機能 性 ディスペプシア 漢方。 「機能性ディスペプシア」に使うお薬

胃もたれの漢方(3)胃腸虚弱

機能 性 ディスペプシア 漢方

食べるとお腹が張る、もたれる、胃が痛い、などの症状があるのに、検査をしても、胃炎、胃潰瘍、癌などの病気は見当たらない。 機能性胃腸症、非潰瘍性胃腸症、神経性胃炎、胃下垂、慢性胃炎、上腹部愁訴、胃アトニーなど、いろいろな呼ばれ方がされますが、ひっくるめてこれらは、 機能性ディスペプシアFunctionalDyspepsia(FD)とされます。 国際的診断基準は「6カ月以上前から症状があり、最近3カ月間はつらいと感じる食後のもたれ感、早期飽満感、心窩部痛及び心窩部灼熱感のうち、1つ以上の症状があり、かつその原因となりそうな器質的疾患が確認されていない場合」とされています。 以下は、和漢堂のお客様のデータです。 美味しいものを憂いなく食べたい 胃の調子がすぐれず、気持ち良くなんでも食べることができない。 胃の存在をいつも感じずにいられない。 体重が増やせず体力が低下し、栄養が偏り健康を損なう。 機能性ディスペプシア(FD)の原因にはストレスもありますが、胃の調子が悪いことがさらにストレスになる悪循環。 症状が出ると胃腸科で薬を処方してもらい、一度は小康を得るがしばらくするとまた調子が悪くなってきて通院する。 そんなことを何度も繰り替えしますが、これではあくまでも対症療法で根本解決にはなりません。 薬をずっと飲み続ける堂々巡りです。 ずっとこんな身体をかかえて過ごしていくのかと悲しくなってしまいます。 ありふれた病気なのに 西洋医学では克服されていない機能性ディスペプシア(FD)。 胃の調子に振り回されるのをやめて、胃の存在を忘れて毎日が過ごせるよう根本的な解決をしたいですよね。 上薬(じょうやく) 中薬(ちゅうやく) 下薬(げやく) この3つにランク付けされています。 多くの漢方薬は最もランクの高い上薬を中心にして配合されます。 こう聞くと上薬は一番効き目が強く即効性のある生薬という風に思われませんか? ところが漢方薬の場合、効果が強く即効性がある生薬は下薬とされます。 上薬; 副作用がほぼないため長期間毎日服用することができる。 作用は弱いが長期間飲み続けることによって全身の状態を整え体質を強化することができる。 他の薬の副作用をやわらげる働きもある。 中薬; 治す作用は穏やかで作用で、新陳代謝の活性化する。 少量を毎日服用。 用量を守れば副作用の心配はあまりない。 下薬; 作用が強いため、即効性はあるが副作用のリスクも高いので多い量を長期間続けて飲むことはできない。 漢方薬の考え方からすれば西洋医学の薬はすべて下薬です。 ずっと飲み続けて健康な体を持続できるという薬ではありません。 薬のいらない健康な体を目指す時は漢方薬の出番です。 漢方専門薬局の漢方薬 西洋薬は病気の原因となっているところ、つまり健康な身体と違って異常な反応を起こしていたり、異常な動きをしている部分が正常に働くように薬品を用いて改善をはかるものです。 ですから機能性ディスペプシアのように炎症や潰瘍などの異常がみつからないものに向かないところがあります。 機能性ディスペプシアを 西洋薬で治療する場合、消化管運動機能改善薬と酸分泌抑制薬の二種類がファーストチョイスで、場合によって 抗不安薬、抗うつ薬が加えられます。 これらで改善が見られない場合、 他の選択肢はあまりない、というのが現実です。 そのため次の手段として漢方薬を用いることがよくあります。 六君子湯(りっくんしとう)、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、安中散(あんちゅうさん)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)などが一般的で、病院の保険診療内で処方してもらうこともできます。 ですが西洋医学的治療をメインとする病院で出す漢方薬と、漢方専門薬局で出す漢方薬は、たとえ同じ名称の漢方薬であってもその違いは明確でなければなりません。 ひとつに、 取り扱う漢方薬の種類が、保険診療内で扱えるものよりも漢方専門薬局は豊富ですから、身体にあったものをお出しできる点で違っています。 また、これは例えですが、腕のいい寿司職人であってもオムレツを作らせたら、年季の入った洋食屋の料理人が作るものにはかなわないのではないでしょうか。 卵の混ぜ方から、火加減、フライパンに入れるタイミング、フライパンを返すタイミングなど、同じ卵という材料を使ったものであっても、加減、タイミングといった経験によって別のものが仕上がってきます。 体質を見極め、その方に合った漢方薬を選ぶこと、胃腸の具合や体質が変わってくれば、それに合わせて漢方薬の種類を変えるなど、漢方薬専門薬局として30年近く営んできた和漢堂ならではの違いを漢方薬を通してお伝えしたいと願っています。 根本解決をめざすなら漢方薬 漢方薬で慢性的な病気を改善する場合、 比較的に穏やかな中薬で症状の改善を目指し 、よくなってきたら上薬に切り替えるようにしていきます。 薄紙を剥ぐような少しずつの改善ですが、いつのまにか胃の存在を忘れていた。 そんな治癒の仕方ができるのが漢方薬です。 効果はあるが飲み続けると副作用が出るような薬よりも、体に害がなく効き目は穏やかでも長期間飲み続けることで効果を発揮する薬を格上にランク付けすることからも漢方薬の人の自然治癒力を重要視する価値観がうかがえます。 綱渡りのときに持つ長い棒は、身体が右に傾いたら左に振ります。 ですが体の重心が真ん中に戻ってきたときには棒もまっすぐに戻さないと、今度は身体が左に引っ張られて傾いてしまいます。 薬も体のバランスの乱れを正すためのものですから一時的に作用の強い薬を飲んだとしても身体のバランスが整ってきたらそれに合わせて中庸なものに変えないといけません。 身体の状態を見ながら漢方薬の種類を変えていくサジ加減。 漢方専門薬局としてお客様と対峙して来た和漢堂ならではの知識と経験が生かされます。 遠方の漢方薬局よりも身近に 昔と違い、現在は電話やインターネットが 発達しているので、ご自身で良いと思う病院や薬局を 探して相談できる環境はそろっています。 漢方薬自体は昔からある伝統的な薬ですが、昔と違うのは今は電話やインターネットで全国の漢方薬局に相談できることです。 薬を宅配することもできますから遠方の方や、ご来店の時間がなかなかとれないという時でも、行きつけの気心知れた漢方薬局の漢方薬を飲むことができます。 ホームページでその薬局の得意とする病気、店の雰囲気などを知り比較することができますので どこに住んでいても納得のいく薬局を自分で選ぶことができます。 遠方からわざわざ足を運び、通える範囲でしか漢方薬を手に入れるしかなかった時代とは隔世の感があります。 機能性ディスペプシア(FD)という病気について、大変だなぁと感じるのはどんなことですか? なんといっても、 あちこち検査しても原因がはっきりしないのに胃痛・胃もたれ・腹部の張りなどの症状が常にあり、それがいつまでも続くのではないかという不安だと思います。 もちろん日常の食生活に差し障わりますし、その事が原因で精神的にまいってしまったり、 過敏性腸症候群や慢性便秘・逆流性食道炎・不安症など他の症状まで併発している方も多くいらっしゃいます。 機能性ディスペプシア(FD)の患者さんが犯しがちな誤った生活習慣や治療はありますか? 市販の胃薬や整腸薬で一時的に症状を和らげるようなことを安易に続けないようにお願いしたいです。 一般医薬品は通常症状の緩和には働きますが、症状の根本的な解決にはなりませんし、続けていくうちに症状の悪化を引き起こすこともありますので、注意が必要です。 以前、血液検査でアルミニウムの異常蓄積が見つかった患者さんがいらっしゃいました。 話を聞くと、歴史ある有名な一般医薬品の胃薬をずーっと飲み続けていたといいます。 この薬には制酸剤としてアルミニウム系の成分が含まれており、添付文書にも長期連続服用はしないでくださいと明記してあるのですが、いい薬だと思い込んで安心して飲み続けていらっしゃったのです。 機能性ディスペプシア(FD)との付き合い方として1つアドバイスするとしたら 慢性の症状は心まで蝕んでいきます。 胃潰瘍等の病気ではないのですから、逆に 機能を整え高めれば治る症状です。 過度に不安にならずにお過ごしいただきたいと思います。 漢方ならではのメリットはなんでしょうか? 胃は独立した臓器ではありません。 身体の水の流れ、気の流れ、血の流れ、全てを整えてはじめて胃の調子も整ってきます。 ですから実は、胃の症状だけに効く漢方薬というのはありません。 機能性ディスペプシア(FD)の患者さんの多くはその他の症状も抱えている方が多いので、胃の症状だけでなく、全身そして心のバランス、全体を治していける事が最大の漢方薬のメリットでしょう。 漢方相談を受ける時に気をつけていることは? 漢方による治療は胃の症状だけを見ていてはできません。 全身の状態、あるいはその方の生活習慣から性格的なことまで知る必要がありますから、胃には全く関係のない話題まで兎に角じっくり話に耳を傾けるが大事だと考えています。 機能性ディスペプシア(FD)という病気について、大変だなぁと感じるのはどんなことですか? 食べたいものが食べたい時に食べられない。 人に食事に誘われることを苦痛に感じてしまう。 精神状態ばかりを疑われ、うつや自律神経失調症などと診断をされる事で余計に悪循環に陥ってしまうなど。 他の人から理解されないことによっての苦痛も多いのではないでしょうか。 機能性ディスペプシア(FD)の患者さんが犯しがちな誤った生活習慣や治療はありますか? 漢方薬でも西洋薬でもそうですが、市販薬で自己流に対処をしていくと、 一時的に落ち着いたりしても、繰り返していくうちにどんどん治りにくくなっているケースがよくみうけられます。 機能性ディスペプシア(FD)との付き合い方として1つアドバイスするとしたら どうしても体調や季節によって、いいとき悪いときありますが、あまり一喜一憂せずに無理をしないことだと思います。 胃の調子だけに囚われず体全体に注意していく事が結果的に近道になる事が良くあります。 漢方ならではのメリットはなんでしょうか? 完全に良くなった時は漢方薬が症状を抑えているわけでなく、体がよくなって症状が出ないようになっているので、いつまでも漢方薬を服用しなければならない事にはなりません。 漢方相談を受ける時に気をつけていることは? 場合によっては小さい頃の過去にまで遡ってお話をお伺いしたりします。 どんな小さなヒントも見逃さないようにじっくりお聞きしてそれを活かし、出来るだけ最短の完治を目指しています。 機能性ディスペプシア(FD)という病気について、大変だなぁと感じるのはどんなことですか? 一番大変だなぁ、と感じるのは、 どんなに辛い症状が続いても、器質的な疾患がなく目に見えないということです。 「気のせいではないのか」と心無い言葉を掛けられた、という方のお話しをお聞きした時は胸が痛みました。 機能性ディスペプシア(FD)の患者さんが犯しがちな誤った生活習慣や治療はありますか? 胃の痛みを緩和する市販のお薬で、 胃酸を中和して胃壁や食道へのダメージを抑えるタイプのものがあり、飲んでいる方も多くいらっしゃいますが、このタイプの薬はタンパク質や油を分解しづらくさせ、胃もたれを助長させることがあります。 機能性ディスペプシア(FD)の治療に向いているとは言えません。 機能性ディスペプシア(FD)との付き合い方として1つアドバイスするとしたら 睡眠不足、不規則な食生活など、生活習慣・食習慣の乱れを改善することによって症状改善がみられる場合があります。 また、 高カロリー・高脂肪食が、胃もたれや胃の痛みを引き起こすことがあるためこれらを避けることで症状が軽くなることがあります。 また ストレスも悪化要因の一つとなっています。 この症状自体がストレス、という方も少なくないので難しい部分ではありますが、症状を悪化させないよう積極的なストレス解消が大切になります 漢方ならではのメリットはなんでしょうか? 症状を抑えるだけなら漢方薬以外でも可能なのかもしれません。 但し、症状が出ないようにしていく為には 根本的な体調・体質の改善が必要であり、 その場合は漢方薬が有効です。 どんな疾患の方もそうですが、一番の希望は症状を気にすることなく毎日を過ごし ていけることなのではないでしょうか。 そのお手伝いが出来る、ということが漢方ならではのメリットだと思います。 漢方相談を受ける時に気をつけていることは? その方その方の心と身体に寄り添うこと。 どういった体調・症状が気になっているのか、しっかりと受け止めること。 その気持ちを持ち続けることが、一番重要だと思っています。 もし、自分が同じ症状であったなら、どうだろうか。 そういった想像力を持ってお客様の声を傾聴出来るよう努めています。

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機能性ディスペプシア経験者のブログまとめ3+6記事

機能 性 ディスペプシア 漢方

機能性ディスペプシアに効果が確認されている漢方薬3つ 以下の3つの漢方薬は、機能性ディスペプシアに効果があることが確認されています。 六君子湯• 半夏瀉心湯• 半夏厚朴湯 論文などを引用しつつ紹介していきます。 1.六君子湯 六君子湯(りっくんしとう)は「胃もたれ感」,「食後早期飽満感」,「心窩部痛」,「心窩部灼熱感」に効果があることが論文で報告されています。 六君子湯は「胃もたれ感」,「食後早期飽満感」,「心窩部痛」,「心窩部灼熱感」に対して投与2週後で改善効果を示した.• 胃切除の既往歴患者の「胃もたれ感」,「食後早期飽満感」,「心窩部痛」,「心窩部灼熱感」は2週~8週後にかけて改善が認められた.• 患者印象度は,軽度改善以上が84. 六君子湯の服薬状況は,87. また、こんな記事も見つけました。 六君子湯は,胃運動機能の貯留・排出の両面に影響し,機能性ディスペプシアなどの症状改善に有効な漢方薬である 1)。 半夏厚朴湯にも腹痛,消化不良,便秘の改善効果がある 2)。 しかし,機能性消化管疾患診療ガイドライン2014では,漢方薬治療は初期治療(酸分泌抑制薬,消化管運動機能改善薬)が奏効しなかった場合の二次治療として提案されているにすぎない 3)。 漢方薬すべてに効果があるわけではなく,個々の漢方薬に対する有効・無効の症例選択が重要となる。 より引用 ポイントは早期飽満感,もたれ感,上腹部膨満などの食後愁訴症候群に有効であったこと,もう1つ重要なポイントは,上部消化管症状と精神症状をいずれも改善し,その改善度が相関していたことである。 その効果は内服後4週,長くて8週程度の使用で認められる。 上記2記事は漢方の選び方にも言及しているため結構有益かと思います。 ぜひチェックしてみてください。 2.半夏瀉心湯 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)は「早期満腹感」、「上腹部熱感」、「胃もたれ」に効果があるという研究結果がある漢方薬です。 半夏瀉心湯は神経性胃炎の適応を持ち, 上腹部不定愁訴などに対する臨床報告は散見されるものの, 精神的要因に関連した調査はほとんど見当たらない. 今回, 精神的要因が強く疑われる症候性胃炎について半夏瀉心湯の有効性を検討した. (中略) 心理的ストレスなどの精神的な要因の関与が疑われる症候性胃炎患者に対して半夏瀉心湯は良い適応になると考えられる. より引用 僕のFDは完全にストレスが引き金になっているので、購入して試してみることにしました。 効果があると良いんだけど、、、 3.半夏厚朴湯 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は,「咽中炙臠」や「腹満」に効果があることが確認されている漢方薬です。 我々は以前より,半夏厚朴湯が機能性ディスペプシア(functional dyspepsia=FD)患者の消化管機能に影響を及ぼし,消化器症状を改善させることを報告してきたが,今回半夏厚朴湯の使用目標の有無と消化管機能,消化器症状の関連について検討した。 これらの結果から, FD患者における半夏厚朴湯の臨床効果は,「咽中炙臠」や「腹満」といった伝統的に用いられてきた半夏厚朴湯の使用目標の有無と密接に関連すること,またこれらが 科学的妥当性に裏付けられた,漢方処方運用における有用な使用目標である可能性が示唆された。 より引用 また、六君子湯と同様に、半夏厚朴湯もにも掲載されています。 機能性ディスペプシアに対応可能な漢方専門薬局 機能性ディスペプシア(FD)が治らず困っていたら、 漢方専門薬局に相談してみるのもいいかもしれません。 その理由は、漢方薬に詳しい医師は数が限られており、一方で、漢方を使ってFDを改善したという話を多く目にするからです。 例えば、神奈川県にあるでは全国からFDの相談があるようです。 処方箋で扱っている漢方とは別に、自分に合った調号をしてもらえるのがメリットです。 気になる方は一度電話で相談してみるといいかも。 遠方の人でも、「電話相談+漢方薬の郵送」で対応可能です。 実際僕もメールと電話で相談してみたのですが、多くの例で、1年くらいの服用で改善しているそうです。 改善後は、投薬中止できているとか。 実際に話を聞いてみて、気になった点は、 けっこう費用がかかるということです。

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機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の原因・症状・治療方法

機能 性 ディスペプシア 漢方

胃もたれや胃痛などの 「機能性ディスペプシア」に苦しんでいる方へ、漢方薬で改善する方法を紹介します。 胃もたれや胃痛が慢性的にずっと続いていると、「胃がんができているのではないか」と心配になると思います。 勇気をふりしぼって胃カメラを受けると、「異常はないですよ」と言われ拍子抜けすることがほとんどだと思います。 「 自分は常に胃もたれや胃痛を感じているのに、どうして異常がないのだろう」と不思議に思うことはありませんか? 医者が言う「異常がない」とは、「目に見える胃がんや胃潰瘍がない」と言うことです。 また特に食道がただれていなくとも、症状から「逆流性食道炎でしょう」と言われることもあります。 これは「 半分正解で、半分当たっていません」。 その理由は、 逆流性食道炎と機能性ディスペプシアはオーバーラップしている場合が多いからです。 両者の区別がしにくいのですね。 他の言い方をすれば、逆流性食道炎は機能性ディスペプシアでもあるし、機能性ディスペプシアは逆流性食道炎とも言えます。 医者の解釈の仕方で、診断名が変わってくると言うことです。 しかし 診断名が変わると、処方されるお薬も変わってくるので大きな違いとなります。 逆流性食道炎と診断されるときは、たいてい「胃酸を抑えるお薬」が処方されます。 機能性ディスペプシアと診断されたとき(逆流性食道炎と診断されるよりずっと頻度は低いですが)は、「胃の運動機能改善薬」が処方されます。 機能性ディスペプシアは、胃カメラで異常が目に見えない「胃運動機能の異常」ですので、医者サイドからはあまり診断したくない疾患です。 なぜなら 目に見えない異常は、診断を決意することに勇気がいるからです。 胃潰瘍があれば胃潰瘍の内服をすればよく、胃がんがあれば手術を受けると言う1対1対応ができるので、診断・治療に困りません。 しかし目に見える病気がないと、この 「いかようにも診断」できることが医者にとっては厄介なのです。 そして胃が動いていないのに、逆流性食道炎として 胃酸を抑えるお薬が出ていると、逆に消化が悪くなってしまうこともよく見受けられます。 胃酸分泌抑制薬の内服のために、機能性ディスペプシアから抜け出せなくなる罠にはまってしまうことがあるのです。 胃酸分泌抑制剤で効かなかったら、機能性ディスペプシアとして「胃の運動機能改善薬」を飲んだ方が良いことがあります。 前置きが長くなりましたが、上記のように症状がなかなか良くなりにくい疾患と言われています。 機能性ディスペプシアは、 消化器内科の医者が「治療したくない疾患」のベスト3に入っていると思います。 そんな 「なんとも言えない」疾患においては、漢方薬が合う人がいます。 どの漢方が機能性ディスペプシアにどのように効いてくるのか1つずつ見てみましょう。 「六君子湯」は胃壁の知覚過敏を取り、胃の排出能を高めてくれる 「六君子湯」は胃腸をよくする漢方の中では、一番よく使われているものになります。 六君子湯は 食欲がないときの漢方ですが、機能性ディスペプシアにも効果があり、胃壁の知覚過敏を取り胃の排出能を高めてくれます。 機能性ディスペプシアかなと思ったら、一番に飲んでみると良いと思います。 漢方は「胡散臭いもの」と医者からも患者さんからも思われていることが多いのですが、効く人には効きますのでまずは試してみてください。 補足ですが、「グレリン」と言う物質が働き、マウスの実験で加齢による変化(心疾患や脳疾患)に保護する作用があると言われています。 六君子湯を飲み続けると、 長寿になる可能性があると言うことです。 また六君子湯には 「気」を持ち上げる作用があるので、鬱々として気分が晴れない機能性ディスペプシアの方にも効果があります。 「半夏瀉心湯」が胃もたれに良い 「半夏瀉心湯」は、ツムラで売り上げ上位に入る人気の漢方薬です。 どちらかと言うと 体型ががっちりしている逆流性食道炎の方に出すことが多いのですが、六君子湯があまり効果がなかった場合に処方することがあります。 また 細かいことがいちいち気になってしまうタイプの方に、含まれている「 半夏」と言う生薬が効き、「気がついたら胃の症状が気にならなくなってきた」と言う治り方をします。 胃もたれを改善する方法の紹介はコチラ🔽 3. 「安中散」は胃が痛い方に良い 「胃もたれはあまり気にならないが、いつもみぞおちあたりが痛む」と言う方も多いです。 胃痛の原因は、胃壁の知覚過敏と言われていますが、それ以外にも「便秘」や「小腸のガス」が原因になって胃がパンパンになって痛いと言うことがあります。 胃腸運動改善薬で便秘が良くなると同時に、胃痛も取れてくることがありますので、まずは胃の運動機能改善薬から試していただきたいと思います。 漢方では、 「安中散」が 胃痛に効きやすい傾向があります。 安中散の飲み方としては、 食前よりも「完全な食間」で内服した方が効くと患者さんが教えてくれました。 「食間」は一番内服が継続しにくい方法なのですが、これで効果が出るならば試す価値はあると思います。 漢方で大切なのは、「 トライ&エラー」です。 「漢方はすぐに効かない」と言う都市伝説がありますが、効果がある場合は大体数日で出てきます。 2週間内服して症状が変わらない時は、どんどん他の漢方を試したり加えたりして、「自分オリジナルの漢方改善方法」を見つけてください。 漢方を選ぶのが楽しくなってきたとき、 胃の症状は知らずのうちに消えているかもしれません。 「機能性ディスペプシア」についてもっと詳しく知りたい方はコチラ🔽 「機能性ディスペプシア」が起きる原因と背景を知りたい方はコチラ🔽.

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