肯定的ダブルバインドです。 シンプルな二択の肯定的ダブルバインド よくある新婚夫婦のこんな会話も、肯定的ダブルバインドです。 「おかえりなさい、ご飯にする?お風呂にする?」という問いかけです。 (本当は、「それとも私?」と続くのですけどね) ご飯か風呂といういずれかの選択肢を提示する事で、次の行動を制限しつつ、誘導している肯定的ダブルバインドです。 肯定的ダブルバインドの構文例 日常の会話の中で、違和感なく自然な形で肯定的ダブルバインドを使っていくにはどうすればいいのか。 コツはとっても簡単です。 「伝えたい全体+5W1Hを問う質問形式」の構文にすれば、肯定的ダブルバインドになります。 いつ お願いごとなどの問いかけの頭に「いつ」を付けることで、肯定的ダブルバインドになります。 どこ 目的地のある行動に関する問いかけの頭に「どこ」を付けることで、肯定的ダブルバインドになります。 例えば、「俺と一緒に旅行に行くなら、どこに行く?」と問うと、一緒に旅行にいく場面を想像しますよね? 一緒に旅行に行く事を受け容れながら、質問の答えを探す事になりますので、これも肯定的ダブルバインドになります。 だれ 人物にかんする話題の中で、「だれが」と付けることで、その前提となる部分を受け容れたことになります。 例えば「この中で彼氏(彼女)にするなら、誰がいい?」という合コンなどでよくある問いかけは、彼氏や彼女にする前提を受け容れた上での問いかけになります。 もちろん、そこでの問いかけがイコール付き合う事にはなりませんが、潜在意識の中には、付き合っている姿を一度イメージさせている事になります。 例えば、「学生時代、何が一番楽しかった?」という問いかけは、楽しかった思い出を聞く問いかけです。 これは同時に、学生時代に楽しいことがあった前提で聞いている事になりますので、肯定的ダブルバインドになります。 どのように 「どのように」という方法を問う形で肯定的ダブルバインドを創ることができます。 例えば、歌が上手い友達に「どうすれば、そんなに上手く歌えるの?」と問うと、歌が上手いことを受け容れた上で歌い方のコツを答えることになります。 「歌が上手いんですね」というシンプルな褒め言葉も良いのですが、それだと、「お世辞かな?」とか「そんな事がありません」と否定する余地があります。 しかし、「どうすれば?」と問う事で、歌が上手い事を受け容れるしかありません。 どうして・なぜ 感じた事や思った事に「どうして?」や「なぜ?」を付け加える事も、肯定的ダブルバインドになります。 例えば、「優しいんですね」とシンプルに褒めると、「いえいえ」と拒否する余地がまだあります。 しかし、「どうして、そんなに優しいのですか?」と問うと、「どうして優しいのか・・?」と考える事になりますので、自分自身が優しいということを受け容れた事にもなります。 肯定的ダブルバインドについてのまとめ 肯定的ダブルバインドは、肯定的な問いかけで構成されていますので、質問された側が心地よく、気分よく答えたり、行動する事ができる誘導話法でもあります。 是非意識的に使ってみてください。 相手の反応が変わる事が手に取るようにわかるかと思います。

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ダブルバインドとは?バインドと肯定

ダブル バインド と は

ダブルバインド・セオリー(double bind theory) [ ] にによって発表された説である。 家族内のコミュニケーションがダブルバインド・パターンであると、その状況におかれた人がに似た症状を示すようになる、と指摘する説である。 理論の背景 [ ] 生物の間で交わされるメッセージには複数のレベルが存在することをなどを通してベイトソンは明らかにした。 例えば犬が戯れに噛み合うとき、• これは「噛むこと」を意味しているというメッセージ• これは本気で「噛むこと」ではないという、メッセージについて言及するメタメッセージ があるというものである。 これらのメッセージを区別するためには、の論理階型理論が用いられる。 理論の内容 [ ]• 2人以上の人間の間で• 繰り返し経験され• そして第三の命令はその矛盾する事態から逃げ出してはならないというものであり• ついにこのような矛盾した形世界が成立しているとして全体をみるようになる という状態をいう。 わかりやすく喩えると、親が子供に「おいで」と(言語的に)言っておきながら、いざ子供が近寄ってくると逆にどんと突き飛ばしてしまう(非言語的であり、最初の命令とは階層が異なるため、矛盾をそれと気がつきにくい)。 呼ばれてそれを無視すると怒られ、近寄っていっても拒絶される。 子は次第にその矛盾から逃げられなくなり疑心暗鬼となり、家庭外に出てもそのような世界であると認識し別の他人に対しても同じように接してしまうようになる。 そして以下のような症状が現れる、とした。 言葉に表されていない意味にばかり偏執する(妄想型)• 言葉の文字通りの意味にしか反応しなくなる(破瓜型:はかがた)• 治療的ダブルバインド [ ] 治療的ダブルバインド(therapeutic double bind)はダブルバインドを積極的に利用することで精神治療に役立てようとするもの。 矛盾する指示に対する二者択一的な状況に、相手を置く点では通常のダブルバインドと同じであるが、そのどちらを選んでもよい結果となる(勝つ)ようにする点が異なる。 が提唱した。 ポジティブダブルバインド [ ]• 通常「ダブルバインド」と言っている。 [ ]• は、ダブルバインドの理論が非常に複合的であることがあると主張した。 そのため、原因を立証するために必要とされる的な証拠とはギャップがある。 ダブルバインドの理論が統合失調症の遺伝的な原因を示す調査結果に挑戦するためには、異なる家族のタイプに関して包括的にその根拠を示さなければならないということが主張される。 参考文献 [ ]• ベイトソン著、佐藤良明訳『精神の生態学』、1990年。 Bateson, G. , Jackson, D. , Haley, J. Toward a theory of schizophrenia. Behavioral Science 1: 251-264, 1956. Bateson, G. , Jackson, D. , Haley, J. A note on the double bind. Family Process 2: 154-161. 1962. 関連項目 [ ]•

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