漫画大陸 キングダム。 まんが王国 『キングダム』 原泰久 無料で漫画(コミック)を試し読み[巻]

情熱大陸に出演した原先生の苦痛の漫画人生

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この記事の目次• 1ページ目• 2ページ目• 原泰久 激白、連載10年目でも漫画を描くのが楽しくて仕方がない 週刊ヤングジャンプに、キングダムを絶賛連載中の原先生、何と読み切り以外では、連載はキングダムが初めてだと言います。 連載一発目で、メガヒットは漫画家なら誰でも夢見るでしょうが、さすがに、10年も描いていれば飽きるのではないか? そうでなくても新鮮味を失い惰性に流れるのではないか? などと、外から見ていると感じますが、 原先生は、今でも、漫画を描くのが楽しくて仕方がないと言います。 羨ましい特異体質と思うなかれ、そこには苦痛を越えた所にある、原泰久の血と汗と涙の漫画哲学があるのです。 すべてのキャラクターを魅力的に描く、原泰久の哲学 およそ歴史漫画は、大ヒットさせるのが難しいジャンルです。 それは、活躍する人物が決まっていて、ある程度の決定したレールの上で物語を走らせていく必要があるからです。 もちろん、世間に馴染みが無い、春秋戦国時代を扱ったキングダムなら、始皇帝一辺倒に話が進み、とても大味な展開になるでしょう。 しかし、原泰久は、その常識を覆しました。 どうやって?それは、圧倒的に描きこまれ練り込まれた多くのキャラクターを登場させる事で、ありきたりの英雄物語でなくその時代を生きる多くの群像を追う、大河ドラマになったのです。 キングダムには、政やのような王侯の目線、や、蔡沢(さいたく)、のような大局を読む軍師の目線。 や蒙武(もうぶ)のような将軍の目線、やのような武将の目線、のような山賊、野盗の目線、尾平(びへい)、渕(えん)さんのような兵卒の目線のように異なる立場と考えを持つ沢山の登場人物が、とても魅力的に描かれています。 ストーリーもさることながら、歴史の激流の中で魅力的なキャラクターがどのように動いていくのかを追うのも読者の楽しみなのです。 22時間起き続け、2時間仮眠、苦痛の殺人スケジュール 漫画を描くのが楽しいと公言する原先生とは言え、その制作スケジュールは凡そ殺人的なものです。 コンビニで1日分の食料を買い込むと、仕事場に籠城してネーム(漫画の原案)を練る事22時間という事がザラです。 眠くて堪らなくなるとフリスクを噛んで、口を動かし続け、そのせいで、前歯が欠けてしまう事態になっていました。 どうしても眠くて堪らなくなると、仮眠を取りますが、それは、たった2時間に過ぎません。 原先生は、こんな殺人スケジュールを連載当初から10年間も続けているそうで、コンビニ飯ばかりという食生活の偏りから中性脂肪が、かなりのレベルに達しているようです。 どんな社畜人間でも22時間起きて、2時間寝るような仕事環境を10年こなせるような人は、まず、いないでしょう。 そこもやはり、眠れないのは苦痛ではあるけれども、漫画を描くのが楽しくて仕方がないという原泰久の本領なんです。 時代に合わなくても売れた!汗と涙と友情のキングダム 原先生は、キングダムのテーマを汗と涙と友情の物語だと言います。 その言葉の通り、キングダムは主人公信と、その仲間達が地べたを這いずり、泥にまみれ、汗をかき、血を流し、絶望や哀しみに涙を流すそんなシーンのてんこ盛りで、そうでないならキングダムではありません。 しかし、キングダムが連載を開始した10年前は、このようなスポ根漫画は恥ずかしく、ダサいと言われて敬遠され、漫画は軽いタッチで世の中を、ななめに見たような主人公が活躍する作品が流行りだったのです。 泥臭く頑張るより、要領、機転、クールに決める、そんな漫画が、読者に求められている時代でした。 原先生も、そんな風潮は知っていましたが、敢えて、スポ根なキングダムを描いたと言います。 時代に合わせるつもりは無かったし、スポ根物でも面白い作品を描ける自信があったそうです。 まったく脱帽のほかはありませんね。 また、原先生が少年時代の90年代に夢中になった、週刊少年ジャンプは、HIT漫画が出続ける最盛期で、まさしく友情、努力、勝利という今では気恥しいテーマが漫画の主題になっていました。 原先生の中には、その時代のジャンプ気質が残っていて、スポ根は基本的には不変だという信念があったかも知れません。 【次のページに続きます】.

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キングダム【第648話】最新話のネタバレと感想!!|漫画大陸

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(キングダム5巻 原泰久/集英社) 主人公は 秦国の第31代目の王である嬴政(えいせい)。 後に中華統一を果たす始皇帝。 『キングダム』の中では省略して「政」と呼ばれることが多いんですが、幼少期は趙という別の国で育つものの、秦国の国王が亡くなったため再び連れ戻されて、嬴政はわずか13歳で秦国の王となった流転の道を歩む。 当時の中国大陸は春秋戦国時代。 秦国を含めて主に7カ国(秦以外には魏、趙、斉、楚、韓、燕)の大国がお互いに勢力拡大に凌ぎを削っており、中国大陸はまさに血で血を洗う様相を呈していた。 つまり『キングダム』のあらすじ内容を一言でまとめると、 始皇帝(主人公・嬴政)が各国の武将たちを倒して、秦国が中華ナンバーワンの国に成り上がるストーリー。 ただ漫画タイトルはエンペラーではなく、「キングダム(王国)」。 そのため面白い魅力やおすすめポイントは改めて後述しますが、武将同士のアクション描写満載の内容がメイン。 まさに 「天下布武」を体現したような歴史漫画。 『キングダム-KINGDOM-』とは、これぞ「男読者」がそそられるようなマンガとまとめられます。 主人公・政(始皇帝)のキャラクターがおすすめ! まず最初のおすすめポイントは 「主人公(嬴政)」のキャラクター性。 やはり後に中国大陸を収める始皇帝だけあって、人物像は偉大。 まさに言動の一つ一つが力強い。 イデオロギーや考え方は常に一貫としてるため、基本的にキャラクターにブレがなく、読者としては安心して読める漫画に仕上がってるのが魅力。 (キングダム40巻 原泰久/集英社) また政が秦国内の政敵・呂不韋に詰め寄る場面もグッと来た読者が多そう。 呂不韋は元商人だけあって、「あくまで経済を豊かにさせて戦争をなくす」と豪語。 嬴政が加冠の儀(真の大王として選ばれる儀式)を行うタイミングで秦国でクーデターを企てようと試みる。 しかし、嬴政は臆せず綺麗事を言わずに、中華統一を「武力」で行うことを言明。 様々な国が存在すれば、いずれ衝突が起きる。 だからこそ武力を使って「一つの国」にまとまげるときっぱり。 今の日本の野党を見ても、いくら弱小政党が存在しても無意味ですから。 「 どちらが王に相応しいか?何を以って戦争を食い止めることができるのか?」を力強く語って長年の政敵であったはずの呂不韋を説き伏せ、まさに「言葉」のみでクーデターを鎮圧させた場面はキングダムの名シーンでありましょう。 ちなみに、実際の始皇帝(嬴政)はかなり鬼畜だったらしい。 横山光輝の歴史漫画だったか忘れましたが、とことん暴虐の限りを尽くしたそう。 だからリアルの始皇帝は、政のキャラクターとは真逆とも思える人物。 だから『キングダム』ではどう折り合いを付けるのかと疑問でしたが、「光」という表現を使うことで上手に整合性を取れたのかなと思いました。 それが嬴政の下で働く 「信(しん)」と呼ばれる元平民。 嬴政(始皇帝)を影から支える若手注目株の武将。 当初架空のキャラクターかと思ってたんですが、実際当時存在した李信(り・しん)と呼ばれる武将がモチーフとのこと。 だからキングダムは 「嬴政が政治」の世界で戦い、「信が戦場」でガチで血生臭く戦うというW主人公性が取られてる。 実際、信は合戦で大暴れし、裏方として中華統一をバックアップします。 政は為政者として権力闘争を勝ち上がり、信は戦場で名を挙げて大武将に上り詰める。 『キングダム-KINGDOM-』ではお互いのキャラと役割の住み分けができており、ストーリーも読みやすい。 ただ信は『キングダム』の中でもっとも人間味にあふれるキャラクターかも知れない。 もはや唯一の良心。 実際の始皇帝は鬼畜だったようなので、どちらかと言えば 李信の方が王道的な主人公キャラにふさわしいかも。 (キングダム44巻 原泰久/集英社) 例えば、敵国の民間人をいたぶる同じ秦国の兵士に対してブチ切れてることもしばしば。 嬴政(始皇帝)と同様に言葉に力強さがあって、信も脳ミソ筋肉だけのキャラクターに終わってないのも魅力。 そして、 二人の主人公が「一つの壮大なロマン(中華統一)」に向かうのが相乗効果のようにストーリーを更に熱くさせてくれる。 『キングダム』が非常に読み応えがあるストーリー展開の歴史漫画に仕上がってるのは、この二人の主人公がいるからこそ。 王騎や呂不韋など個性的な登場人物が面白い! また『キングダム』は主人公以外にも、かなり個性的な武将たちが勢揃い。 どの武将たちも良い感じにデフォルメがききすぎてて、まさに男子中学生の股間並にキャラ立ちしてて面白いとドル漫では評価します。 (キングダム15巻 原泰久/集英社) 王騎がどれぐらい強いかと言うと、戦場で武器を一振りするだけで敵が一瞬で壊滅。 まさに一振り一閃。 お前らは発泡スチロールかってぐらいに、簡単にスパスパと真っ二つされていくモブ兵士たちが哀れで仕方がない(笑) 王騎はKINGDOM序盤に登場しただけあって、誰もが覚えてるではみんな大好き巨大なオカマ武将。 もちろん王騎クラスのバケモノ武将は他にもたくさん登場するんですが、ここまでインパクトに残ってるキャラクターは後にも先にも少ないでしょう。 ただ秦国にはまだまだ面白い武将がおり、例えば王騎の部下だった騰(とう)。 武将として強いだけじゃなくて、ひょうひょうとしてる性格のギャップ感が素敵。 他にも王翦(おうせん)に至っては、常にマスクを被っており謎だらけ。 桓騎(かんき)も敵の鎧をまとって潜入して敵大将の首を打ち取るなど、イケメンキャラではあるものの常識にとらわれない戦場での戦い方が面白い。 でも、桓騎の性格は至って残虐無道などそれぞれキャラに癖があって面白い。 (キングダム37巻 原泰久/集英社) そして、『キングダム』に登場する武将が持つ 武器が圧倒的に巨大すぎる。 こんなんをブンブン振り回すんですから、弱い兵士はどうしたって生きてられない。 ただの怪物同士の戦いですやん、と誰もがツッコんだことでしょう。 また戦場における「一瞬の死闘性や気迫」を切り取ってる感じが迫力たっぷり。 コマの連続で躍動感を演出するというより、一コマ自体が与えるインパクトや力強さに重きが置かれてる。 意外と漫画的には珍しく、そこも『キングダム』のおすすめポイントと評価できましょう。 【キングダム】戦場で繰り広げる権謀術数が面白い!! このように『キングダム』には数々の勇ましく個性的な武将たちが多く登場します。 ただ、戦場では武将が一人で単独で戦うわけではない。 どうしたって「軍勢vs軍勢」の合戦においては何千人何万人という兵士を動かさなければならない。 つまり、 『キングダム』における戦いでは「チームとしての戦略」も必要になってきます。 いわゆる孫子に代表される「兵法」の類いの戦術が必須。 特に『三国志』などの中国歴史ものの作品では、ある意味必須な知識か。 そのため『キングダム』では 戦略や戦術面においても各武将たちの個性が如実に現れる。 例えば、蒙武(もうぶ)という武将。 キャラ名からも何となく分かりそうですが、戦略性を一切度外視した一点突破型の戦略を取る武将。 とにかく目の前にいる敵をなぎ倒していくこと以外は考えてない。 つまり戦術ゼロ。 もし自分が蒙武の部下だったら不安しか芽生えないものの、ただそれを補って余りあるほどの武力の持ち主。 むしろ部下的には安心感しかない。 頭脳派の李牧も苦戦したほど。 龐煖とかいう武将もゲキヤバ。 ちなみに蒙武は王騎の死を目の前にして、「攻め一辺倒ではない円熟味の増した勇将へと成長」を遂げる。 そこらへんの戦いにおける成長も、なんだか的な面白さがあっておすすめできる魅力の一つ。 (キングダム30巻 原泰久/集英社) 一方、趙国の李牧(りぼく)は真逆。 武力はからっきしっぽいですが、頭脳明晰で幅広い視野を持ち、詰将棋のように最終的に王騎を追い詰めて倒す。 まさに李牧はゴリゴリの軍略家・戦略家。 秦国だと河了貂や昌平君といったキャラクターが軍略家にあたるんですが、こういった 戦場で展開されていく各武将たちの「戦術と戦略のぶつかり合い」や頭脳戦も『キングダム』の見所だと思います。 【おすすめ】将軍たちの最後の死に様がカッコいい!! 『キングダム』のストーリーですが、実は史実に忠実に描かれているらしい。 だから当時の中国史を学ぶ上で意外と参考になる歴史漫画なんですが、ストーリー展開も大雑把に言うと「大きな戦(いくさ)」ごとに描写される。 そのため主人公の政や信が率いる秦国が敵の武将を倒すところまで描かれるので、合戦が一度が始まると『キングダム』は 変にストーリーが脱線することもなく、ゴリゴリの歴史漫画でも内容が意外と読みやすいのもおすすめ要素。 じゃあ、合戦における終結は何によってもたらされるのか?それはもちろん指揮を執っていた「大将の死」。 やはり歴史上の人物はどうしたって死んでしまう。 つまり、『キングダム』では前述の勇ましい武将たちの「死に際」が描かれるということ。 でも、この 武将たちの死に際がカッコいい。 まさに「死に様」と表現すればいいのか、キャラクターを華々しく散らせることで、悲しいんだけれども非常に読後感が良い漫画に仕上がってるとドル漫では評価。 (キングダム16巻 原泰久/集英社) 他にも 王騎の死に際では「男の美学」なんかをまざまざと魅せられた名シーンでした。 主人公・信にのちのち大将軍を目指す大きな動機付けに繋がっており、王騎は自身の死をもって「秦国の未来」を次世代の若者に託した。 まさに 「戦場で儚く散っていく武将」と「政と信の中華統一という壮大なロマン」が絶妙に融合されており、読者は思わず連綿と続く悠久の歴史に思いを馳せてしまう。 特にオッサン読者を魅了する面白いポイントではないかと思います。 【漫画】キングダム-KINGDOM- 総合評価・評判・口コミ感想レビューまとめ 以上、ドル漫による歴史漫画『キングダム-KINGDOM-』が面白いかつまらないかの考察レビューでした。 結論から考察をまとめると、『キングダム』は面白い歴史漫画と評価できます。 ジャンルは史実に忠実な歴史漫画ではありますが、そこまで決して堅苦しいもんはなく読み進めやすい。 何故ならバトル漫画的なアクション要素もふんだんに取り込んでるので、意外にすいすい読めて面白い。 「敵将を倒して終わる」という歴史ストーリーは、まさに 「ボスを倒して終わる」という面白いバトル漫画的な展開と親和性が抜群。 だから『キングダム』の読後感も気持ち良く終わることが多い点でもおすすめ。 また「内政」の描写もオッサン読者にはきっと「共感」を呼ぶたまらない要素のはず。 何故なら、現実社会ではライバル会社の人間ばかりが敵とは限らないから。 会社勤めしていれば身内社員同士のしょうもない足の引っ張りあいを目の当たりにしたサラリーマンも少なくないでしょう。 そういう意味で 「キングダムは男読者に圧倒的におすすめできる歴史漫画」と言えましょう。 それ故に女性読者は取っつきづらく、発行部数も関数の割にそこまで伸びないという副作用もあるのかも。 とりあえず今後も様々な面で『キングダム』の勢いが落ちることなく、完結するまで安定して面白い展開が維持されるはず。 作者・原泰久は始皇帝の物語を最後まで描くつもりでしょうから、『キングダム』はコミック100巻まで連載が続く可能性は十分あり得る。 そのため 投資(キングダムを購入し続ける)という側面でも価値がある面白い歴史漫画と評価できます。

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今読むべき漫画「キングダム」が多くの人を魅了する3つの理由

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急報! そして朗報!! 本日2016年10月30日、TBS系列「情熱大陸」に 原泰久先生が登場するぞォォォオオオオ! キタァァァアアアア!! 原泰久先生とは、もちろん超人気漫画『キングダム』の作者 原泰久先生のこと。 こいつは何があっても見逃せNEEEEEE! そこで今回は、自称「日本で100位以内には入るキングダムファン」である記者が、 キングダムの何がそこまで支持されているのか、徹底的に解説したいと思う。 キングダムファンはもちろん、まだ読んだことが無い人にもぜひご覧いただきたい。 ・キングダムとは? まずはざっと、キングダムについて解説しよう。 中国春秋戦国時代が舞台のキングダムは、後に秦の始皇帝となる「政(せい)」と、秦の若者「信(しん)」を中心に、中国統一が描かれる物語である。 累計発行部数は2600万部、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞、連載中の週刊ヤングジャンプでは読者アンケートトップをひた走る、今世紀を代表する傑作漫画といえるだろう。 簡単に言えば、 今一番アツく面白い漫画、それが「キングダム」である。 ・キングダムが支持される理由その1:「物語が失速しない」 キングダムが連載をスタートしたのは2006年のこと。 つまり10年間連載中ということになる。 それがあたり前だし、人間が手掛けている以上、仕方がないことである。 だがしかし……。 キングダムに関しては、 今日まで一切の失速が無い。 爆発的な盛り上がりを見せた「王騎の死」や「対合従軍」のエピソード後も、変わらぬテンションで物語が続いていることは驚異ですらある。 ・キングダムが支持される理由その2:「歴史という事実を解釈する想像力がヤバい」 歴史は事実のかたまりである。 事実が存在する以上、ウソは書けない。 しかし当時の資料がほとんど残っていないことを逆手に取り、原先生はオリジナリティあふれる春秋戦国時代を生み出している。 この「 歴史」という骨組みと、原先生の想像力から生まれた「 ファンタジー」の融合、これこそキングダム最大の魅力だ。 例えば史実にもある「王弟の乱」で見てみよう。 通常であれば王の弟が反乱を起こしたという事件だが、原先生は王弟(成キョウ)を悪人として死なせなかった。 これ以上はネタバレになるので書けないが、原先生の「歴史を解釈する想像力」と「落とし込み方」はマジでハンパない。 誰もが想像できない世界を描くのが原先生である。 ・キングダムが支持される理由その3:「1人1人のキャラを大切にしている」 キングダムには数えきれないほどのキャラクターが登場する。 強い者、弱い者、賢い者、愚か者……その個性は様々だが、 誰一人として無駄に扱われるキャラはいない。 例えばどうしようもないゲス野郎でも、必ず何かしらの意図があり、物語のアクセントとなっている。 主人公の信が率いる「飛信隊」は、決して猛者たちの集団ではない……が、 それぞれに個性や人間らしさがあり、小さなコマでもしっかりと見せ場が設けられているのだ。 中にはサブキャラにバシッと光を当てるストーリーもあり、原先生がいかにキャラ1人1人を大切にしているかがよくわかる。 ・キングダムが支持される理由その4:「伏線の張り方と回収の仕方がヤバい」 これはあくまで想像だが、おそらく原先生は連載当初から「 最終回までの道筋」が見えているのだろう。 例えば物語序盤に登場し、しばらく出番がなく読者が忘れかけていた頃に登場した楊端和(ようたんわ)などはその典型だ。 さらに言うならば、読者がハラハラドキドキ「絶体絶命! 大ピーンチ!! 」と 絶望の淵に足を突っ込んでいるときに逆転劇を見せてくれる演出は、見事としか言いようがない。 プロットがキメ細かく、読み直したときに「そうだったのか……!」と納得せざるを得ない説得力は異常である。 ・キングダムが支持される理由その5:「圧倒的な画力」 どんなにストーリーが面白くても、漫画である以上、画力が付いてこなければどうしようもない。 その点でもキングダムは最高だ。 万単位……時には10万単位の軍がぶつかり合う戦闘シーンでも、ダイナミックかつ臨場感あふれる画力は 圧巻の一言。 特に大軍に武将がツッコんでいくシーンは、背中がゾクゾクするほど超カッコE。 余談だが、原先生は「スラムダンク」の作者・井上雄彦先生のアシスタントを務めていた経験を持つ。 今ほどの人気が無く、打ち切りも噂されていた中、井上先生が「 信の目をもう少し大きく描いてごらん」(目をしっかり描け説もアリ)とアドバイスし、以降、人気が急上昇したという逸話は、ファンには有名すぎるエピソードである。 ・キングダムが支持される理由その6:「キャラや隊の成長を感じられる」 先述の通り、キングダムは青年誌・週刊ヤングジャンプに連載されている。 しかしストーリー的には王道の少年漫画、ひたむきに真っ直ぐと成長し続ける様子は、全盛期の「 週刊少年ジャンプ」的な要素が強いと言えるだろう。 物語の中、政も信も年齢を重ねる。 そして体だけではなく人間としても成長を遂げていく。 それはキャラに限った事ではなく、 飛信隊も徐々に成長していくのだ。 彼らの成長を見守りつつ「俺も頑張らなきゃ」と思える作品、それがキングダムである。 原先生が登場する「情熱大陸」は23時から放送だ。 心して待たれよ! 参考リンク: 、 Report: Photo:RocketNews24.

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