オペ ナーシング。 【2020年度版】手術室新人看護師の勉強におすすめの本・参考書を紹介

新人必読!-オペナーシング4月号『手術室看護師一年生ステップアップマニュアル』

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「えっ? 知らないんですか? 今は胸骨圧迫とAEDだけで人工呼吸はしなくていいんですよ?」 という論調のもの。 中には、 「教員なのに救命講習を受けてないの?」とか 「本当に先生? 文句を言いたいだけの勉強不足の人なんじゃない?」という人まで。 発言している人のほとんどが、その論拠としているのが、「消防署からレクチャーを受けました」とか「昔、講習会でそう聞いたような…」程度の聞きかじり。 でも、論調は強め、断定的なのです。 さらには医療従事者を名乗る人が「人工呼吸より胸骨圧迫とAED!」と言って、その論調を後押ししていたり。 看護師してどうコメントする? 論拠をもって答える 看護師の皆さんは、これをどう考えますか? リアル社会の小学校教諭をしている友達からの相談だったら、なんてアドバイスします? 新型コロナウイルスの問題もあるし、やっぱり人工呼吸はしない方がいいのでしょうか? 命に関わることですから、中途半端には答えないほうがいいですよね。 それがプロというもの。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が懸念されるこの時期、濃厚接触となるだけではなく、唾液に触れることになる救命処置をどうしたらいいのか、という点は、医療界ではすでに指針が出されていますので、皆さんもある程度は病院の現場で聞いていると思います。 そして、つい先日、一般市民向けの蘇生法指針も厚労省から発表されました。 昔受けた講習の聞きかじりではなく、そうしたきちんとした論拠をもって対応したいですよね。 厚労省が出したコロナ時代の市民救命の指針 大人と子どもの違いが明確に 5月21日付で、厚生労働省のホームページに下記の文書が掲載されました。 [PDF形式:71KB] 短い文書なので、ぜひぜんぶに目を通してほしいのですが、大人と子どもの蘇生では区別されているのがわかります。 心停止した大人に対しては、たとえその意志があっても呼気吹き込み式の人工呼吸はしないようにと書かれている一方、 子どもに関しては基本的には人工呼吸は必要、という明確な違いが打ち出されています。 理由もいちおう説明されていますが、BLS プロバイダーコースや PEARS プロバイダーコースで、小児蘇生をちゃんと学んでいる医療者にとってはあたりまえの話ですね。 つまり冒頭の小学校の先生への答えは… 小児BLS、しかも溺水前提の話をしているわけですから、人工呼吸をしなければ助かる見込みもありません。 そしてプール授業の学校の先生であれば、当然、溺水に備えているわけですから、 きちんとした感染防護具を備えておいて、ためらうことなく人工呼吸ができるように訓練しておきましょう! というのが答えになります。 今の時代、さすがにビニールシートと不織布でできたフェイスシールド人工呼吸はありえないんじゃないかなと思います。 せめて一方向弁がついたポケットマスクを備えておくべきでしょうね。 AEDが不要とは言いません。 日本の市民向けのプロトコルであれば、小児であってもAEDが優先でいいと思いますが、「ショックは不要です」と言われる可能性は理解しておかないといけないし、そうであればこそ、人工呼吸は絶対に必要です。 なんで素人が命に関する不確かな発言をしちゃうんだろう? この Twitter のコメント欄を見ていて、非常に空恐ろしいものを感じました。 ド素人である第三者が、うろ覚えの知識で、プロとして救護責務がある小学校教員に 間違ったことを講釈している わけですから。 誰も悪気はないのはわかっています。 しかし、なんでろくすっぽ知らないことに首を突っ込んでいくのだろうかと不思議でなりません。 正義感なんでしょうか? こうしてデマが作られて、広がっていくんでしょうね。 救命法に関することを自分ごととして考えている人なのでしょう。 その価値がわかっているから知らない人に教えてあげたいという素直な気持ちは理解できますが、中身は命に直結することなのですから、もう少し慎重に発言してほしいところです。 確かに、2010年以降、日本の蘇生ガイドラインでは、 一般市民 は大人と子どもの蘇生は区別しなくていいいということになっていますが、 医療者や小学校教職員や保育士は別 です。 このあたりことももう少し知られたほうがいいんじゃないでしょうか? また、一般市民は仮に間違った蘇生法をしたとしても、責任を問われることはありませんが、学校の先生は違いますからね。 そのことを知らずに自分の尺度と正義感で、素人がプロに噛み付いていく様子。 痛々しいというか、なんというか。 彼ら彼女らに救命法を教えた指導員の責任もあると思います。 看護師の皆さんは、ぜひここは正しく理解しておいてくださいね。 善意の救護と、業務上の救護の違いについて、また子どもの救命と人工呼吸の重要性について、参考ブログ記事へのリンクをいくつか貼っておきます。

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「えっ? 知らないんですか? 今は胸骨圧迫とAEDだけで人工呼吸はしなくていいんですよ?」 という論調のもの。 中には、 「教員なのに救命講習を受けてないの?」とか 「本当に先生? 文句を言いたいだけの勉強不足の人なんじゃない?」という人まで。 発言している人のほとんどが、その論拠としているのが、「消防署からレクチャーを受けました」とか「昔、講習会でそう聞いたような…」程度の聞きかじり。 でも、論調は強め、断定的なのです。 さらには医療従事者を名乗る人が「人工呼吸より胸骨圧迫とAED!」と言って、その論調を後押ししていたり。 看護師してどうコメントする? 論拠をもって答える 看護師の皆さんは、これをどう考えますか? リアル社会の小学校教諭をしている友達からの相談だったら、なんてアドバイスします? 新型コロナウイルスの問題もあるし、やっぱり人工呼吸はしない方がいいのでしょうか? 命に関わることですから、中途半端には答えないほうがいいですよね。 それがプロというもの。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が懸念されるこの時期、濃厚接触となるだけではなく、唾液に触れることになる救命処置をどうしたらいいのか、という点は、医療界ではすでに指針が出されていますので、皆さんもある程度は病院の現場で聞いていると思います。 そして、つい先日、一般市民向けの蘇生法指針も厚労省から発表されました。 昔受けた講習の聞きかじりではなく、そうしたきちんとした論拠をもって対応したいですよね。 厚労省が出したコロナ時代の市民救命の指針 大人と子どもの違いが明確に 5月21日付で、厚生労働省のホームページに下記の文書が掲載されました。 [PDF形式:71KB] 短い文書なので、ぜひぜんぶに目を通してほしいのですが、大人と子どもの蘇生では区別されているのがわかります。 心停止した大人に対しては、たとえその意志があっても呼気吹き込み式の人工呼吸はしないようにと書かれている一方、 子どもに関しては基本的には人工呼吸は必要、という明確な違いが打ち出されています。 理由もいちおう説明されていますが、BLS プロバイダーコースや PEARS プロバイダーコースで、小児蘇生をちゃんと学んでいる医療者にとってはあたりまえの話ですね。 つまり冒頭の小学校の先生への答えは… 小児BLS、しかも溺水前提の話をしているわけですから、人工呼吸をしなければ助かる見込みもありません。 そしてプール授業の学校の先生であれば、当然、溺水に備えているわけですから、 きちんとした感染防護具を備えておいて、ためらうことなく人工呼吸ができるように訓練しておきましょう! というのが答えになります。 今の時代、さすがにビニールシートと不織布でできたフェイスシールド人工呼吸はありえないんじゃないかなと思います。 せめて一方向弁がついたポケットマスクを備えておくべきでしょうね。 AEDが不要とは言いません。 日本の市民向けのプロトコルであれば、小児であってもAEDが優先でいいと思いますが、「ショックは不要です」と言われる可能性は理解しておかないといけないし、そうであればこそ、人工呼吸は絶対に必要です。 なんで素人が命に関する不確かな発言をしちゃうんだろう? この Twitter のコメント欄を見ていて、非常に空恐ろしいものを感じました。 ド素人である第三者が、うろ覚えの知識で、プロとして救護責務がある小学校教員に 間違ったことを講釈している わけですから。 誰も悪気はないのはわかっています。 しかし、なんでろくすっぽ知らないことに首を突っ込んでいくのだろうかと不思議でなりません。 正義感なんでしょうか? こうしてデマが作られて、広がっていくんでしょうね。 救命法に関することを自分ごととして考えている人なのでしょう。 その価値がわかっているから知らない人に教えてあげたいという素直な気持ちは理解できますが、中身は命に直結することなのですから、もう少し慎重に発言してほしいところです。 確かに、2010年以降、日本の蘇生ガイドラインでは、 一般市民 は大人と子どもの蘇生は区別しなくていいいということになっていますが、 医療者や小学校教職員や保育士は別 です。 このあたりことももう少し知られたほうがいいんじゃないでしょうか? また、一般市民は仮に間違った蘇生法をしたとしても、責任を問われることはありませんが、学校の先生は違いますからね。 そのことを知らずに自分の尺度と正義感で、素人がプロに噛み付いていく様子。 痛々しいというか、なんというか。 彼ら彼女らに救命法を教えた指導員の責任もあると思います。 看護師の皆さんは、ぜひここは正しく理解しておいてくださいね。 善意の救護と、業務上の救護の違いについて、また子どもの救命と人工呼吸の重要性について、参考ブログ記事へのリンクをいくつか貼っておきます。

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