マリオ ソニック オリンピック 2020。 マリオ&ソニックAT東京2020オリンピック/2020競技一覧と操作

【レビュー】マリオ&ソニックAT 東京2020オリンピック [評価・感想]

マリオ ソニック オリンピック 2020

何故かと言うと今作は「東京2020オリンピック」を題材にしているからです。 良いところ 日本の文化を堪能出来る ぼくが本作を購入した最大の理由は 「東京2020オリンピック」が題材であるからなんですが、その期待には応えてくれました! 単純に「東京2020オリンピック」の種目が収録されているのはもちろん、日本の文化を堪能出来ますから。 例えばBGMには和楽器が使用されているんですよ。 マリオ、ソニック本編では和のテイストってほとんどないのでこれは嬉しい! さらにストーリーモードでは東京駅周辺を散策することも出来るんです! スカイツリー、東京タワー、雷門、東京ドーム etc… 有名な東京のロケーション、ランドマークを眺めることが可能で、夢のコラボレーションを果たしています。 嬉しいのが、各エリアを彷徨いているキノピオに話しかけると東京のランドマークについて色々話をしてくれること。 こんなこと、「スーパーマリオ」本編ではあり得ませんから、不思議な感じがしました。 それは、マリオとソニックたちが本格的なスポーツを楽しんでいることで生まれるシュールさです!w マリオは様々なスポーツゲームを発売していますが、本作はさらに一歩飛び抜けた競技に挑戦しています。 例えばマリオたちが「空手」で勝負する競技も収録されているんですよ。 あのマリオたちが本格的なフォームで空手をするなんて他のシリーズ作品では考えられませんでした。 その影響もあるのでしょうか?マリオたちが普段見せない動きをするのでシュールな感じがするんですw 「マリオたちにこんな一面があったんだ!?」 本作をプレイしてそんな印象を持ちました。 サクッと楽しめるオリンピック競技 本作には「東京2020オリンピック」の種目が21種類収録されています。 その多くは30秒未満で終わってしまうほどアッサリしていますが、 スコアを競う楽しさを感じました。 初見はルールや操作を覚えないといけないのであまり良いスコアは出せません。 それだけに「もう1回!」と続けてプレイしてしまうんですよ。 一定のスコアを超えることでアワードが貰えるので、各種目をやり込む楽しさもあります。 8bitのグラフィックでボイスはどうなの?と思いがちですが、1964年の雰囲気は出ている気がします。 肝心の種目は「東京2020オリンピック」版とは別物なので、単純に10種目がプラスされているかのよう。 自由な発想で作られたドリーム競技 実在する大会を題材にしたゲームはリアリティが求められます。 そのため自由な発想では作りにくく感じられました。 本作の場合、マリオやソニックの世界観に合わせてデフォルメされていますが、それでもユーモアに欠けるところがあります。 そういう意味でドリーム競技が3種目収録されているのが嬉しかった! 収録されているのは「ドリームレーシング」「ドリームシューティング」「ドリーム空手」。 いずれも「」や「」のようにハチャメチャなノリで作られているので、 「そうだよ!これがマリオのゲームなんだよ!」 と思いました。 やっぱりぼくは現実世界に存在する競技のゲーム化よりも自由な発想で作られたゲームの方が好きみたい。 本編を完全否定していますやん 東京を題材にした10種類のミニゲーム ストーリーモードでは東京を題材にした10種類のミニゲームも楽しめます。 東京という制限はありますが、 こちらも自由な発想で作られているので楽しめました! 例えば「」のようなスニーキングミッションが収録されているんですよ。 8bitのマリオたちがステルスアクションを繰り広げるってなんてシュールなw それ以外にもミニゲームには東京だけではなく「」や「」のオマージュも含まれていて見どころ満載でした。 これも「東京2020オリンピック」という半世紀に一度あるかないかと言える一大イベントあってのことでしょう。 10種類のミニゲームはプレイしていて感慨深く感じました。 何気に見どころ満載のストーリーモード 東京2020オリンピック、東京1964オリンピック、ミニゲーム。 このように本作は合計すると40種類以上ものゲームが収録されています。 ストーリーモードはそれらのゲームを1つにまとめる役割を果たしていました! どんな内容なのかと言うと、ストーリーに沿って各種目を順番にプレイしていくアドベンチャー形式のモードになります。 オリンピック競技をプレイするための動機付けではありますが、 何気に見どころも多いんですよ! 大きな要因となっているのが、2つの視点からストーリーが描かれていること。 マリオ、ソニック、クッパ、ドクター・エッグマン。 2大シリーズのヒーロ VS ヴィランとも言える彼らはレトロゲーム機の中に閉じ込められてしまい、脱出方法を探します。 さすがにこれだけ多いと各ゲームの出来にバラツキを感じました。 中には「もう1回やりたい!」となるほど面白いゲームもありますが、その一方で「もうやらなくて良いかな」と感じるゲームも見受けられます。 また、1ゲームが10秒程度で終わるゲームもあれば3分以上の長丁場になるゲームもあるのでそのギャップに驚かされましたw プレイタイムが長い=作り込まれたゲームとは言えませんが、一体、この差は何なんでしょうか?w 個人的に好きな競技は「サーフィン」。 この競技では波に乗ってスコアを稼いでいくことになります。 スコアを稼ぐには様々なトリックを行えば良いんですが、画面上に表示されたボタンをタイミング良く入力しないといけません。 そこに面白さを感じたので、上手くトリックを決めるために何度もプレイしてしまいましたw 水の表現も透明感があって美しく、数ある競技の中でもダントツで完成度が高く感じます。 操作やルールが分かりにくい一部のゲーム 一部のゲームは操作やルールが分かりにくく感じました。 例えば「やり投」は再現度こそ高いものの操作に関してはややこしくて覚えるまでに少し時間が掛かります。 家族が揃ってスコアを競う場合、公平な試合をするのは難しいんじゃ? ストーリーモードではそんなゲームで対決する時もあるので苦戦しました。 まあ、3回連続で負けた場合、そのゲームをスキップすることも出来ますが・・・。 機能を果たしていないオンラインモード 本作では「東京2020オリンピック」「ドリーム競技」の計24種目でオンライン対戦が出来ます。 が、ほとんど機能を果たしていません。 24種目でオンライン対戦できるのは良いんですが、それぞれを選択して部屋を立てる仕様になっているんですよ。 それ故にコミュニティが分散されてしまい、参加者が集まるのに時間が掛かってしまいます。 クイックマッチ機能があったら良かったんですが、そんなものはありません。 加えて本作はファミリー層メインのゲームなので、ローカルプレイがメインになってくるでしょう。 にも関わらずこんな仕様ではオンライン対戦が機能する訳がありません。 全世界のプレイヤーと楽しめるからすぐにマッチングするもんかと楽観視していたのかも知れませんが、 発売週の土日でさえも時間が掛かりました。 1種目のプレイ時間よりも待ち時間が遥かに上回るようではやる気がしません。 全体のまとめ 「東京2020オリンピック」を中心としたミニゲーム集。 東京を中心とした日本の文化が描かれているのも日本人としては嬉しく、「」シリーズのような記念碑的な価値を感じます。 ・東京2020オリンピックを楽しみにしている人。 こんな人にはおススメできない。 ・1人でコアなゲームをガッツリ楽しみたい人。

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『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック™』ゲーム情報第4弾公開 !

マリオ ソニック オリンピック 2020

セガゲームスは2019年11月1日,Nintendo Switch用タイトルを発売した。 本作は,マリオやソニックとその仲間たちが,2020年夏に開催となる 「東京2020オリンピック」(以下,東京2020)に参加するオリンピック公式ビデオゲームで,同大会のみならず,今から55年前, 1964年の東京オリンピックもフィーチャーしている。 注目の新競技や,1964年大会を意識したレトロテイストの競技も楽しめる本作のプレイレポートをお届けしよう。 最大4人までプレイ可能で,ローカル通信やネットワークプレイにも対応している マリオとソニックが登場するオリンピック公式ビデオゲームとしては,2007年発売の 「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」から数えて6作目となる本作。 タイトル画面をはじめとした一部のBGMには三味線などの和楽器を採用しているなど,日本での開催であることがアピールされている。 記念すべき自国開催ということで,特別に力が入っている印象だ。 種目は21種類(2020年競技)+10種目(1964年競技)+3種目(ドリーム競技)。 「ワンマッチ」モードならすぐに遊べる 東京2020の競技は 21種目が収録されている。 そのうち, 「スポーツクライミング」「サーフィン」「スケートボード」「空手」の4種目は新たにオリンピックの正式種目として採用される競技である。 スポーツクライミングは,左右の手をタイミングよく伸ばし,制限時間内にできるだけ高く登る。 スタミナの回復も重要だ 迫る波に乗ってトリックを決めていくサーフィン。 大きな波が来たときは,チューブライドのチャンスだ。 波の表現にも注目 スケートボードは専用のコースで行うパーク競技を収録。 サーフィンとはまた違う,グラインドやグラブなどのトリックを決める 空手は1対1の対戦格闘で,突きや蹴りなどを決めてポイントを取っていく。 一撃必殺の技が決まることも 競技に挑むのは,マリオとソニックそれぞれの仲間たち20人に加えて,ストーリーモードの進行によって参加する競技ごとのゲストキャラクターだ。 競技に合わせてキャラクター別のアスリートルックが楽しめるのが,本作のポイントで,新たにデザインされた空手の 胴着やサーフィンの ウエットスーツなども収録されている。 陸上や体操など,オリンピックらしい花形種目もゲームとして完成している 収録種目は全体的に新しい競技が中心となっていて,ワールドカップで注目を集めたラグビーや,レースゲームのようなタイムアタックが楽しめる障害馬術,フェンシングやボクシングをはじめとした対戦競技など,実にバラエティに富んでいる。 記録を伸ばして競うものと,対戦をして勝敗を競うものがバランスよく揃っていて,オンラインプレイにも対応しているので,1人でも多人数でも遊べるのが嬉しい。 以前エクストリームスポーツのゲームにはまったことのある筆者は,サーフィンやスケートボードを重点的に遊んでいた。 個人競技でも自由度の高いこれらの種目は,得点を伸ばすためのトリックの出し方など,極め甲斐があると感じられた。 ラグビーは7人制で,スピード感のある展開が遊んでいて気持ちいい。 サッカーとはまた違う魅力のある種目だ 障害馬術は,障害をうまく避けてスタミナとスピードを維持しつつ,タイムを伸ばしていく。 2対2の団体戦もある 本作は,2度目の東京開催を記念し,アジアで初めての大会となった 1964年東京オリンピックの種目を10種収録している。 画像を見ていただければわかる通り,レトロな世界観に合わせて グラフィックスはすべてドット絵になっており,「スーパーマリオブラザーズ」と「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」シリーズで使われたものをそのまま使用している。 登場当時のドット絵で競演するキャラクターたち 55年前に実際に行われた10種目を用意。 バレーボールの「東洋の魔女」をリアルタイムで見ていた読者はいるのだろうか 面白いのは,ドット絵で描かれたキャラクターの アニメーションパターンも基本的に当時のままだということだ。 使用できるキャラクターは8人いるが,中でも ピーチは,オリジナルの「スーパーマリオブラザーズ」ではワールド8-4クリア時の救出シーンに登場するのみであり,アニメーションパターンはほぼないに等しかった。 そのため,サブキャラクターとして登場するキノピオとともに, 上下に小刻みに動いているだけというのがなんともシュールで味がある。 ピーチは,どの競技に挑んでもいい味を出してくれる 一方のソニックたちは,16ビットハード「メガドライブ」で発売された「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」シリーズのキャラクターであり,敵キャラであったエッグマンにもドット絵のアニメーションが用意されている。 8ビット時代と16ビット時代のキャラクターの違いを楽しむとともに, ファミコンとメガドライブのドットキャラクターが任天堂ハード上で競演するという,オールドファンにとっては実に感慨深いものがあった。 ちなみに競技のBGMはレトロテイストあふれるチップチューンとなっており,ラジオから流れてきたかのようなノイズが乗った実況音声も流れ,時代背景を演出している。 柔道は1964年東京オリンピックで初めて正式種目となった競技だ このほかに3つの 「ドリーム競技」が収録されている。 スポーツとはまた違う,アクションゲームのようなゲームデザインで,これがまたよくできている。 「ドリームレーシング」は,エアボードに乗ったキャラクターがトリックを決めながら走るレースで,「ソニックフリーライダーズ」を思わせるし,アイテムなどのラインナップは「マリオカート」的でもある。 コースは「メトロポリス」のみだが,たくさんあればこれだけで1本のゲームができそうなぐらい完成度が高い内容だ。 マトを撃って競う 「ドリームシューティング」,そして格闘ゲームと陣取りを融合させた 「ドリーム空手」もよく考えられたルールで,ワイワイ楽しめる対戦ツールとしての価値をさらに高めている。 レースゲームとしても完成度の高いドリームレーシング。 未来のオリンピック競技をイメージしているのだろうか ソロプレイ専用の 「ストーリーモード」は,「TOKYOオリンピック64」というゲーム機の中に吸い込まれ,1964年の東京に飛ばされてしまったマリオ&ソニックたちと,それを助けようとする2020年のルイージ&テイルスたちによる, 2つの視点で展開していく。 内容もかなり凝っていてとても楽しめるコンテンツだ。 レトロなゲーム機の中に吸い込まれてしまうマリオやソニックたち 1964年と2020年の世界でストーリーが進行していく 各所に置かれたオブジェを集めると,オリンピックやマリオ&ソニックに関するトリビアが見られるように ストーリーモードには3DCGの2020年,ドット絵の1964年という2つの世界の東京のマップが登場する。 さまざまなスポットや競技場を行き来して,会話の合間に挿入される競技に挑んでいくというのが基本的な流れだ。 ストーリーモードに登場する競技はほかのモードで最初からすべて遊べるものだが,物語の進行と共に2つの時代の競技が順番に登場するので,最初に遊ぶのならこちらのほうがドラマチックに映るだろう。 1964年と2020年の東京を行き来してストーリーを進めていく。 ちょっとしたアドベンチャー的な要素も また,ストーリーの展開によって, さらなるミニゲームも10種類登場する。 すべて東京の名所を舞台とした内容で,中にはどこかで遊んだことがあるような気がする,ちょっと懐かしいルールのものも用意されている。 こちらもストーリーモードでミニゲームを一度プレイすると,「マイデータ」の「ゆうぎじょう」からいつでも遊べるようになる。 競技やミニゲームは全部で44種類もあり,本作を1本持っていれば1人でも複数でも,自宅でも出先でも楽しめる。 パーティーゲームとしても優秀であることは間違いない。 隅田川や東京タワーなど,名所が舞台となったミニゲーム。 シンプルながら熱くなれるものが揃っている 操作は「Joy-Con」や「Switch Proコントローラー」を使った「ボタンプレイ」のほか,Joy-Conのモーションセンサー使った 「体感プレイ」も用意されている。 Joy-Conを握って振る体感プレイは,競技とのシンクロ率も高まって没入感も増す。 ゲーム開始時に操作を選べる。 ゲーム中はいつでもルールや操作方法を確認可能だ もはや定番といった感じもあるお祭り的なシリーズだが,日本での開催ということで本作はやはり 特別だということが,ゲームをプレイしてしみじみと感じられた。 単に競技数が多いだけでなく,1964年東京オリンピックも扱うことで, 幅広い年齢層を意識した,メモリアル感を演出している。 現地取材により実名で登場する競技場や,ストーリーモードに用意されたトリビアなど,自国開催のオリンピックイヤーの記念碑的な作品としても価値があるので,ぜひ手に取ってプレイしてほしい。

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マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック Nintendo Switch版 HAC

マリオ ソニック オリンピック 2020

セガゲームスは2019年11月1日,Nintendo Switch用タイトルを発売した。 本作は,マリオやソニックとその仲間たちが,2020年夏に開催となる 「東京2020オリンピック」(以下,東京2020)に参加するオリンピック公式ビデオゲームで,同大会のみならず,今から55年前, 1964年の東京オリンピックもフィーチャーしている。 注目の新競技や,1964年大会を意識したレトロテイストの競技も楽しめる本作のプレイレポートをお届けしよう。 最大4人までプレイ可能で,ローカル通信やネットワークプレイにも対応している マリオとソニックが登場するオリンピック公式ビデオゲームとしては,2007年発売の 「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」から数えて6作目となる本作。 タイトル画面をはじめとした一部のBGMには三味線などの和楽器を採用しているなど,日本での開催であることがアピールされている。 記念すべき自国開催ということで,特別に力が入っている印象だ。 種目は21種類(2020年競技)+10種目(1964年競技)+3種目(ドリーム競技)。 「ワンマッチ」モードならすぐに遊べる 東京2020の競技は 21種目が収録されている。 そのうち, 「スポーツクライミング」「サーフィン」「スケートボード」「空手」の4種目は新たにオリンピックの正式種目として採用される競技である。 スポーツクライミングは,左右の手をタイミングよく伸ばし,制限時間内にできるだけ高く登る。 スタミナの回復も重要だ 迫る波に乗ってトリックを決めていくサーフィン。 大きな波が来たときは,チューブライドのチャンスだ。 波の表現にも注目 スケートボードは専用のコースで行うパーク競技を収録。 サーフィンとはまた違う,グラインドやグラブなどのトリックを決める 空手は1対1の対戦格闘で,突きや蹴りなどを決めてポイントを取っていく。 一撃必殺の技が決まることも 競技に挑むのは,マリオとソニックそれぞれの仲間たち20人に加えて,ストーリーモードの進行によって参加する競技ごとのゲストキャラクターだ。 競技に合わせてキャラクター別のアスリートルックが楽しめるのが,本作のポイントで,新たにデザインされた空手の 胴着やサーフィンの ウエットスーツなども収録されている。 陸上や体操など,オリンピックらしい花形種目もゲームとして完成している 収録種目は全体的に新しい競技が中心となっていて,ワールドカップで注目を集めたラグビーや,レースゲームのようなタイムアタックが楽しめる障害馬術,フェンシングやボクシングをはじめとした対戦競技など,実にバラエティに富んでいる。 記録を伸ばして競うものと,対戦をして勝敗を競うものがバランスよく揃っていて,オンラインプレイにも対応しているので,1人でも多人数でも遊べるのが嬉しい。 以前エクストリームスポーツのゲームにはまったことのある筆者は,サーフィンやスケートボードを重点的に遊んでいた。 個人競技でも自由度の高いこれらの種目は,得点を伸ばすためのトリックの出し方など,極め甲斐があると感じられた。 ラグビーは7人制で,スピード感のある展開が遊んでいて気持ちいい。 サッカーとはまた違う魅力のある種目だ 障害馬術は,障害をうまく避けてスタミナとスピードを維持しつつ,タイムを伸ばしていく。 2対2の団体戦もある 本作は,2度目の東京開催を記念し,アジアで初めての大会となった 1964年東京オリンピックの種目を10種収録している。 画像を見ていただければわかる通り,レトロな世界観に合わせて グラフィックスはすべてドット絵になっており,「スーパーマリオブラザーズ」と「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」シリーズで使われたものをそのまま使用している。 登場当時のドット絵で競演するキャラクターたち 55年前に実際に行われた10種目を用意。 バレーボールの「東洋の魔女」をリアルタイムで見ていた読者はいるのだろうか 面白いのは,ドット絵で描かれたキャラクターの アニメーションパターンも基本的に当時のままだということだ。 使用できるキャラクターは8人いるが,中でも ピーチは,オリジナルの「スーパーマリオブラザーズ」ではワールド8-4クリア時の救出シーンに登場するのみであり,アニメーションパターンはほぼないに等しかった。 そのため,サブキャラクターとして登場するキノピオとともに, 上下に小刻みに動いているだけというのがなんともシュールで味がある。 ピーチは,どの競技に挑んでもいい味を出してくれる 一方のソニックたちは,16ビットハード「メガドライブ」で発売された「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」シリーズのキャラクターであり,敵キャラであったエッグマンにもドット絵のアニメーションが用意されている。 8ビット時代と16ビット時代のキャラクターの違いを楽しむとともに, ファミコンとメガドライブのドットキャラクターが任天堂ハード上で競演するという,オールドファンにとっては実に感慨深いものがあった。 ちなみに競技のBGMはレトロテイストあふれるチップチューンとなっており,ラジオから流れてきたかのようなノイズが乗った実況音声も流れ,時代背景を演出している。 柔道は1964年東京オリンピックで初めて正式種目となった競技だ このほかに3つの 「ドリーム競技」が収録されている。 スポーツとはまた違う,アクションゲームのようなゲームデザインで,これがまたよくできている。 「ドリームレーシング」は,エアボードに乗ったキャラクターがトリックを決めながら走るレースで,「ソニックフリーライダーズ」を思わせるし,アイテムなどのラインナップは「マリオカート」的でもある。 コースは「メトロポリス」のみだが,たくさんあればこれだけで1本のゲームができそうなぐらい完成度が高い内容だ。 マトを撃って競う 「ドリームシューティング」,そして格闘ゲームと陣取りを融合させた 「ドリーム空手」もよく考えられたルールで,ワイワイ楽しめる対戦ツールとしての価値をさらに高めている。 レースゲームとしても完成度の高いドリームレーシング。 未来のオリンピック競技をイメージしているのだろうか ソロプレイ専用の 「ストーリーモード」は,「TOKYOオリンピック64」というゲーム機の中に吸い込まれ,1964年の東京に飛ばされてしまったマリオ&ソニックたちと,それを助けようとする2020年のルイージ&テイルスたちによる, 2つの視点で展開していく。 内容もかなり凝っていてとても楽しめるコンテンツだ。 レトロなゲーム機の中に吸い込まれてしまうマリオやソニックたち 1964年と2020年の世界でストーリーが進行していく 各所に置かれたオブジェを集めると,オリンピックやマリオ&ソニックに関するトリビアが見られるように ストーリーモードには3DCGの2020年,ドット絵の1964年という2つの世界の東京のマップが登場する。 さまざまなスポットや競技場を行き来して,会話の合間に挿入される競技に挑んでいくというのが基本的な流れだ。 ストーリーモードに登場する競技はほかのモードで最初からすべて遊べるものだが,物語の進行と共に2つの時代の競技が順番に登場するので,最初に遊ぶのならこちらのほうがドラマチックに映るだろう。 1964年と2020年の東京を行き来してストーリーを進めていく。 ちょっとしたアドベンチャー的な要素も また,ストーリーの展開によって, さらなるミニゲームも10種類登場する。 すべて東京の名所を舞台とした内容で,中にはどこかで遊んだことがあるような気がする,ちょっと懐かしいルールのものも用意されている。 こちらもストーリーモードでミニゲームを一度プレイすると,「マイデータ」の「ゆうぎじょう」からいつでも遊べるようになる。 競技やミニゲームは全部で44種類もあり,本作を1本持っていれば1人でも複数でも,自宅でも出先でも楽しめる。 パーティーゲームとしても優秀であることは間違いない。 隅田川や東京タワーなど,名所が舞台となったミニゲーム。 シンプルながら熱くなれるものが揃っている 操作は「Joy-Con」や「Switch Proコントローラー」を使った「ボタンプレイ」のほか,Joy-Conのモーションセンサー使った 「体感プレイ」も用意されている。 Joy-Conを握って振る体感プレイは,競技とのシンクロ率も高まって没入感も増す。 ゲーム開始時に操作を選べる。 ゲーム中はいつでもルールや操作方法を確認可能だ もはや定番といった感じもあるお祭り的なシリーズだが,日本での開催ということで本作はやはり 特別だということが,ゲームをプレイしてしみじみと感じられた。 単に競技数が多いだけでなく,1964年東京オリンピックも扱うことで, 幅広い年齢層を意識した,メモリアル感を演出している。 現地取材により実名で登場する競技場や,ストーリーモードに用意されたトリビアなど,自国開催のオリンピックイヤーの記念碑的な作品としても価値があるので,ぜひ手に取ってプレイしてほしい。

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