川崎 協同 病院 事件。 【印刷用】川崎協同病院事件判決要旨/東京高裁

【印刷用】川崎協同病院事件判決要旨/東京高裁

川崎 協同 病院 事件

2007年03月01日 木 00時00分 川崎協同病院事件、高裁が減刑判決(朝日新聞) 終末期医療をめぐって殺人罪に問われ、28日、東京高裁で減刑の有罪判決を受けた川崎協同病院(川崎市)の元呼吸器内科部長・須田セツ子被告(52)は判決後、「死は厳粛で、身近な存在。 (医師が)患者と家族との問題に立ち入っていくのは難しい」と報道陣の取材に語った。 高裁は家族から治療中止の要請を受けたとする須田医師の主張を否定できないとした。 「一部に事実誤認はあるが、素晴らしい判決をいただいた」と笑顔を見せた。 川崎協同病院を退職後、横浜で診療所を開設した。 逮捕で診察を一時中断したほかは休診日も往診に出る生活という。 判決前、朝日新聞の取材には、こう語っていた。 「尊厳死の要件をどうするべきか、といった難しい話は、正直、私にはわからない。 苦しみ、困っている人を見ると本能で動いてきた。 人の苦しみを見て見ぬふりをすることがあってはならない。 それに尽きる」.

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「気管チューブ抜去・薬剤投与死亡事件」への声明

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はじめに 昨年12月7日に川崎協同病院「気管チューブ抜去・薬物投与死亡事件」の当事者の一人である須田セツ子医師の刑事裁判の最高裁判決がでました。 その内容は「本件における気管内チューブの抜管行為をミオブロックの投与行為と併せ殺人行為を構成するとした原判断は(高裁)、正当である。 」というものです。 しかし、須田医師のこの判決を批判する発言が新聞雑誌などのマスコミに取り上げられています。 さらに須田医師が「私がしたことは殺人ですか?」という著作を発刊して以来、終末期(注1)のあり方に関心が集まっております。 終末期医療や延命治療(注2)中止の問題について、医療界をはじめ国民的に活発な議論が行われることは、私たちとしても必要だと考えています。 しかし、その議論のもととなる個々の事例や事件については、まずは冷静に事実を見極める必要があります。 須田医師は、亡くなられた患者が「終末期」であり、救命が困難で回復の見込みがないという判断のもとに「延命治療の中止」の処置を行なったと述べています。 当病院としては、須田医師の助からないという病状判断は誤りであったと判断しています。 病状は、治療に全力をあげるべき時期であったこと、さらに、この患者は脳死状態(注3)でもなく、植物状態(注4)でもなく、「終末期」でもありませんでした。 事実の経緯と合わせて医学的な見地から上記について当病院の見解を記します。 入院時から肝機能障害は認められますが、急激な悪化は見られていません。 腎機能も一貫して正常で尿量も保たれ、血圧、心電図などから循環動態は安定しています(図1参照)。 38~39度の発熱が持続して白血球と炎症反応が増加し、細菌感染に起因する敗血症を合併していた可能性がありますが、16日の胸部レントゲン写真では、左下肺に軽度の無気肺(気管支の一部がつまりその部分のみ空気の出入りがない状態)が認められる程度で、明らかな肺炎像は認められません。 喀痰については6日に黄色ブドウ球菌、腸球菌、11日には緑膿菌の検出が報告され、16日に採取し19日に届いた培養結果は、肺炎球菌、緑膿菌、セラチア菌の3種ですが、それぞれ抗菌薬に多剤耐性とはなっておりません(表1参照)。 適切な抗菌薬を選択すれば治療は可能です。 須田医師の診療録記載にも13日「痰も多くない、もう少しこのままいきそう」、16日「LEVEL,呼吸状態とも変化ない」とあり、死を予測させるような病態の変化はありません。 以上から事件当日の患者は、須田医師が判断した「回復の見込みがない」、「救命は難しい」という結論をだせる病状にはなく、全身管理を行いながら、細菌感染症の治療に全力をあげるべき時期と考えます。 そして気道の感染を左右する喀痰の管理、ならびに喀痰による気道閉塞を防ぐための最適な処置は気管切開(注6)であり、その処置を行うことが可能な病状でした。 脳死状態でも、植物状態でもなかった、ましてや「終末期」ではない この状態であれば、本来なら病状評価のため、脳や肺のCT検査などが行われてしかるべきと考えますが、診療録上このような検査の検討がなされた形跡はありません。 しかし、このような検査がなされていなくても、患者に安定した自発呼吸があることから脳死状態ではなく、植物状態とも言えない時期であることは明白です。 治療によって回復の可能性のあることとあわせて、「終末期」と判断する病態ではありません。 しかし、これらの病態について須田医師の診療録では、主治医となった4日の時点で「9割9分は植物状態」、自発呼吸が回復し安定している8日には「9割9分9厘は脳死状態でしょう」と、誤った説明を患者の家族にしています。 これは、患者の病状とは大きくかけ離れた断定的評価です。 医療倫理上許されない行為 亡くなられた患者の病態と、それに対する処置について、川崎協同病院は、次のように判断しました。 1、このように意識障害のある患者の治療では気道の確保が原則である。 2、この患者の病態における気道の確保と吸痰のため、そして酸素投与のための経鼻挿管チューブの抜去及びセルシン4アンプル、ドルミカム7アンプル以上などの鎮静剤(注7)、・筋弛緩剤(注8)であるミオブロック3アンプルの投与は確実に死をもたらす。 以上の点から、当病院は、須田医師の処置が医療倫理上許されない重大なものであると判断し、社会的批判は覚悟のうえ、本人に反省を促し自首を勧め、事実関係を公表しました。 法廷での証人の発言は、それぞれが記憶に基づいて事実を真摯に述べたものであり、病院が偽証を勧めたことは断じてありません。 また、遺族への民事的補償は、医療倫理上許されないという判断のもとに行ったのであります。 一人で決めない、一度で決めない 須田医師は、著書『私がしたことは殺人ですか?』(青志社、2010,4,17発行)のなかで、「終末期かどうか、延命治療の中止は一人で判断するものであり、客観的データではなく、その場の空気で判断するもので、ご家族からの同意書などは必要ない」という見解を示しています(p40-43を要約。 私たちは、当時の医療管理の不十分さと集団医療の不徹底について反省し、この事件を教訓として、外部評価委員会のご意見を参考にし、医療スタッフも患者、家族も「一人で決めない、一度で決めない」を基本としてきました。 その上で、インフォームド・コンセントを改善し、人権尊重の医療を展開し、再発防止のために努力していく覚悟でおります。

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【刑法判例】川崎協同病院事件(治療行為の中止)の要点をわかりやすく解説

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【川崎協同病院】病院からの説明 新型コロナウイルスの院内感染か?と報じられている 川崎協同病院ですが、病院からの説明はどのようなものだったのでしょうか? 現在までに第8報まで「新型コロナウイルス感染症患者の発生のご報告」として、 川崎協同病院のホームページに掲載されています。 4月29日付第1報 <第一報>入院していた患者が他の病院に転院してから新型コロナウイルスに感染していたことがわかり、 大部屋の同じ病室で入院していた他の2名の感染が確認されました。 新型コロナウイルス感染症患者の発生のご報告 当院における新型コロナウイルス感染症発生の経過をご報告いたします。 2020年4月16日、当院救急外来へ肺炎の診断で他診療所より紹介入院した患者様に、新型コロナウイルスPCR検査を実施いたしました。 結果は陰性だったため、病歴を踏まえ間質性肺炎と判断し、治療を行いました。 その後、状態が悪化したため4月24日に 他病院に紹介・転院し、転院先の病院で 行われたPCR検査(2回目)が25日に陽性と判明したと保健所よりご報告をいただきました。 当院入院中、 上記患者様は4月20日から24日まで4床部屋におられたため、同室患者様のPCR検査を実施したところ、4月28日に2名の感染を確認いたしました。 同2名は他院(感染症指定医療機関)へ転院し、治療を継続しております。 現在、所轄保健所の指導の下、関係スタッフの健康チェックとPCR検査を行い、感染拡大防止に全力で努めております。 また、当該の一般病棟での入退院の制限を設けております。 患者様・ご家族の方には、ご不安とご心配をお掛けし申し訳なく存じます。 今後も感染拡大防止に全力を尽くして参りますので、よろしくお願い申し上げます。 5月1日付第2報 <第2報>さらに 患者3名の新型コロナウイルス感染が確認されました。 5月3日付第4報 さらに 2名の職員の感染が報告されました。 当院における新型コロナウイルス感染症発生のその後の経過をご報告いたします。 本ホームページ上で 第3報までに11名の患者様の新型コロナウイルス感染及び職員1名の新型コロナウイルス感染を発表しております。 その後、本日までに職員2名の陽性を確認しております。 患者様からの陽性はありませんでした。 陽性者は感染症指定医療機関等に転院し療養を行っております。 5月4日付第5報 さらに 患者1名、職員1名の感染が報告されました。 当院における新型コロナウイルス感染症発生のその後の経過をご報告いたします。 その後、本日までに患者様から1名の陽性を確認し、職員から1名の陽性を確認しております。 陽性の患者様は感染症指定医療機関等に転院し療養を行っております。 5月5日付第6報 前回の5報以降はコロナ患者は出ていないということです。 当院における新型コロナウイルス感染症発生のその後の経過をご報告いたします。 その後の新型コロナウイルス感染は確認されておりません。 5月6日付第7報 他院に転院した 患者一人から新型コロナウイルスの感染が報告されました。 その後の経過をご報告いたします。 当院から他院(感染症指定医療機関)に転院された患者様の新型コロナウイルスPCR検査が陽性と判明したと、保健所よりご報告をいただきました。 本患者様は、既報でご報告したPCR検査陽性の患者様と同室だったため、当院で2回PCR検査行い、いずれも陰性でした。 接触状況と病状から新型コロナウイルス感染症を否定しきれなかったため、転院されるまで個室で対応させていただきました。 その他、当院での新たな新型コロナウイルス罹患者は確認されておりません。 5月8日付第8報 さらに 患者2人の感染が報告されました。 その後の経過をご報告いたします。 5月7日、 新たに2名の入院患者様が新型コロナウイルスPCR検査陽性と判明しました。 うち1名は、新型コロナウイルス感染が発生した病棟に入院中の方です。 もう1名は、同病棟から別病棟に4月24日に転棟していた方です。 転棟前におられた病棟で新型コロナウイルス感染症が確認されたため、念のため、PCR検査を行なう傍ら、隔離対応し経過をみていました。 2回目までのPCR検査は陰性でしたが、3回目で初めて陽性が確認されたため、ここにご報告申し上げます。 5月13日付第9報 さらに 患者1名の感染が報告されました。 その後の経過をご報告いたします。 5月12日、 新たに1名の入院患者様が新型コロナウイルスPCR検査陽性と判明しました。 本患者様は、新型コロナウイルス感染症の患者様が14名発生した病棟に入院中でした。 現在は、感染症指定医療機関に転院されています。 院内感染で死亡した方 川崎協同病院の入院患者の90代女性が亡くなったと報道されています。 川崎市では感染が判明していた90代女性が死亡した。 死亡した女性は、患者や看護師ら関係者計19人に感染が広がっている川崎協同病院(同市川崎区)の入院患者で、7日に陽性が判明していた。 さらに、 川崎協同病院で陽性患者と同じ部屋に一時期入院していた 70代男性が亡くなったと報道されています。 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、川崎市は12日、感染が判明していた高津区の70代男性が死亡した、と発表した。 市内の死亡は17人目。 院内感染が発生した川崎協同病院(川崎区)で一時期、陽性患者と同じ部屋に入院していた。 川崎協同病院コロナ院内感染に関わる問い合わせ先 新型コロナウイルス院内感染に関わる問い合わせに関して、川崎協同病院は専用問い合わせ先を用意しています。

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